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注目が集まっている<ガレージブランドの焚き火台。サイトを彩るおしゃれなデザインと、機能性の高さが魅力です。本記事ではおすすめのブランドをはじめ、焚き火台の選び方のコツや相性のよい製品、メンテナンス方法などを詳しく紹介します。
 
「おすすめの焚き火台ガレージブランド13選」をすぐに見たい人はこちら 

ガレージブランドとは

ガレージブランドとは、小規模メーカーや個人が生産するブランドのことです。語源は自宅のガレージのような、身近な場所で製品を手作りするイメージから来ています。一般的な大量生産品とは異なり、職人の技術と創造性が反映された製品を提供しているのが特徴です。

ガレージブランドの焚き火台は、キャンパーや登山好きの間で人気が高まっています。その理由は以下のとおりです。

  • 個性的なデザインのものが多く、キャンプサイトの雰囲気をグッと引き上げてくれる
  • ユーザー目線で設計された製品が多く使い勝手がよい
  • 高品質な素材を使い作り込まれた製品が多く、長く愛用できる
  • アイテムに希少性が高い

誰とも被らないおしゃれなギアを使いたいといった理由から、ガレージブランドの需要はどんどん高まっています。次項ではガレージブランドの歴史を掘り下げ、トレンドの焚き火台の傾向をお伝えします。

ガレージブランドの歴史とトレンド

ガレージブランドの歴史は、1990年代にアメリカで始まりました。当時のアウトドアブランドはメジャーブランドが主流でしたが、メジャーブランドにはないオリジナリティあふれるデザインと、高品質な素材を使用した作り込みで人気を集めました。

2000年代のはじめには、日本で登山を楽しむ人がブログ記事で情報収集をし、国内で発売されていないガレージブランドのギアを個人輸入して、登山やキャンプに取り入れていたようです。ただし、ガレージブランドの一般的な認知度はまだまだ低く、一部の感度の高い人たちの間で流行っていただけに過ぎませんでした。

日本でガレージブランドに大きな注目が集まったのは、2010年代以降です。その理由は以下のとおりです。

  • インターネットの普及により、個人が情報発信・受信しやすくなった
  • インフルエンサーが魅力的で稀少なガレージブランドの製品を発信した
  • 人とは違ったギアを使いたいニーズが高まった

人気が高まるとともに、国内でも調理器具やキャンプ用のファニチャー、焚き火台など、さまざまなキャンプギアを生産するガレージブランドが生まれました。キャンプ人口が増えるにつれ、「人と違った個性的なギアが欲しい」「もっと使い勝手のよいギアはないのか?」といったニーズが増えたからです。

では、ガレージブランドの焚き火台のトレンドはどのようなものでしょうか?主に以下のような特徴があります。

  • ファッション性が高く、炎の見えかたにこだわったもの
  • 折りたたみ式で軽量コンパクトにこだわったもの
  • オプションパーツで使い勝手を自由にカスタムできるもの

このようなポイントを押さえた、ガレージブランドの焚き火台が国内メーカーから多くリリースされています。ユーザーにとっては選択肢が多く、自分にぴったりの焚き火台を探すのにうれしい状況といえるでしょう。

ガレージブランドの焚き火台の魅力

焚き火台 ガレージブランド

ガレージブランドの焚き火台の一番の魅力は、その個性的なデザインです。キャンプサイトの雰囲気をグッと高めるインテリアのようなルックスに注目が集まっています。

デザインのほかに、高品質な素材を使用し、職人の技術をおしみなく注いでいる商品が多いのも魅力のひとつです。

焚き火台を製造しているガレージブランドのなかには、もともと金属加工業を長年営んできた会社が多くあります。そのようなメーカーは、いわば金属のプロといっても過言ではありません。高い技術を持った職人が素材にこだわり、妥協することなく製品を作っています

これらの理由から、ガレージブランドの製品はデザインだけでなく、耐久性も評価され、注目を集めているのです。

ガレージブランドの焚き火台は生産数が少ないため、すぐにソールドアウトになってしまう商品も多くあります。その反面、他のキャンパーと差別化を図りたいユーザーニーズと所有欲を満たしてくれます。

大量生産品に比べて価格が高くなってしまう点はデメリットといえますが、多少高価でも高品質なものが多く、満足度の高い焚き火台を見つけられるでしょう。

ガレージブランドとメジャーブランドの焚き火台の違い

ガレージブランドとメジャーブランドの焚き火台の違いを詳しく説明します。

ガレージブランドとメジャーブランドの焚き火台の違い
  • デザインの違い
  • 昨日の違い
  • 価格の違い

デザインの違い

ガレージブランドからは個性的なデザインの焚き火台が多くリリースされています。その理由は、制作者自身がキャンパーなことが多く、「人と違ったギアを使いたい」といったユーザーの思いをとらえた製品を生産しているからです。

一方、メジャーブランドの製品は、どんなユーザーにも扱いやすい製品を提供することが求められることから、デザインは画一的になる傾向にあります。キャンプに慣れてきた人にとっては、物足りなく感じてしまう場合もあるでしょう。

その点では、ガレージブランドは特定のユーザーに受け入れられればOKというスタンスがとれます。そのため、ファッション性とデザインに徹底的にこだわった焚き火台を生産できるのです。

機能の違い

ガレージブランドの焚き火台には個性的な機能があるものが多く見られます。たとえば、焚き火台にオプションパーツを合体すると薪ストーブにチェンジするものや、構造が独特で炎がきれいに見える機能などです。

「これができればいいのに」という、ニッチなニーズと、これらの焚き火台の機能がマッチングすれば、ユーザーはお気に入りの焚き火台を見つけることができるでしょう。

その点、メジャーブランドの多くは、誰が使っても扱いやすい機能が多いという特徴があります。ほとんどが、焚き火と焚き火調理をするための実用的な機能です。その理由としては、焚き火台に攻めた機能をつけても、より多くのユーザーに訴えることができないことが挙げられます。

