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焚き火キャンドルは、家でもアウトドアでも癒しの空間を感じられるアイテムです。薪がパチパチと燃えながら揺れる炎をみつめていると、忙しさから解き放たれた贅沢な時間を過ごせます。ついつい集めたくなるようなおすすめのキャンドルや活用法を紹介します。
 
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目次

焚き火キャンドルの選び方

焚き火や暖炉でくつろいでいるような心地よさとリアルな音と炎を感じられるキャンドルです。焚き火キャンドルの種類や特徴を知り、自宅やアウトドアなどのシチュエーションにあった商品を選びましょう。

焚き火キャンドルの種類と特徴

キャンドルの芯が木からできているため、火を灯すとパチパチと音が出るのが特徴です。炎の揺れや音には、「1 /f(エフぶんのいち)ゆらぎ」と呼ばれる不規則なリズムがあります。このリズムが人体のリズムと共鳴することで人は焚き火に癒しを感じるのです。

その癒しをキャンドルに閉じ込めたのが焚き火キャンドルです。種類は主に以下の3つです。

①伝統的な蜜蝋キャンドル
②香りあるアロマキャンドル
③火を使用しないLEDキャンドル

それぞれの特徴を紹介します。

①伝統的な蜜蝋キャンドル

ミツバチの巣から採れるロウを原料にしているキャンドルです。ビーズワックスとも呼ばれています。キャンドル以外にも化粧品・床のワックス・革製品のメンテナンスなどに使用されています。

天然100%の蜜蝋は保湿性が高く、火を灯すことで保湿成分がミストのように広がります。乾燥から肌を守る効果が期待できるので女性にはうれしいポイントです。さらに、蜜蠟の甘い香りで心が落ち着くでしょう。

また、空気中の花粉やホコリなどを包み込んで空気をきれいにします。ゆっくりと燃焼するためススが出ないのもGOODです。

蜜蠟は黄色と白の2種類に大別されます。黄色いものは精製されておらず、ビタミンやミネラルなどの保湿成分が豊富です。白いものは不純物を取り除いて精製されています。天然にこだわりたい人は黄色い蜜蠟を購入しましょう。

②香り付きアロマキャンドル

アロマオイルやエッセンシャルオイルなどがロウのなかに入っており、さまざまな香りを楽しめるキャンドルです。たとえば、眠れないときはラベンダー・レモンバーム・サンダルウッド、疲労を回復したいときはペパーミントやユーカリなどの香りがおすすめです。

また香りは嗅覚を通じて脳へ直接働きかけるため、リラックスさせるだけでなく、やる気が出たり集中力が増したりもします。その日の気分やシチュエーションで選ぶとよいでしょう。

天然素材から作られている蜜蠟やソイワックス、石油由来のパラフィンなど素材はさまざまです。香り・素材・デザインなどの選択肢の幅が広いので、女性だけでなく男性でも選びやすいでしょう。

③火を使用しないLEDキャンドル

本物そっくりなLEDを火の代わりに使っています。焚き火のような音は出ませんが、ススや火事の心配をしなくてもよいうえ、どこでも気軽に使えるため人気があります。調光できたり防水性があったりといった機能性に優れているものが多いため幅広いシーンで愛用できるでしょう。

電源の種類は、電池式・充電式・ソーラー式があります。電池式は安価で購入できるものが多く、コードをつなげなくてよいのがメリットです。単3電池を使用するものならば、キャンドルの光とそれほど変わらない光量を確保できます。

充電式は電池を変える手間がなく長時間使用できるといった便利さが利点です。電池式よりもやや高価ですが、長い目でみればコストを抑えられるでしょう。

太陽光で充電できるソーラー式は電池が不要なので非常に経済的です。日常やアウトドアで使用するだけでなく災害の備えにもなりますよ。ただし天候の影響を受けやすいので、キャンプで使用するときは天気予報をチェックしましょう。

自宅とキャンプ用のキャンドル選びの違い

自宅用の焚き火キャンドルを選ぶ際は、自分好みの香りやデザインを重視してください。インテリアにあわせたデザインでコーディネートしたり、部屋ごとに香りを変えたりといったアレンジを楽しめるでしょう。

