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スノボ用品をすべてそろえると、予想以上にお金がかかります。なかでも板は高額なため、中古品の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、中古スノボを購入するメリット・デメリットと、選ぶ際の注意点について紹介します。

 

中古スノボを購入するメリット

中古スノボ 注意点

まずは、中古スノボを購入するメリットについてみていきましょう。

低価格で購入できる

中古のスノーボードのメリットは、低価格で購入できる点です。スノーボードを始めるためには、板以外にもそろえるものが多く、数十万円以上の出費になる場合もあります。

スノボを楽しむには、交通費やリフト券などのコストもかかります。ギア代は節約して、その分で一度でも多くスキー場へ出かけたいという人も少なくないでしょう。

中古品なら新品よりも価格が抑えられるため、金銭面でのハードルが下がるでしょう。

セカンドボードとして活用できる

中古品は、セカンドボードとして活用できます。たとえば、レールやボックスなど、傷がつきやすいアイテムの練習をしたいときは、中古品で練習するという使い方です。

シーズンイン直後やクローズ前など、ゲレンデに積雪が少ない時期にも重宝します。石や岩などを気にせずに出かけられる分、シーズンを満喫できます。

また、板を自分でメンテナンスしてみたい人にもおすすめです。自分好みのワックスやダリングを試してみたり、ステッカーで遊んでみたり、新品だと少々気が引けることにも、トライしやすいでしょう。

 

中古スノボを購入するデメリット

中古スノボ 注意点

中古品はお得な一面もありますが、リスクもあります。中古スノボを購入する前に、デメリットを知っておきましょう。

保証がついていない

中古のスノーボードには保証書がついていないため、仮に壊れたとしても、購入店での修理サービスは受けられません。

場合によっては保証書がなくても、対応してくれるショップはありますが、モデルが古いと修理ができないこともあるので注意が必要です。

自分である程度のメンテナンスができる人や、近くに頼れる専門的なショップがある人は、中古品の恩恵を受けやすいといえます。

探すのに時間がかかる

イメージしている板を見つけるのに時間がかかるのはデメリットといえるでしょう。

中古品は基本的に一点モノのため、自分のサイズに合うものを探すのに時間がかかります。グラフィックの好みもあるでしょう。もしぴったりの板が見つかったとしても、その板の状態が良好かどうか、見極める必要があります。

いざゲレンデに立ったときに、滑走に支障があるような不具合が生じてはたいへん。不測のメンテナンスは、痛い出費となりかねません。

中古スノボを選ぶ際には、時間に余裕を持っておくと失敗が防ぎやすくなります。

 

中古スノボの失敗しない選び方のポイント

中古スノボ 注意点

中古品のデメリットを回避するために、失敗しない選び方をチェックしていきましょう。

①相場価格を知る

購入予定のスノボ板が適正な価格かどうかを確認しましょう。

ネットやリサイクルショップなど、中古商品の販売者が、スノーボードに関する専門の知識をもっているとは限りません。そのため、相場や板の状態に見合っていない価格が設定されていることもあります。

スノーボードブランドの商品ページや、販売サイトなどをこまめにチェックしておき、ブランドやモデルごとに、だいたいどれほどの価格で販売されているのかを把握しておくとベストです。

スノーボードに関して詳しい知人がいれば、相談してみるのもよいでしょう。

②傷みが少ないものを選ぶ

中古品を購入するときは、キズや錆が少ないものを選びましょう。とくに板の裏面のソールと、側面の金属部分のエッジの2か所は、必ず確認してください。

ソールに深いキズがある場合、引っかかって思いどおりに滑らなかったり、芯材に水分が浸透し腐ってしまったりすることがあります。

また、エッジの破損や錆がある場合は、雪面に引っかかり転倒する恐れも。そのままにしておけば、修復不可能になるため、こちらも注意が必要です。

③製造年式が新しいものを選ぶ

中古スノボの購入は、なるべく製造年式が新しいものを選びましょう。なぜなら、見ためだけでは板の良し悪しの判断がつきにくいからです。

板の寿命は、使い方によって差はあるものの、一般的には、年に5〜10回程度の滑走で5〜10年が目安といわれています。目に見えるキズや錆が少なくても、フレックスが変化してコントロールがしにくくなるなど、劣化が進んでいる可能性があります。

④専門ショップで購入する

スノーボードに詳しい店員がいるショップで購入するようにしましょう。

スノーボード専門ショップでの中古販売は、ブランドやモデル・年式・板の状態などをきちんと確認してあるので、適正な価格で販売されていることが多いです。

また、ショップであれば実物を触りながら、キズの確認をしたり、店員に相談したりできます。なかには、試乗しかしていないような、状態のいい板が並ぶこともあります。

ショップに行く時間のない人や、近くに取扱いショップがない人は、ネット通販もひとつの方法。ただし、ネット販売では実物を見ることができないので、お店のレビューをしっかりチェックするのが大切です。

価格や品ぞろえを比較できるというネットの利点を活かし、こまめに情報をチェックしておきましょう。わからないことがあったら、ショップに問い合わせするひと手間を惜しまないことです。

スノーボードの選び方については、こちらの記事を参考にしてください。

スノボ板 選び方
スノーボード初心者に分かりやすく解説します!スノボ初心者の板の選び方
グラトリ スノーボード(スノボ)板
グラトリ初心者におすすめしたい【スノーボード板10選】と選び方をご紹介!

中古スノボは、リーズナブルに手に入るというメリットがある一方で、新品ではない分、リスクも伴います。よい中古品をゲットするには、相場価格・年式・状態など、板の価値をさまざまな角度から見極める知識が必要です。扱いやすい板との出会いは、スノーボードを長く楽しむうえでの必要条件のひとつ。購入の際は、商品やショップをしっかりとチェックしてください。自分にピッタリの板を選んで、ボードライフを満喫しましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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