ある程度焚き火に慣れたユーザーが、ガレージブランドの焚き火台に注目するのは自然な流れといえるでしょう。

価格の違い

メジャーブランドからは、比較的安価な焚き火台が販売されています。これは、ほとんどのメーカーが生産の拠点を海外に絞り、大量生産しているからです。

一方、ガレージブランドの焚き火台は、価格が高い傾向にあります。この理由としては、高い技術力を持つ国内の職人が、自社の工場で手間と時間をかけて制作していることが挙げられます。

価格は高くなってしまう分、機能とデザインにこだわった頑丈な製品が多く存在します。大切に使用すれば、経年変化を楽しみながら長く使用できるでしょう。

ガレージブランドの焚き火台を選ぶポイント

ガレージブランドの焚き火台を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。

ガレージブランドの焚き火台を選ぶポイント
  • サイズ
  • 重量
  • 素材
  • 機能
  • 価格

サイズ

焚き火台は、使用人数にあわせたサイズを選びましょう。適切なサイズの焚き火台を選ぶことで、全員が焚き火台の周りを囲んで暖をとれるだけでなく、人数分の調理がしやすくなります。

たとえば、ファミリーキャンプで小型のソロ用焚き火台を使用した場合、家族みんなが暖をとることはできません。せいぜい2人が限界でしょう。逆に、大型の焚き火台をソロキャンプに持って行っても、オーバースペックで持て余してしまいます。

ソロキャンプ、とくにバックパックを背負った徒歩キャンプや、バイクキャンプは携行できる荷物に限りがあります。そのため、小型なものや、収納時に折りたためるものが便利です。なかには、B5用紙やA4用紙サイズ程度に薄くコンパクトになる焚き火台もあります。

ファミリーキャンプならば、家族みんなで暖を取りやすいサイズを選びましょう。具体的には、焚き火台の火床の幅が30cm以上あるものです。市販の薪は30〜40cmほどの長さで販売されているため、このサイズを基準にして選ぶことで薪をくべやすくなります。大きめの薪を直接焚き火台にくべれば、簡単に家族があたたまる火力を維持できます。

5人以上のグループキャンプには、薪が多く入る大型の焚き火台を選ぶとよいでしょう。おすすめは、鉄製で円形の焚き火台です。直径が40cm以上あれば、大抵の市販の薪はカットしなくても使用できます。鉄素材は頑丈なので、薪を大量にくべても、焚き火台が重さで破損することはほとんどありません。大人数が必要なあたたかさを確保できます。

このように、焚き火台はソロ・ファミリー・グループ、いずれの用途で使用するかを考え、人数にあわせたサイズを選びましょう。

重量

焚き火台を選ぶ際には、焚き火台の重量も視野にいれましょう。徒歩キャンプなのか、車ででかけるオートキャンプなのか、といった移動手段と、焚き火台の重量は大きく関係します。

徒歩キャンプに出かける人は、荷物が重くなると行動に支障をきたします。荷物をバックパックで持ち運ぶためには、できるだけ軽量なものを選ぶとよいでしょう。

車でオートキャンプに出かける人は、重量はそれほど気にする必要はありません。積み込みを考えてコンパクトになるものが望ましいですが、デザインや機能を優先し、気に入った焚き火台を選べばよいでしょう。

ただし、駐車場からサイトが遠い場合は、荷物を手で運ばなければなりません。できるだけ軽量な焚き火台を選んだほうが負担は少なくなります。

ここでは、monoralの「ワイヤーフレームソリッド」と山賊山の「mouncos(マウンコス)」、2つのソロ用焚き火台を比較してみましょう。

ワイヤーフレームソリッドは、980gと軽量な作りの焚き火台です。脚は小さく折りたたみができ、火床はメッシュ地のため、デイパックに収納できるほどコンパクトになります。徒歩キャンプや歩き旅に出かけるソロキャンパーにとって使い勝手がよいサイズといえるでしょう。

mouncosは、同じソロ用焚き火台でも重量は2.5kg。折りたたみができずコンパクトにはなりません。そのぶん、鉄製品の無骨さが醸し出す魅力があります。重量があるため、オートキャンプにでかけるソロキャンパーにおすすめできる製品です。

このように、同じソロ用の焚き火台でも、重量には大きな差があるのがおわかり頂けたかと思います。移動手段にあわせて、適切な重さの焚き火台を選びましょう。

素材

ガレージブランドの焚き火台に使用される素材は、主に以下の3つが挙げられます。

ステンレス

汚れがつきにくく、腐食しにくいため、メンテナンスが簡単です。加工もしやすく、コスパのよい焚き火台が多く販売されています。鉄やチタンよりも熱には弱く、火床などの熱が最も高くなる部分は、使用を重ねると変形してしまう点に注意が必要です。

チタン

耐食性が高く、ステンレスや鉄よりも錆びにくいため、最もメンテナンスが簡単な素材です。ほかの素材よりも軽量なので、超軽量な焚き火台も多く存在します。高熱で熱すると美しい青色に変色し、使えば使うほど経年変化を楽しめます。素材自体が高価で加工しづらいため、製品の価格は高くなりがちです。

鉄(アイアン)

固く丈夫なため、耐久性が高い反面、重量があります。錆びやすい特徴があるため、濡れたらしっかりと乾燥させ、湿気の少ない場所に保管するなどの配慮が必要です。メンテナンスに手間はかかるものの、鉄製品ならではの無骨な質感を楽しめます。

機能

使用用途に応じた機能があるかを確認して、焚き火台を選ぶのも重要です。焚き火調理をするキャンパーならば、フライパンやクッカーを乗せられるゴトクのついた焚き火台を選びましょう。