また、キャンドルを置くランタンやキャンドルホルダーを活用することで安全かつ美しい照明効果がえられます

虫対策をする機会が多いキャンプでは虫除け効果のあるキャンドルが重宝されます。さらに、風の影響を受けにくくて防水性のあるものがよいでしょう。軽量でコンパクトなものなら、荷物の隙間に入れられるので楽に持ち運べますよ。

また灯りが必要なアウトドアでは、長時間燃焼する商品を選ぶのが大切です。使用するシーンや用途にあうキャンドルを使うことで、より快適で楽しいひと時をみんなと過ごせるでしょう。

[自宅編]おすすめの焚き火キャンドル

焚き火キャンドル

自宅用の焚き火キャンドルはどのようなものがよいのでしょうか?キャンドルの活用術や特徴を紹介します。

室内使用に適したキャンドルの特徴

リラックスできるアロマキャンドル、火を使わないLEDキャンドル、燃焼時間が短いティーライトキャンドルなどは室内で使いやすいといえます。

香りは、女性らしさを高めるフローラル系、リフレッシュできるハーブ系、明るく前向きになれる柑橘系、気持ちを落ち着かせるウッディ系などをチョイスしましょう。

インテリアを重視しておしゃれなキャンドルホルダーやプレートに飾るのもよいでしょう。安定感があって倒れにくいホルダーを選んでください。使用する際は火の管理に十分に注意しましょう。LEDキャンドルなら火の心配がないので室内でも気楽に使えます。キャンドルで物足りない人は、下記の記事で紹介しているフャイヤーポットもおすすめです。

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自宅でのリラクゼーションに最適なキャンドル術

疲れた日はアロマキャンドルをルームフレグランスの代わりにし、リラックススペースで癒されましょう。ラベンダーやマジョラムなどのハーブ系の香りはリラックスしやすいのでおすすめです。

少し大きめのボウルや深めのトレイに水を張ってキャンドルを浮かせるのもよいでしょう。花や葉も一緒に浮かべれば、香りとともに光の反射や揺れを楽しめますよ。

さらに、部屋の照明を抑えてキャンドルを間接照明として使用すれば部屋の雰囲気がグッと和らぎます。炎の光と影がまるで影絵のような世界観を演出するでしょう。瞑想(めいそう)するときのサポートグッズとしてもおすすめです。

バスタイムをキャンドルの灯りだけにしたり、ティーライトキャンドルをお風呂に浮かべたりして非日常を感じてみてはいかかでしょうか?

[キャンプ編]おすすめの焚き火キャンドル

焚き火キャンドル

自宅とはまた違ったキャンプでの活用方法を紹介します。

アウトドアでの使用に適したキャンドルの特徴

ガスやガソリンを燃料とするランタンほどの明るさや機能性はありませんが、キャンドル特有のやさしい光はアウトドアにもぴったりです。

自宅とは違って外では風の影響を受けるため、耐風性のあるキャンドルホルダーやランタンが必要です。風でキャンドルが転倒しても周囲に危険を及ぼさないような設計かを確認しましょう。

使用するランタンやホルダーは、地面やテーブルに置いて使う「置き型タイプ」や、ポールやランタンスタンドなどに吊るす「吊り下げ型タイプ」、どちらの使い方もできる「兼用型タイプ」があります。用途によって使い分けるとよいでしょう。

さらに、小さな容器におさまるほどコンパクトで軽量なものや折りたためるタイプであれば、持ち運びやすさと収納のしやすさに優れています。キャンドルランタンを下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

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キャンプでのムードづくりに最適なキャンドル術

やさしく灯す焚き火キャンドルは、幻想的でロマンティックなキャンプの夜を演出します。テーブルや地面に置くだけでやわらかな光に包み込まれるでしょう。食事中は香りがないタイプのキャンドルを飾ることで、食卓が華やいでよりアットホームな雰囲気になります。食後や就寝前はアロマでリラックスしましょう。レモンのようなシトロネラの香りなら、虫を寄せ付けずに快適な夜を過ごせますよ。

また、それぞれのキャンプコーデにあわせてキャンドルをデコレーションすると、自分らしいキャンプサイトを生み出せます。カラーやデザインが異なる複数のキャンドルを組み合わせれば、個性的で楽しい彩り豊かな雰囲気を演出できるでしょう。デコレーションとして使えるフレーム付きのキャンドルもあるのでぜひチェックしてみましょう。下記の記事で紹介している焚き火台などを一緒に使うと面白さが一層増しますよ。

