冬といえばウインタースポーツ!シーズンを楽しみにしている方も多いのでは?初めてのスキー場へのアクセスにお悩みの方、たくさん滑りに行きたい!という方に向け、スキー場へのアクセス方法、インターから近いスキー場、車で行く時の注意点をまとめました。

車?バス?それとも新幹線?それぞれのメリット・デメリット

車でスキー 注意点

スキー場へは様々なアクセス方法がありますが、ここでは代表的な3つの方法のメリット・デメリットを取り上げてみました。

車で行く

自分や同行者の車で行く方法は、重い荷物を運ぶ必要もなく、人数が集まれば交通費も割安になるのでとても楽ですね。

好きなスキー場に行けるし、深夜・早朝に出れば朝一番の新雪を滑る事が出来るのも魅力です。帰り道に温泉に寄る事も可能ですし、家族や仲間との道中も楽しいものですよね。

デメリットを挙げるとすると、一人や二人で行く場合は交通費がかかってしまう事ですね。また、遠くのスキー場へ行く場合は長時間運転しなくてはいけませんし、週末は渋滞に巻き込まれる事も覚悟しなくてはなりません。

もちろん雪道を運転するためのタイヤの準備なども必要です。

バスで行く

一人でも滑りに行きたい!車はないけど安く滑りに行きたい!という方には、バスツアーがおすすめです。安いものだと、3,000円以下で往復のバス代とリフト券が含まれているものもあるようです。

ボードとブーツのレンタル付きでも5,000円くらいからありますので、一人で滑りに行くには一番安く済む方法だと思います。

スキーバスには朝発と夜発の便があります。

日帰りの場合、朝発のバスで行くときはなるべく近場のゲレンデを選ばないと、渋滞に巻き込まれて滞在時間が3時間くらいになってしまう事もあるので注意が必要です。

基本的に、スノーボードのバスへの持ち込みは無料ですが、重い荷物を持ってバスの集合場所まで行くのが嫌な方は、あらかじめ宅配便でスキー場に送ってしまう事も可能です。

送る前にスキー場のHPで預かってもらえるか調べてみましょう。

新幹線で行く

車でスキー 注意点

バスに長時間乗るのがいやだなという方は、新幹線も選択肢の一つです。

首都圏から上越新幹線であれば湯沢周辺、北陸新幹線であれば軽井沢や飯山、妙高のスキー場へも行く事が出来ます。湯沢には新幹線の駅に直結しているスキー場もあるので、たっぷり長く滑りたい方にはおすすめです。

お値段は往復の新幹線料金とリフト券を合わせて、1万円くらいからツアーがあります。また、朝一番の新雪を滑りたい方も、早い時間の新幹線に乗れば十分間に合います。

デメリットを挙げるとすれば、やはりバスツアーに比べると多少お値段が上がってしまう事と、選べるスキー場が限られてしまう事でしょうか。

それでも東京から1時間ちょっとでスキー場に着いてしまうというのは、とても魅力的ですよね。

 

車で行く時に注意する事は?

車でスキー 注意点

雪道に慣れないうちは、高速のインターから近いスキー場を選ぶ

スキー場周辺の道は当然、積雪があったり、凍ったりしている事があります。雪道に慣れないうちは、山道をずっと登っていかなくては辿りつけないようなスキー場は避けた方が無難でしょう。

あらかじめスキー場の立地などを調べておきましょう。

また、スキー場のHPなどで道路のコンディションをチェックする事も出来ますので、当日状況を見て危険そうであれば、別のスキー場に変える判断をする事も必要です。

高速のインターから比較的近いスキー場(甲信越地方)

東京から日帰り圏内で、高速インターから近いスキー場の例をご紹介します。インターからおよそ15分以下のスキー場を挙げましたが、途中、坂になっていることもありますので冬タイヤの装着やタイヤチェーンの携行は必ずお願いします。

中央自動車道

関越自動車道

タイヤはスタッドレス

車でスキー 注意点

当たり前の事ですが、タイヤは冬タイヤを履いている必要があります。そのうえで、チェーンも持っていくと安心でしょう。チェーンを付けた事がなければ、あらかじめ練習しておくと良いですね。

急ブレーキ・急発進は避けよう

冬タイヤを履いていたとしても、急ブレーキや急発進をするとスリップして危険です。エンジンブレーキを併用して、ゆっくり運転するように心がけましょう。

また、前方の車との車間距離もいつもより空けておいた方が良いでしょう。

下り坂は気を付けよう

下り坂は、4WDでもスタッドレスタイヤでも安心してはいけません。長い下り坂ではスピードが出すぎないように気を付けましょう。

また、カーブを曲がっている最中などに急にブレーキをする事も大変危険です。カーブ手前で十分に減速する事を心がけましょう。

その他に注意する事

スキー場に着いたら、下の写真のように車のワイパーを立てておきましょう。寝かせたままにしておくと、フロントガラスに凍りついてしまう事があります。

車でスキー 注意点

また、サイドブレーキを引くと凍りついてしまう事がありますので注意が必要です。

滑り終わって帰る時は、脱いだブーツやグローブを駐車場に忘れないように気をつけましょう。

滑っている間に車に雪がたくさん積っている時があります。そんな時のために、雪を払うブラシなどを車に積んでおくと便利です。

車でスキー 注意点

車のルーフに積もった雪をそのまま放って運転をすると、運転中にフロントガラスに落ちて来て前が見えなくなる事や、後続車に落ちた雪が直撃する事もあり大変危険ですので、しっかり落とすようにしてください。

車でスキー 注意点

 

北海道も選択肢?

さて、ここまでは車やバス、新幹線でのアクセス方法について書いてきましたが、もしも空港からそう遠くない場所に住んでいて、北海道行きの飛行機が飛んでいるのであれば、思い切って北海道に滑りに行ってみてはどうでしょう?

車でスキー 注意点

今はLCCもたくさん飛んでいて、繁忙期(年末年始や連休)を外せば、驚くほど安く北海道まで行く事が出来ます。

また、北海道の玄関口である新千歳空港からは、ニセコやキロロ、ルスツなどの有名なスキー場まで直通バスが走っていますし、荷物もあらかじめ送っておけば身軽に旅行する事が出来ます。

旅行会社のツアーにもお得なパッケージがたくさんあるので、自分で宿泊やリフト券を手配するのが面倒な方はツアーを申し込んでしまうのがいいでしょう。

羽田空港からなら新千歳空港までおよそ1時間半、新千歳空港からニセコまでなら約2時間半。そんなに遠くないですよね。

北海道をおススメする理由のひとつは、やはり雪質です。気温の低い北海道では、驚くほど軽いパウダースノーを味わう事ができ、初めての方はきっと感動する事でしょう。

そして、もう1つの理由は美味しい食事です。スキーリゾートに滞在してゆっくり楽しむのもいいですし、札幌滞在を選んで、滑り終わった後は札幌の街で新鮮な海の幸を楽しむのもいいかもしれないですね。

いかがでしたでしょうか?スキー場へは様々なアクセス方法がありますが、メリット・デメリットをよく吟味して、ぜひ自分に合った方法を探ってみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。