焚き火に慣れていないキャンプ初心者にとっては、力調整のしやすさや、燃焼性の高さが重要なポイントです。五徳の高さの変更や風防を着脱できる焚き火台、空気循環がよく火起こしがしやすい焚き火台を選びましょう。

調理にガスコンロやシングルバーナーを使うならば、焚き火調理ができる焚き火台は必要ありません。ルックス重視で、本体の形状が美しかったり、焚き火の炎が美しく見えたりするものを選ぶのもよいでしょう。

価格

ガレージブランドの焚き火台には1万円以下のお求めやすいものから、3万円以上する高価なものまで、幅広い価格帯の製品が販売されています。

キャンプで焚き火をするためには、焚き火台以外のギアも必要になります。それも考慮しつつ、あらかじめ決めた予算内で焚き火台を選ぶのがよいでしょう。

おすすめの焚き火台ガレージブランド13選

焚き火台 ガレージブランド

ガレージブランドからは、さまざまな焚き火台が販売されています。ここでは、焚き火台を扱っているおすすめの人気ブランドと今後注目のブランドを見ていきましょう。

人気ブランド

①TAKIBISM(タキビズム)

焚火のプロであり、アウトドアライフアドバイザーとして活躍する寒川一氏と、槙塚鉄工所の槇塚登氏が、自分たちが本当に使いたい道具を開発する焚火道具ブランドです。アイアンに関する知識と技術を生かして制作された製品に注目が集まっています。

分割式の鉄製フライパンのフライパンディッシュをはじめ、直火に近い感覚が味わえるシンプルな焚き火台の「REAL FIRESTAND JIKABI(リアルファイヤースタンドジカビ)」など、焚き火好きならば心惹かれる製品が魅力です。

②ASIMO CRAFT(アシモクラフツ)

焚き火周りのギアだけでなく、フライパンやコンテナの持ち手をカスタムするグリップや、高級感溢れる折りたたみ式のテーブルなどが人気のブランドです。焚き火台の「takibi_no_asi(タキビノアシ)」は、オプションの「asi_circle(アシサークル)」を組み合わせることで、風防付きの焚き火台として利用できます。

スタイリッシュな製品が多くリリースされているため、見栄えにこだわりたい人におすすめのブランドです。

③サンゾー工務店

「Don‘t think feel (考えずに感じろ)」をコンセプトにキャンプギアの開発を行っているブランドです。パネル式の焚き火台「Rodan(ロダン)」は、オプションパーツを組み合わせることにより、五角形から半月形、円形にトランスフォームが可能。使用人数に合わせてサイズを変えて使用できます。

キャンプ経験を生かした独自の視点で開発された製品からは今後も目が離せません。

④ノリノリライフ

1948年創業の福岡にある乗富鉄工所が手がけるブランド。水利施設や産業機械を手がける、確かな腕のある職人が長年の知見と技術力を生かして製品を生産しています。

こちらのヨコナガメッシュ焚き火台は、メッシュ式で燃えている炎が美しく見える焚き火台です。常に炎が見えるため火力調節がしやすく、実用性の高さとルックスが評価され、2023年にグッドデザイン賞を受賞しています。

⑤PAAGO WORKS(パーゴワークス)

キャンプギアだけでなく、登山用のシェルターやバックパックも精力的にリリースしているブランドです。「ユーザーが快適に使えるかどうか?」という感覚を大切にしていて、時間をかけてフィールドテストを行い開発された製品に定評があります。

登山用のギアに力を入れているだけあり、焚き火台の「NINJA FIRESTAND SOLO」は本体重量275gの最軽量クラスです。軽量装備でキャンプを楽しみたい人は要チェックのブランドといえるでしょう。

⑥ZULU GEAR(ズールーギア)

創業20年の愛知県の自動車部品製造メーカーが作るブランドです。代表が大のキャンプ好きで、キャンパー目線に立って工場の技術を生かしたギアを制作しています。

焚き火台「ZG-X1」は、黒皮鉄の重厚な作りでありながら、市場では珍しい折りたたみ式です。安定性と耐久性にこだわり、足場の悪い場所でも自立する焚き火台です。

⑦TOKYO CRAFTS(トーキョークラフツ)

キャンプ道具のレビューや、キャンパーを取材する様子などを投稿するYouTuberのタナ氏が立ち上げたブランドです。「日本人が手がけた機能美が感じられるデザインを世界に届けたい」という思いを元に、焚き火台はもちろんのこと、テントや椅子、小物まで幅広い商品を展開しています。

2020年の立ち上げ以来ラインナップがどんどん拡大しているため、ぜひチェックしてみてください。

⑧山賊山(サンゾクマウンテン)

黒皮鉄を使用した製品のラインナップが豊富なブランドです。焚き火台は風防にあたる部分が肉抜きされており、和柄やオルテガ柄など、豊富な種類からチョイスが可能です。

薪をくべると柄が浮かび上がり、幻想的な空間を演出します。焚き火台だけでなく、黒皮鉄製のトングやサイドテーブルなども販売されています。

無骨なキャンプギアに目がない人におすすめのブランドです。

注目ブランド

⑨MAAGZ(マーグズ)

拡張性に特化した、多次元焚き火台「RAPCA(ラプカ)」が人気のメーカーです。

アウトドア雑誌「Fielder」とタッグを組み開発した、コンパクトな焚き火台の「JIKABIDAI(ジカビダイ)」や、動物のフンからつくられたうんちの着火剤など、個性的で目をひく商品ラインナップが魅力です。

焚き火台以外にも、焚き火周りのグッズを豊富にリリースしている要チェックのブランドです。

⑩TRIPATH PRODUCTS(トリパスプロダクツ)