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焚き火キャンドルのおすすめブランド3選

焚き火キャンドルのおすすめブランド3選
  • WoodWick
  • La Jolie Muse
  • YANKEE CANDLE

WoodWick

WoodWickは、アメリカ生まれの独特な焚き火キャンドルブランドで、その最大の魅力は、火を灯すと暖炉のように「パチパチ」と心地よい音を奏でる点にあります。

人気のシリーズは「トリロジー」シリーズです。これは、3層のカラーグラデーションが美しいキャンドルで、層ごとに異なるプレミアムフレグランスが配合されています。

また、「ジャーキャンドル」シリーズでは、自然木でできた芯を使用しており、これが燃えることで、たき火や暖炉のような音を実現しています。

La Jolie Muse

LA JOLIE MUSEは、。カリフォルニアを拠点に、2015年から高品質なキャンドルを中心に、収納用品、寝具、グリーン用品など、さまざまなホームデコのアイテムを販売しています。

LA JOLIE MUSEの製品ラインナップは、全体的に女性らしいデザインが特徴で、フェミニンなものからスタイリッシュなものまで幅広く揃っています。そのため、どんなインテリアにも合わせやすく、個人の好みに応じて選びやすいところが魅力です。

YANKEE CANDLE

YANKEE CANDLEのキャンドルは、一般的なアロマキャンドルと比較して3倍の香料を使用していることから、その強い香りはYANKEE CANDLEの特徴の一つとなっており、火を灯さなくても蓋を開けるだけで香りが広がり、ルームフレグランスとしても楽しめる点が高く評価されています。

日本では2006年からカメヤマが独占販売を手掛けており、日本国内でもその魅力が広がっています。

おすすめの焚き火キャンドル10選

室内でも野外でも楽しめる焚き火キャンドルを5つ紹介します。自分用だけでなく大切な人へのギフトにもぴったりなのでぜひ参考にしてみてください。

①WoodWick/ジャーキャンドル ラベンダースパ

ウッドウィックというブランドの名前の由来になっている、木の芯を使用したアメリカ生まれのアロマキャンドルです。ラベンダーとユーカリエッセンスが配合されたラベンダースパの香りで上質なリラックスタイムを味わえるでしょう。

また、蓋を開けるだけでもルームフレグランスとして楽しめます。自宅用や贈り物にもイチオシです。

WoodWick/ジャーキャンドル ラベンダースパ
WoodWick/ジャーキャンドル ラベンダースパ

②WoodWick/ハースウィック シーサイドミモザ

ソイワックスが配合されたオリジナルワックスと横に長い木の芯が特徴的です。エッセンシャルオイルを贅沢に加えているのが大きな魅力です。またシトラスとシャンパングレープの爽やかな香りを楽しめます。

木製の芯からはパチパチと心地よい音が聞こえ、暖炉の炎を眺めるように癒やされるでしょう。家族団らんの時間を自宅やキャンプでゆったりと過ごしたい人にぴったりです。

WoodWick/ハースウィック シーサイドミモザ
②WoodWick/ハースウィック シーサイドミモザ

③WoodWick/プチキャンドル

メタルキャンドルホルダー付きの、ウッドウィックのなかでも小さなサイズの焚き火キャンドルです。ホルダーを使用することでパチパチと音が反響して焚き火らしさが増します。スタイリッシュな柄から放たれる光と影の美しい模様が幻想的です。プチキャンドルなので持ち運びやすいのがGOOD。いろいろなホルダーに入れやすいためアウトドアでも活用できます。

またラベンダースパの香りは眠気を誘うため、入浴中や寝る前に火を灯すとぐっすり寝られるでしょう。さまざまなシチュエーションで活用したい人は購入を検討してみてください。

 WoodWick/プチキャンドル6個+選べるキャンドルホルダー
WoodWick/プチキャンドル6個+選べるキャンドルホルダー

④La Jolie Muse/Maelyn – Sandalwood & Patchouli 19.4oz Candle

天然のソイワックスとサンダルウッドオイルから作られた、パラベン&クルエルティフリーのキャンドルです。香りを嗅げば心が落ち着き、癒されながら眠れるでしょう。さらに揺れる炎がノスタルジックな雰囲気を演出します。

