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華麗なジャンプを演出してくれるキッカーですが「今のレベルで大丈夫だろうか」と挑戦を躊躇している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、キッカー初心者必見の練習方法や意識すべきポイント、おすすめの板を徹底解説します。

スノボでキッカーに挑戦するにはどれくらいのスキルが必要?

スノボ キッカー

ここではキッカーに挑戦するうえで欠かせない3つのポイントについて解説します。安定したジャンプに欠かせないオーリーの質が向上する練習方法も見ていきましょう!

直滑降でも転ばない

キッカーでの助走は、基本的に直滑降で行います。

十分なスピードがなく真っ直ぐした姿勢でリップから飛び出せなければ、飛距離不足によるテーブル落ちのリスクが増大し、空中で姿勢が崩れやすくなるでしょう。

また、スピードを恐れて後傾姿勢になると板が先行してまくられてしまうことも。

直滑降中でもエッジを立てずに板をフラットにできるボディバランスと、フルスピードに恐れないメンタルを身につけることが、キッカーへエントリーする最低条件といえるでしょう。

スピードコントロールがしっかりできる

ランディングにしっかりと着地するためには、適正スピードを確保する技術がとても重要な要素となってきます。

この技術が不十分だと、リップでバランスを崩したり、着地時に大きな衝撃を生み出してしまうことも。

スピードコントロールをしっかりと身につけ、トランジションに入る前には狙ったスピードを確保して飛び出す準備を整えておくことが必要です。

狙ったタイミングでオーリーがメイクできる

綺麗な空中姿勢を維持するためには、リップでしっかりとオーリーをメイクして体をコントロールすることが大切。

オーリーが早すぎると低いジャンプになり、遅すぎると雪面の反発を得られずバランスを崩す原因になってしまいます。

キッカーでは後ろ足がリップに差し掛かった時点でのオーリーが理想。まずは自分のタイミングでオーリーができるかどうか、スキルを確認してみてください。

自宅でもできる!手軽なオーリー練習方法

オーリーに不安がある方は、以下の練習でしっかりとコツをつかんでいきましょう。

まずはマット等の滑らず板を傷づけない物を敷いた上でボードを装着してください。

  1. 後ろ足に重心をかけ、ノーズを上げた状態でキープする。
  2. ノーズを上げた状態から真上に飛び上がる。
  3. 両足を胸に引きつけ、姿勢をコンパクトに保つ。
  4. 両足でしっかり着地。

板のしなる感覚も掴みやすいので、是非実践してみてください!

 

まずは基本のストレートジャンプから!意識するべきポイントとは?

ストレートジャンプはあらゆるトリックの基本となってきます。ポイントを押さえて安定したジャンプを手に入れましょう!

ストレートジャンプが安定すると、グラブやスピンへのチャレンジもスムーズに。上達スピードが違ってきますよ。

他のライダーやキッカーの形状を観察してイメージを掴む

まずは焦らず、実際に滑っている人たちの動きを観察して滑り出しの位置やスピード感覚をインプットしましょう。

イメージトレーニングを行うことで、ジャンプの成功率は格段に上がるはずです。

また、キッカーは真横から観察することで、各セクションの形状がよりわかりやすく、挑戦する際のイメージが掴みやすくなるでしょう。

セクションごとの基本姿勢

アプローチでは体制を低く保ち、目線はリップへと向けて飛び出しの準備を整えましょう。

序盤のうちにスピード調整は終え、板をフラットな状態にして滑ることを心がけてください。

空中では板を引きつけ、コンパクトな姿勢を保ちましょう。目線は着地点へ向け、自分が降りるポイントをしっかりと確認することで安定した着地がしやすくなります。

オーリーは軽く蹴り出す感覚でOK!

全力でオーリーをしようとすると、リップからの反発が強くなり体がまくれらてしまう原因になることも。

体が伸び上がるイメージで飛び出すことで、高い軌道に乗りやすく綺麗な空中動作につなげることができるでしょう。

両足をしっかり屈伸して着地

着地の際は、膝を使って衝撃を吸収することを意識してください。また、テール側から早めに着くことで衝撃が分散し、柔らかな着地がしやすくなるはず。

 

感覚を掴んでステップアップ!ゲレンデ内のおすすめ練習場

スノボ キッカー

焦らず感覚を掴んでいくことも、上達するうえでは欠かせない要素です。

パークの中上級者用のキッカーにチャレンジする前に、パークだけでなく、ゲレンデ内の練習場で徐々にコツを掴んでいきましょう!

【ギャップ】オーリーのタイミングを掴む

オーリー初心者の方は、まずギャップ(ゲレンデ上の起伏)を使ってオーリーの練習をしてみましょう。

実際に滑走しながらオーリーを繰り出すことで、バランス感覚や飛び出しのタイミングが掴みやすくなるはずです。

ギャップに集中しすぎて周りが見えなくなってしまうことも珍しくないため、練習前は周辺に人がいないことを十分に確認することを心がけてください。

【ウェーブ】連続ジャンプで浮遊感に慣れる

ウェーブとはコース脇にある波の様な形状をしたエリアです。

ウェーブに入れば普通に滑っていても体が浮き上がるため、ジャンプ時の浮遊感覚にも慣れることができるでしょう。

体重の乗せ方も自然と身に付きやすいので、フリーライディングの際は、ウェーブの滑走も取り入れてみてください。

【テーブルトップ】高低差が少なく比較的安全なキッカー

キッカーに初めて挑戦するという方は、怪我のリスクも少ないテーブルトップから取り組んでみましょう。

高低差が少ないためジャンプの飛距離が足りなくても、衝撃を最小限に抑えることが可能です。心理的なプレッシャーを少なくしてくれる点でも、おすすめできるキッカーといえるでしょう。

キッカー初心者にもおすすめのスノボ板

スノボ キッカー

【ALLIAN/PRISM】

アライアン スノーボード PRISM
アライアン スノーボード PRISM

さまざまな雪面に対応する6mmキャンバーボディを採用したボード。高密度のカーボンベースが高速滑走を可能としている人気モデルです。

ノーズとテールの形状が同じでスイッチにも対応しやすいため、パークでの滑走にはうってつけのスノボ板です。

【BURTON/CUSTOM FLYING V スノーボード】

BURTON   CUSTOM FLYING V
BURTON   CUSTOM FLYING V

シンプルながら存在感のあるグラフィックが目を引くBURTONのボード。

エッジコントロールがしやすく高いターン性能を誇っていることから、集中してアプローチに臨めそうです。

【SALOMON/FRONTIER】

反発力を高める加工が施されたSALOMONのボードは、オーリーがメイクしやすいおすすめモデル。

圧力のかかりやすい箇所へRUBBERブロックが配置されているため、振動や衝撃を緩和する機能も備えています。

キッカーに挑戦するためには、基礎スキルを身に付けておくことが欠かせません。最初はハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、練習を重ねることでスノーボードの楽しみ方をさらに広げてくれることでしょう。この記事を参考に、ぜひともキッカーへトライしてみてください!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。