北海道石狩で70年の金属加工の経験を持つ、株式会社トリパスが制作するブランドです。金属加工技術を生かして制作された製品は、いちど見ると忘れられないほどのインパクトがあります。

焚き火台「GURU GURU FIRE(グルグルファイヤー)」 は、レーザーで切り出されたパーツを組み立てて使用する構造の焚き火台です。薪を縦方向に投入して使用する見ためが美しい形状で、炎を眺めるのに適しています。

⑪IRON CRAFT(アイアンクラフト)

静岡県菊川市に工房を備えるガレージブランド。焚き火料理を楽しめるよう鉄製のギアを中心に商品を開発・販売しています。商品は楽天市場やYahooショッピングなどのオンラインストアで購入できます。

なかでも、焚き火グッズや調理器具を吊るして収納できる「ITADAKI」はIRON CRAFTの代表作。2021年には、収納サイズが49cm×23cm×6cmとコンパクトな焚き火台「煌(きらめき)」を発売しました。ステンレス製と鉄製の2種類を販売しています。

⑫sanzoku mountain(サンゾクマウンテン)

「心地いいキャンプを」というコンセプトのもと、オリジナルのキャンプ用品を製作・販売している横浜発のガレージブランドです。

無骨な鉄製キャンプギアは、その独創性で絶大な人気を誇ります。とくにグリルとしてもテーブルとしても使用できる焚き火テーブルが人気。個性的な見た目のキャンプギアが幅広く販売されているので、個性派のキャンパーにおすすめしたいブランドです。

⑬STEN FLAME(ステンフレーム)

熊本のステンレス精密板金加工の匠、丸山ステンレス工業が生み出すアウトドアブランド。「Flame of hope」というコンセプトのもと、ステンレスが生み出す炎の灯を焚き火台やグリルに反映させています。

ソロキャンパーにおすすめなのが6枚のステンレスパネルを使った組み立て式のミニ焚き火台「STEN FLAME LIGHT」。携帯性と実用性がありながらも多少重さを感じる重厚感のある造りが特徴です。

ガレージブランドの焚火台のおすすめ6選

コンパクト・軽量・おしゃれなガレージブランドのおすすめ焚き火台をそれぞれ紹介します。

コンパクト焚き火台

BELKROOT「en.(エン)」

A3サイズのコンパクト収納が可能な、薄型の折りたたみ式焚き火台です。重さ595gの軽量仕様にも関わらず、円形の火床は40cmと広めなので、ソロだけでなくファミリーでも扱いやすいサイズ感です。市販の薪をサイズ調整することなく使用できます。

また、五徳が付属しているため、焚き火調理も可能。慣れれば設営・撤収が約1分でできるため、焚き火初心者にも扱いやすい焚き火台です。

BELKROOT en.(エン)
BELKROOT en.(エン)

STEN FLAME「STEN FLAME LIGHT(ステンフレームライト)」

熊本県山鹿市の職人技が光る「STEN FLAME LIGHT(ステンフレームライト)」は、アウトドア好きの夢を形にした焚き火台。初号機Bonfire Grillのデザインを受け継ぎつつ、更なるコンパクト化を実現していることが特徴です。

分解したときの厚さは約14mm、重さ約415gという驚異の軽量性を誇ります。組み立てたときの大きさが手のひらサイズなのもうれしいポイントです。

デザインは熊本県の自然と伝統工芸を象徴するRindou、Temari、Takekagoの3種類。どれも通気性を考慮した穴あきパネルで効率的に火力を上げられます。登山やツーリングなど荷物の軽量化を求める人にぴったりの焚き火台ですよ。

 

軽量焚き火台

PAAGO WORKS「NINJA FIRESTAND (ニンジャファイヤースタンド)」

本体重量は最軽量クラス、わずか280gの焚き火台です。火床にステンレスメッシュを採用し、すべてのパーツを無駄のないシンプルな構造にすることで、軽量化を実現しています。ステンレスメッシュは適度な通気性があり、火起こしも容易に行えるでしょう。

シンプルな構造のため、万が一壊れた場合でも自分で修理可能です。附属の巻物ケースにすべてのパーツを収納することで、コンパクトに持ち運べます。

重さを気にしなくて済むので、徒歩キャンプやバイクキャンプに出かける人にぴったりの焚き火台です。

パーゴワークス ニンジャファイヤースタンド
パーゴワークス ニンジャファイヤースタンド

ASOBU「IRORI 201(イロリ201)」

携帯性と機能性を兼ね備えた革新的な焚き火台。A4サイズに収納可能で、重さはわずか580gと軽量な点が特徴です。

市販の薪をそのまま使用できることが魅力。付属の風防と火箸を使えば五徳に早変わりし、料理から焚き火まで幅広い用途に対応できます。特殊な形状の火床は燃焼効率を高められ、炭との相性も抜群。安定した燃焼を約束します。

登山やソロキャンプ、小グループでのアウトドアに最適な焚き火台。荷物を軽くしたい人におすすめです。

ASOBU 焚き火台 IRORI-201
ASOBU 焚き火台 IRORI-201

おしゃれ焚き火台

CYRUS9「Flame in the Wind(フレームインザウインド)」

サーファーが立ち上げたブランド、CYRUS9の円筒形のスタイリッシュなデザインの焚き火台です。一見するとその姿は焚き火台とは思えないほどのルックスで、近未来的な印象を与えるインテリアのようです。

海辺での使用を想定しているため、風に強い焚き火台に仕上がっています。

スタンドの上に円筒状の火床が乗っている作りで、回転させれば開口部の位置を簡単に変更可能です。風が吹いてきた場合には、開口部を風下に向けることで、風の影響を軽減できます。

暖を取りたいときは、開口部を自分のほうに向けることで、リフレクター効果を利用してあたたかく過ごせるでしょう。おしゃれなだけでなく、実用的なソロ用焚き火台をお探しの人にイチオシです。