蓋付きなのでキャンドルの香りが長持ちします。また使いたいときはいつでもフレッシュな香りを堪能できるでしょう。おしゃれなガラス瓶は部屋にマッチしやすいため、インテリアの一部として置きたい人におすすめです。

LA JOLIE MUSE アロマキャンドル サンダルウッド&パチュリー
LA JOLIE MUSE アロマキャンドル サンダルウッド&パチュリー

⑤CITTA/アロマキャンドル

香りだけでなく高級感のあるデザインにもこだわった海外発祥のブランドです。ラベンダー・ローズマリーレモン・オレンジセラミックといった個性豊かな香りのなかから好みの香料を選べます。

また炎だけではなく、揮発するスピードの違いによる香りの変化を楽しめるのも魅力です。炎の揺らめきと香りで疲れた心を落ち着かせられますよ。インテリアに映えるモダンなスタイルが好みの人はぜひチェックしてみてください。

CITTA/アロマキャンドル
CITTA/アロマキャンドル

⑥YANKEE CANDLE バルサム&シダー

YANKEE CANDLEの「バルサム&シダー」は、バルサム、アロマティックなシダーウッド、ジュニパー・ベリーの香りを組み合わせ、森林のような魅力的な香りを演出します。

トップノートにはさわやかなシトラス、ハーブ、レッドベリーがあり、ミドルノートにはパインバルサム、シダー、サンダルウッドが香り、バニラ、ウォームアンバー、ムスクのベースノートで締めくくられます。

温かみのある森林の香りのため、家庭内でも自然を感じたい時やホリデーシーズンの飾りつけにベストです。

YANKEE CANDLE バルサム&シダー
YANKEE CANDLE バルサム&シダー

⑦YANKEE CANDLE /レモンラベンダー

YANKEE CANDLEの「レモンラベンダー」は、清潔感あふれる居心地の良い雰囲気を演出するキャンドルです。

このキャンドルは、ピリッとしたタンジーなレモンのシトラスと、甘いラベンダーの花の粉末が新鮮にブレンドされており、クリーンな香りを味わうことができます。
どの空間も明るく、心が落ち着く場所にできるところが大きな魅力です。

YANKEE CANDLE レモンラベンダー

⑧La jolie Muse/サンダルウッド&パチュリーの香り

La Jolie Museの「サンダルウッド&パチュリー」キャンドルは、上質なサンダルウッドオイルを主成分としており、健康を促進する目的で作られています。

このキャンドルのウッディな香りは、不安を軽減し、安らかな睡眠を促す効果があるとされています。そして長時間にわたり、家全体を穏やかで心地よい香りで満たしてくれます。

リビングルーム、ベッドルーム、バスタイム、瞑想時など、どんな場所でもその香りと炎の動きで心安らぐ時間を提供してくれるでしょう。

 La jolie Muse サンダルウッド&パチュリー
La jolie Muse サンダルウッド&パチュリー

⑨La jolie Muse/イランイランの香り

La Jolie Museの「イランイランの香り」キャンドルは、クチナシを中心に、チューベローズ、ジャスミン、ラベンダー、レッドベリー、バイオレットリーフを調合した、芳醇でフローラルな香りが特徴です。

このキャンドルはウッドウィックデザインを採用しており、天然素材から作られた無害なキャンドルに木製の芯を用いることで、燃焼時にススを出さず、長時間炎が踊るように揺れ動きます。

キャンドルは繊細なデイジーの模様が刻まれており、おしゃれなデザインのためインテリアとしても映えます。

 La jolie Muse イランイランの香り
La jolie Muse イランイランの香り

⑩La jolie Muse/ジャスミンの香り

ジャスミンの香りはストレスを和らげ、気持ちを明るく盛り上げてくれます。

ジャスミンの甘く、芳醇な香りは、日常生活の疲れを忘れさせ、ロマンチックな雰囲気を演出することができるでしょう。

エレガントなゴールド色のロゴマークが入ったおしゃれなパッケージは、バレンタインデー、誕生日、または特別な記念日のプレゼントにもおすすめです。

La jolie Muse ジャスミンの香り
La jolie Muse ジャスミンの香り

 

焚き火キャンドルのおすすめの香り

焚き火キャンドルのおすすめの香り
  • ジャスミン
  • イランイラン
  • リネン
  • ウッド

ジャスミン

ジャスミンの香りは、そのリラックス効果でよく知られています。主に、「リナロール」と「ベンゼルアセテート」という成分により、鎮静作用、抗不安作用、血圧降下作用があり、安眠効果も期待できることが科学的に示されています。

落ち込んだ気持ちを和らげ、ポジティブな心持ちへと導く力があるため、不安感の解消や気分の向上に役立つとされています。

イランイラン

イランイランの香りは、甘く独特な香りで知られ、アドレナリンの分泌を抑える効果があります。これにより、中枢神経がリラックスし、呼吸数と心拍数が穏やかになります。

このリラックス効果は、精神を落ち着かせることにも繋がり、不安発作やパニック障害の緩和、不眠症の改善にも役立つとされています。

特に、睡眠時に枕元にイランイランの香りのキャンドルを置くことで、より深い睡眠を取ることができるのでおすすめです。

リネン

リネンの香りは、清潔感と新鮮さを感じさせる香りとして人気があります。この香りは、しばしば衣類やシーツ、カーテンなどの布製品から感じ取れる、風通しの良い日の下で自然乾燥した後の爽やかな空気を思い起こさせます。

またリネンの香りには、家庭内の空間を清潔で快適な環境に変える効果があり、心を落ち着かせると同時に、リフレッシュさせる効果が期待できます。

香りが爽やかなため、リビングや寝室、バスルームなど家のどの部屋にも適しています。

ウッド

ウッディな香りは、その名の通り、森林や木々から感じる自然の香りを基調としており、深い落ち着きと温かみを感じさせます。この種類の香りは、サンダルウッド、シダーウッド、ベチバーなどの代表的なウッド香料から得られ、多くの人に愛されています。

ウッディな香りには、リラックス効果に加え、強壮効果によって集中力の向上が期待できるため、仕事や勉強をする際に使用するのもおすすめです。

焚き火キャンドルの安全な使い方

キャンドルは単に火をつければよいと思われがちですが、つけ方や灯す時間によってロウの減り方が変わります。また置く場所によっては香りが弱まる場合があります。

室内とアウトドアでの安全対策と正しい使い方を知り、お気に入りのキャンドルを長く愛用しましょう。

キャンドルの安全な点火と消火

キャンドルの点火や消火を正しく行い、火災にならないように気をつけるのが大切です。

点火するときの注意点

①キャンドルは、ガラスや陶器などの不燃性のホルダーやプレートにセットします。

②転倒しないように平らで安定した場所に置きましょう

③エアコンや扇風機の風があたるところは避けます。キャンドルの炎が風に吹かれて消えたり香りがしなくなったりするからです。

紙や布などの燃えやすいものが近くにないかをチェックしましょう。

⑤チャッカマンやマッチで芯の根元に点火します。芯の先につけると先だけが燃えて途中で消えてしまう場合があります

⑥初めて使用するときは、ロウ全体の表面が均等に溶けるまで2時間ほど燃焼させてください。こうすることでロウの溶け具合がかたよらず、芯の周りにできるくぼみを防げます。

⑦炎から煙が出たり、炎が大きすぎたりと不安定なときはいったん火を消しましょう。冷めてから芯を少し切り落として再点火すると安定しやすいでしょう。

消火器や水などの消火できるものを緊急時に備えて手元に置いておくとよいでしょう。

小さな子どもやペットの手が届かないところに置くようにしてください。

消火するときの注意点

①火を消すときは、キャンドルリッドやスナッファーの使用がおすすめです。溶けたロウが散ったり、煙が発生したりするのを防げます。なお、火花が飛び散るおそれがあるため水での消火は厳禁です。

息で勢いよく吹き消すと溶けたロウが飛び散るので注意しましょう。

③消したばかりのロウは熱くなっています。ロウが固まるまで動かさないのがポイントです。

高温多湿を避けた直射日光のあたらない場所でキャンドルを保管してください。

室内とアウトドアでのキャンドルの安全対策

室内では、カーテンや紙などの燃えやすいものから離して十分なスペースを確保します。またロウが流れたりススが出たりするので、エアコンや扇風機があたる場所は避けましょう。部屋を出る際や就寝時はキャンドルの火をしっかり消し、忘れずに最終確認をしてくださいね。