CYRUS9 Flame in the Wind(フレームインザウインド)
CYRUS9 Flame in the Wind(フレームインザウインド)

ネイチャートーンズ「タワーオブボンファイヤー」

3段構造の重厚感と無骨さを兼ね備えた焚き火台。組み立てたときはどっしりとした存在感がありながら、収納時は驚くほどスリムになり、火ばさみ立ての便利さも魅力的です。

さらに、オプションのタワーブリッジを追加すれば、複数台を連結してテーブルとしても活用可能。素材には頑丈なSS400を採用しています。

焚き火の時間をより豊かにする「タワーオブボンファイヤー」。初心者からベテランまで美味しい料理と焚き火の魅力を存分に味わえる焚き火台といえるでしょう。

ネイチャートーンズ タワーオブボンファイヤー
ネイチャートーンズ タワーオブボンファイヤー

焚き火台と相性の良いアイテム

焚き火台 ガレージブランド

焚き火台と相性のよいアイテムとしては、以下のようなものが挙げられます。

焚き火台周辺アイテム

皮手袋

焚き火調理をするのに必須のギアです。焚き火調理後のクッカーや鉄板は非常に熱くなっているため、皮手袋を装着することで火傷を防止できます。また、薪割りの際にも刃物による怪我を防止するのに役立ちます。

SotoLabo ソトラボ Leather Camp Gloves 001
SotoLabo ソトラボ Leather Camp Gloves 001

火吹き棒

焚き火の炎を自由自在にコントロールするアイテムです。焚き火台にピンポイントで新鮮な空気を供給できます。

Petromax(ペトロマックス) 13317 ファイヤーブロウパイプ
Petromax(ペトロマックス) 13317 ファイヤーブロウパイプ

焚き火用テーブル

天板が金属製の焚き火用テーブルは、焚き火料理の調理台として使用できます。調理した後のアツアツの鍋を上にのせるときなどに重宝するでしょう。焚き火をしないときでも、ガスコンロや食品をのせて調理台として使用可能です。

HangOut ハングアウト 台形テーブル FRT Arch Table
HangOut ハングアウト 台形テーブル FRT Arch Table

囲炉裏タイプのテーブル

焚き火台の周りをぐるりと覆う、囲炉裏タイプのテーブルです。子どもがいるファミリーやグループにおすすめです。焚き火台から距離がとれるため火傷防止につながります。グループ全員分の食事や飲み物、食品を置くのに便利なアイテムです。

BlackishGear ブラックヘキサテーブル
BlackishGear ブラックヘキサテーブル

ローチェア

焚き火の前でゆったりとくつろぐには、ローチェアがイチオシです。焚き火台の種類にもよりますが、地面に設置した焚き火台の高さにはローチェアがマッチするでしょう。

HangOut ハングアウト ポールロー チェア
HangOut ハングアウト ポールロー チェア

ケース

焚き火台は使用後に煤で真っ黒になってしまいます。持ち運びにはケースがあると便利です。もともと付属しているものもあれば、オプションで販売している場合もあります。

焚き火シート

焚き火を行う際に地面を保護するアイテムです。素材やサイズなどさまざまなタイプが販売されているため、使用している焚き火台に適したものを選びましょう。

ZEN Camps 焚き火シート
ZEN Camps 焚き火シート

焚き火シートについて詳しく知りたい人は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

焚き火シート
【2024年版】焚き火台とセットで持って行きたい焚き火シート7選

焚き火用トング

焚き火用トングは、薪を追加・移動したり火力を調整したりするときに便利なアイテム。耐熱性に優れたステンレスやスチールなどの素材で作られていることが一般的。先端が細くしっかりと薪を掴めるものがおすすめです。

CAMPOOPARTS キャンプ オーパーツ マンティス ヘビー トング
CAMPOOPARTS キャンプ オーパーツ マンティス ヘビー トング

火消し壺

燃えている薪や炭を完全に消火するときに便利なのが火消し壺。薪や炭は基本的に完全に火が消えるまで待つ必要があります。火消し壺があれば、燃えている薪や炭もスピーディに消化できるので後片付けがラクになるといえるでしょう。

クオルツ ステンレス炭火火消し壷
クオルツ ステンレス炭火火消し壷

薪ストーブ

焚き火台と同様に暖をとるためのアイテムのひとつ。最近ではキットの組み合わせ方によって、焚き火台・薪ストーブ・二次燃焼ファイヤーピットの3とおりの使い方ができるものも販売されています。春や秋は焚き火台として、冬は薪ストーブとして使用するなど、1台で季節に応じた使い方ができることが魅力です。

Ozpig オージーピッグ 薪ストーブ ファイヤーサイドエディション 78000
 
Ozpig オージーピッグ 薪ストーブ ファイヤーサイドエディション 78000

火消し袋

火消し袋は、耐熱性が高く、特殊なガラス繊維で作られている袋です。

この素材のおかげで、火消し袋は非常に柔らかく、扱いやすいのが特徴です。また、軽量でコンパクトなため、持ち運びにも便利です。

もう一つの利点は、メンテナンスが簡単なことです。使用後の火消し袋は、簡単に水洗いが可能で、清潔に保つことができます。洗い終わった後には、しっかりと乾燥させることで、次回も同じように清潔な状態で使用することができます。

焚き火袋を活用して、火の不完全な消火による事故のリスクを抑えましょう。

調理器具

ダッチオーブン

鉄製で熱伝導率がよいダッチオーブンは、焚き火調理と相性抜群です。1つあれば、煮る・焼く・蒸すなど、一通りのキャンプ飯にトライできます。

Petromax(ペトロマックス) 12736 ダッチオーブン ft1-t (1.7L)
Petromax(ペトロマックス) 12736 ダッチオーブン ft1-t (1.7L)

スキレット

こちらも鉄製の調理器具です。さまざまなサイズがあり、焚き火で一品料理をする際に便利です。調理後にはそのままサーブできるため、見栄えのよいキャンプ飯を演出できます。

LODGE(ロッジ) スキレット L5SK3 8インチ
LODGE(ロッジ) スキレット L5SK3 8インチ

グリルススタンド

焚き火台の上に設置することで、食材を直火から適切な距離で加熱できるようにするアイテム。直火よりも火力が弱く食材をじっくりと加熱できるので、焦げ付きを防いでおいしい料理が作れることがメリットです。

Hang out ハングアウト SOT Fire Stand ファイヤー スタンド
Hang out ハングアウト SOT Fire Stand ファイヤー スタンド

バーベキュー串

肉や野菜を串に刺して焼く際に使用するアイテムです。ステンレス製やチタン製など、耐熱性に優れた素材がおすすめ。バーベキュー串があると焚き火をするときの料理の幅が広がるでしょう。

ユニフレーム ツインスキュアー270 4本組 665688
ユニフレーム ツインスキュアー270 4本組 665688

価格帯別の焚き火台の違い

焚き火台の価格は、1万円以下から3万円以上と幅広くあります。ここでは、価格帯による違いと価格帯ごとに入手可能な焚き火台を紹介します。

1万円以下

ソロ用のコンパクトな焚き火台や、小型の簡易な焚き火台は1万円以下で手に入ります。ステンレス製や折りたたみ式で、コンパクトになる製品が多い傾向にあります。ファミリー用サイズの焚き火台も販売されていますが、選択肢はそれほど多くはないでしょう。

笑’s「 コンパクト焚き火グリル B-GO」

折りたたみ式でコンパクトになるB5サイズの焚き火台です。フロントには大きめの開閉扉があり、長い薪を使って焚き火ができます。クロス式の五徳が付属しているため、焚き火調理にも対応しています。

オプションが充実しているのがうれしいポイントです。焼き物に便利なグリルプレートや、熱燗を温めながら焼き物を楽しめる「ステンレスメッシュ カン(燗)グリル」などを使用して、焚き火台をカスタムできます。

単体で購入した場合、1万円を切る価格です。使用してみて、オプションを追加購入するのもよいでしょう。

笑’s コンパクト焚き火グリル B-GO

1〜3万円

1万円〜3万円ほど予算があれば、選択肢の幅が大きく広がります。ガレージブランドの焚き火台は、この価格帯のものが多い傾向です。無骨なアイアン製のものや、折りたたみ式で多機能なものなど、幅広い選択肢のなかからユーザーの好みに合わせたアイテムをチョイスできます。

MAAGZ「多次元型焚き火台 RAPCA(ラプカ)風防セット」

細いフレーム状のパーツで構成された、デザインの美しい焚き火台です。拡張性が非常に高く、フレームの上下にはさまざまな形状の穴が空いており、ほかのパーツを固定する場所が豊富です。

フレームに五徳や網、鉄板を置いたり、穴に市販の金属棒などを差し込んだりと、ユーザーの使い勝手にあわせて自由に拡張できます。下段ではステーキを焼き、中段ではスープをつくり、上段では飲み物の保温をするといったように、調理スペースを立体的に使用できるのが魅力です。

また、すべてのパーツが平面でできている折りたたみ式で、収納性が高いのもポイント。ケースに入れた状態で、厚さ1.3cmほどになり、車に積み込むのも苦になりません。

拡張性を意識して設計されているため、専用の鉄板などのオプション品も豊富。焚き火台から薪ストーブにカスタムしてしまうパーツも販売されています。

ソロキャンプはもちろん、ファミリーキャンプでも使用できる、使っていて楽しい焚き火台です。

MAAGZ 多次元型焚き火台 RAPCA(ラプカ)風防セット

3万円以上

3万円以上の価格帯からは、ガレージブランド特有のオリジナリティの高いデザインと、職人のこだわりを感じられる焚き火台が多くリリースされています。扱いやすさだけでなく、デザインや素材にもこだわって、最高級の焚き火台を手に入れたい人におすすめです。

NATURE TONES(ネイチャートーンズ)「タワーオブボンファイヤー」

重厚感を感じられるずっしりとした見ための焚き火台です。3段構造になっていて、簡単に組み立てが行えます。専用ロストルも付属しているため、焚き火料理に使用したい人にもぴったりの焚き火台です。

本体にはロゴやストライプの模様があり、テントサイトを雰囲気よく彩ってくれるでしょう。オプションの「タワーブリッジ」を使用することで、複数台を連結して使用できます。

無骨な見ためで安定感のある焚き火台を探している人におすすめの商品です。

NATURE TONES(ネイチャートーンズ)タワーオブボンファイヤー

シーン別の焚き火台

焚き火台 ガレージブランド

焚き火台は、キャンプのシーンや人数によって選ぶべきものが異なります。

ソロキャンプ向け

ソロキャンプ向けの焚き火台は、軽量コンパクトなものがおすすめ。あらかじめ五徳がセットのものならば、焚き火調理も楽しめるでしょう。ソロキャンプ向けのおすすめ焚き火台はこちらです。

BELMONT「TABI(タビ)」

チタン製の軽量な焚き火台です。付属の網や、グリルエクステンションを含む全体重量はわずか478g。折りたたみ式で15mmの薄さのコンパクトサイズになるため、バックパックに入れて持ち運びが可能です。

グリルエクステンションを取りつけると、全面にクッカーを設置でき、焚き火調理にも便利です。さらに取り外し可能な側板を外せば、40cm以上の長い薪もくべられます。

BELMONT TABI(タビ)