アウトドアでは風の影響を受けやすいため風よけやホルダーを活用してください。また風が強い日は使用を避けましょう

キャンドルを使用する際は、枯れ葉や草木などが周囲にないかを確認して火災のリスクを避けてください。また使い終わったあとは確実に火を消し、ロウが固まってから持ち運びましょう。

焚き火キャンドルを活用したアイデア集

焚き火キャンドル

キャンドルアレンジメントを自宅やキャンプで楽しむためのアイデアをいくつか紹介します。これらのアイデアを活用して部屋の雰囲気を変えたり、特別なイベントの演出に役立てたりしてみてください。

自宅でのキャンドルアレンジメントのアイデア

部屋のインテリアや用途にあわせてキャンドルアレンジメントを楽しんでください。

テーブルのセンターピースにする

センターピースとは、テーブルの中央に飾られるキャンドルです。テーブルの雰囲気が華やかになります。トレイ・プレート・キャンドルホルダーを使ったり、キャンドルの周りに花を配置したりして独自のデザインを楽しめますよ。

なお料理の匂いと焚き火キャンドルの香りが混じってしまうため、食卓で火を灯す場合は無臭のものを選びましょう。さらに、ほかのものに燃え移らないように注意してください。

季節のテーマに色をあわせる

季節に似合う色のキャンドルを選ぶことで、シーズンごとに部屋の雰囲気を変えられます。たとえば、春は花々をイメージしたパステルカラー、夏は海を連想させる青を中心にコーディネートするのがおすすめです。ハロウィンはオレンジや黒、クリスマスは緑や赤などとイベントごとにあわせるのもよいでしょう。

キャンドルの形や大きさにあわせる

キャンドルの形や大きさにあわせ、装飾を加えながらアレンジします。細長いキャンドルは、生花などで囲んでリング状にすればゴージャスさを演出できるでしょう。小さなキャンドルは、ツルなどの植物を使ってクリスマスリースのようにできますよ。

また、異なる形状や高さのキャンドルホルダーを組み合わせてバラエティ豊かでおしゃれな部屋にできます

シンプルに飾る

トレイやプレートを使って、部屋と同色系のキャンドルをシンプルにまとめます。部屋になじみやすいので、寝室やお風呂などのリラックススペースにぴったりです。木製の素材はナチュラルなあたたかみが感じられ、落ち着いた雰囲気で過ごせるでしょう。

キャンプでの焚き火キャンドルの楽しみ方

いつものキャンプに焚き火キャンドルをプラスしてひと味違った夜を楽しみましょう。

照明にプラスする

キャンプの夜は真っ暗なので、ろうそくの灯りだけでは明るさが足りません。ガスランタンやオイルランタンなどと一緒に補助の灯りとして取り入れると明るさや雰囲気が増します。キャンドルランタンにろうそくを入れて使用すれば風の影響が減って炎が消えにくくなります。

またキャンプでは長時間の灯りが求められます。燃焼時間が長いものなら途中で消える心配がありませんよ。

ムードづくりをする

焚き火キャンドルのやわらかな炎は、心を落ち着かせたムードづくりに役立ちます。焚き火キャンドルをテーブルやテント内に設置すれば、リラックスした空間で友達や家族とのトークを楽しめるでしょう。

焚き火キャンドルは、パチパチとした心地よい音とあたたかい炎でリラックス効果をもたらすアイテムです。リビングや部屋でのムードづくりやインテリアに活用してもGOOD。アウトドアで活用しやすい持ち運びやすさも大きな魅力です。ただし、取り扱う際は上記で紹介した点をしっかりと守りましょう。また、デザインがおしゃれなのでギフトにも向いています。それぞれの好みにあった商品をチョイスして楽しんでくださいね。

ライター

Yuki

幼少期からキャンプや釣り、スキーなどを楽しむアウトドアファミリーで育つ。10代後半は1人旅にハマりヨーロッパや北米を中心としたトラベラー期となる。現在もスキー、スノーボード、ダイビングなど海や山で活動中。「愛する登山」は低山から厳冬期の雪山まで季節問わず楽しむhike&snowrideなスタイル。お気に入りの山は立山連峰!Greenfield登山部/部長の任命を受け部活動と執筆活動に奮闘中。