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ファミリー向け

ファミリーキャンパー向けの焚き火台は、家族が周りを囲んで暖をとれるサイズが必要です。子どもの火傷防止のために、囲い付きの焚き火台を検討するのもよいでしょう。

また、荷物が多くなりがちなファミリ―キャンプでは、テント設営だけでも手間がかかってしまい重労働です。ワンタッチで使用できる設置が簡単な焚き火台や、燃焼効率がよく火起こしのしやすい焚き火台を選べば手間が減らせます。

TAKIBISM 「REAL FIRESTAND JIKABI(リアルファイヤースタンドジカビ)L」

置くだけですぐに使用できる焚き火台です。ファミリーで使用するのに十分なサイズがあります。円形なので輪になって暖をとりやすく、火床の周りにある外周部の五徳は湯沸かしや保温など、さまざまな用途に使用できます。

一番の特徴は火床が低い点です。直火気分が味わえ、足元から全身に火のあたたかさを感じられるでしょう。

TAKIBISM REAL FIRESTAND JIKABI(リアルファイヤースタンドジカビ)L

グループキャンプ向け

グループキャンプには、大人数で使える大型の焚き火台がおすすめ。大型の焚き火台は、30cm〜40cmほどの市販の薪を細かくせずに投入でき、小型の焚き火台よりも迫力のある炎を楽しめます。大人数用の料理を調理するための大型のクッカーや、ダッチオーブンを乗せられるゴトクがあればなおよいでしょう。

cacomoca「ファイヤーピット・ガーデン」

シンプルな構造でスタイリッシュな焚き火台です。55cm・75cm・85cm・100cmの4つのサイズが展開されていて、利用する人数に適したものを選べます。

脚部分が高めの作りになっているため、地面を傷めにくいのも特徴。脚や取っ手は組み立て式で、設置はもちろん、移動や後片付けも簡単に行えます。

大人数でキャンプファイヤーのような焚き火をしたい人は、ぜひチェックしてみてください。

cacomoca ファイヤーピット・ガーデン

ガレーブランド焚き火台のメンテナンス方法

ガレージブランドの焚き火台は、多くが高品質な素材で作られています。使用後や定期的なメンテナンスを欠かさなければ、長く使用ができます。ここからは、メンテナンスの方法を見ていきましょう。

日常のメンテナンス

焚き火台の使用後には、ブラシなどで灰をサッと落としておきましょう。調理時に滴った油などの汚れがあれば、水を含ませてから、固く絞った雑巾で吹いて落とします。

とくに鉄製の焚き火台は錆びに弱いため、雨や朝露に濡れないよう配慮が必要です。使用後には水気をしっかりと乾かし、湿気が少ない風通しのよい場所で保管しましょう。

定期的なメンテナンス

焚き火台の汚れが目立ってきたら、中性洗剤とスポンジを使って、煤を拭きましょう。バーベキューに使用した後には、滴った油が焚き火台にこびりついてしまいます。油汚れは早めに金属ブラシを使ってこすり落とすことが大切です。

金属ブラシを使用すると、こびりついた汚れが落ちるのでピカピカになります。ただし、ステンレスやチタン製の焚き火台の場合、表面に細かい傷がついてしまうので注意が必要です。

錆びに弱いアイアンの焚き火台は、メンテナンスの後に錆止め剤、もしくはオイルを薄く塗ってコーティングしておきましょう。

焚き火台購入時の注意点

焚き火台はキャンプで焚き火を楽しむために必須のアイテムです。購入する際は以下のポイントに注意しましょう。

用途

焚き火台を選ぶ際には、使用する用途を考慮しましょう。フライパンやクッカーを使用するキャンプ飯を作る場合は、ゴトク付きのものが便利です。また、バーベキューに使用する場合は、専用の網や鉄板が付属しているものか、オプションで購入できるものがよいでしょう。

調理には使わず、暖をとるために使用する場合は、市販の30〜40cmの薪がくべやすいサイズのものが便利です。薪が燃えた際に炎が映えるものを選んでもよいでしょう。

予算

ガレージブランドの焚き火台は、メジャーブランドに比べて高価な場合があります。あらかじめ予算を決めておき、機能やデザイン面で納得のいく焚き火台を選びましょう。

機能

最初の1台で自分にぴったりの焚き火台に出会うのは難しいものです。まずは、手にしやすいメジャーブランドの商品で、リーズナブルな焚き火台をひとつ購入して使ってみるのもよいでしょう。

焚き火台に求める機能は人によって異なります。最初の1台を使い込むうちに、必要な機能や不要な機能を見極められます。自分に必要な機能をよく理解してから、ガレージブランドの焚き火台を購入しましょう。

デザイン

ガレージブランドからは、個性的なデザインの焚き火台が多くリリースされています。デザインだけで焚き火台をチョイスしてしまうと、あとで使い勝手に満足できず、後悔することも少なくはありません。

まずは、自分の用途を洗い出し、用途に見合った機能があるのかを見極め、予算を決めてから候補をピックアップしましょう。そうすることで、デザインだけでなく、機能にも満足できる焚き火台が見つかるはずです。

デザイン以外のポイントを押さえておくことで、インスピレーションで「かっこいい」「長く使いたい」と感じる焚き火台を選んでも失敗しにくくなるでしょう。

焚き火台選びで悩んでいる人は、5つの焚き火台を比較しているこちらの記事もチェックしてみてください。

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焚き火台を使うときの安全対策と注意点

焚き火台を使う際は安全対策と注意点を把握しておくことが重要。安全に配慮することで事故やトラブルを防ぎ、より一層キャンプを楽しめるでしょう。ここでは焚き火台を使用する際の安全対策と注意点について詳しく解説します。

場所選びと準備

焚き火を安全かつ楽しく楽しむためには、適切な場所選びが欠かせません。安全な場所を選ぶうえで重要なことの1つ目はテントや木々、枯れ草など火が燃え移りやすいものから安全な距離を保つことです。これにより、万が一焚き火台から火の粉が飛んだり薪が落ちたりしたときでも、火が拡散することを防ぎやすくなります。

次に重要なのは風向きを考慮すること。飛んだ火の粉がテントに引火しないよう風下に位置する場所を選びましょう。強風時は安全を最優先に考え、焚き火の計画を見直す勇気も必要です。

焚き火をする場所は地面が平坦で安定していることが大切。傾斜地や不安定な地面では焚き火台が転倒したり火が傾いたりするリスクがあります。
また万が一のときのために、炎を消化するための水の入ったバケツを準備しておいたり消化器が設置してある場所を把握しておいたりすると安心ですよ。

火の安全管理

安全な場所で焚き火の準備ができたあとの次に重要なのは火の管理方法です。火がついたら、できるだけその場を離れず常に火の状態をチェックしましょう。

火が予期せぬ方向に広がったり焚き火台が転倒したりしたときのために、焚き火を見守る人がいなくならないようにしてください。

次に重要なことは可燃物を焚き火の周辺に置かないこと。とくにカセットガスボンベやランタンの燃料などは、過熱・引火すると爆発するリスクがあります。絶対に焚き火台の近くには置かないようにしましょう。

もし風が強くなったり火力が強くなりすぎたりしたら、薪を追加するのを控え、火力を適切に弱めましょう。火のコントロールは安全な焚き火を楽しむための重要なポイント。必要に応じて一時的に消火することもおすすめです。

なお、子どもやペットは火の危険性を十分に理解していないことがあります。子どもやペットが焚き火台から安全な距離を保てるように大人が見守ったり、事前に対策を取ることも大切ですよ。

消火と炭の適切な処理

焚き火を楽しんだあとの最終ステップは、炭の消火・処理などの後片付けです。理想的な消火方法は、燃えている炭を真っ白な灰になるまで燃やし尽くすこと。密閉できる缶や火消し壺があれば、その中に入れて消火してください。炭を入れた缶や火消し壺は非常に熱くなるため、素手で触れないよう十分注意して保管してください。

消化した炭はキャンプ場のルールに則って灰捨て場やゴミ置き場などに処分しましょう。燃え残った炭は自然に戻らないため土に埋めてはいけません。キャンプ場で処分できない場合は、自宅に持ち帰り適切に処分してください。ただし、ゴミの処分方法は地域によって異なるため、事前の確認が必要です。

燃え残りが出ないよう計画的に焚き火をすることが大切ですが、実際には難しいこともあるでしょう。火消し壺などを持っておらず、どうしてもすぐに薪を消火したいときは水を溜めたバケツに薪を1本ずつ浸けて消火する方法がおすすめ

水に浸ける時間が短いと、薪の内部がまだ熱を帯びている可能性があるので、燃えていない部分にも水が染みこむよう時間をかけて消火しましょう。

焚き火の楽しみは自然へのリスペクトと責任ある行動からはじまります。後片付けを含めたエチケットを守り、安全で環境にも優しいアウトドアライフを楽しみましょう。

まとめ

ガレージブランドの焚き火台の魅力は、人と被らないデザインとユーザーの細かいニーズに応える機能、職人技を駆使した頑丈で細かな作り込みです。ひとつひとつ手作りで制作されているものが多いため、希少性が高く、キャンプサイトではほかのキャンパーとも被りません。ぜひ本記事を参考にして、自分にぴったりの焚き火台を見つけてみてください。きっとあなたのキャンプライフを豊かにしてくれるでしょう。

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ソロキャンプを焚き火台で楽しむ!炭と薪の違いや焚き火台の選びかたについて徹底解説

Q&A

ガレージブランドの焚き火台を選ぶ際の疑問点をQ&A形式でまとめたので、ぜひ参考にしてください。

Q:ガレージブランドの焚き火台とは何ですか?
A:規模は小さいものの、高品質で独自性に富んだアウトドア用品を製造するブランドの焚き火台のことです。大量生産とは異なり、職人がひとつひとつ手作りすることで、無骨な魅力と希少性を兼ね備えています。                             

Q:ガレージブランドの焚き火台を選ぶメリットは何ですか?
A:ガレージブランドの焚き火台の最大のメリットは、アウトドアの使用に最適な独自のデザインと、長期間にわたって愛用できる耐久性です。また他人とは違うおすすめのアイテムを持つことで、キャンプサイトでの話題性も抜群です。

Q:ガレージブランドでも安い焚き火台はありますか?
A:シンプルなデザインのものや小型のものなら、比較的安い価格帯の商品も販売されています。また鉄工や木工が得意な人であれば、DIYでオリジナルのキャンプギアを作る方法もありますよ。

Q:ファミリーキャンプで使う焚き火台には何がおすすめですか?
A:ファミリーアウトドアには、複数人で囲むことができる大型の焚き火台がおすすめです。大型でも持ち運びが可能な折りたたみ式のモデルや、安全性を考慮した囲いがあるタイプの焚き火台が、特にアウトドアシーンでの使用に適しています。

Q:ガレージブランドの焚き火台はどこで購入できますか?
A:アウトドア用品を扱う専門店や、ガレージブランドが直接販売しているウェブサイトから購入できます。直接メーカーから購入する方法なら、最新の情報や商品のスペックを確認しやすく、アフターサービスも受けやすいというメリットがあります。

Q:焚き火台とコンロの違いはなんですか?
A:焚き火台は直火禁止のエリアでも自然を害することなく焚き火を楽しむことができ、バーベキューグリルやダッチオーブンの熱源としても使えます。一方でコンロは広い調理スペースと炭の配置による火力調整が簡単なのが特徴で、脚付きのデザインにより座っても立ってもバーベキューがしやすいというメリットがあります。

 

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。