スムーズに水分補給できるボトルは、サイクリングで活躍するアイテムのひとつ。脱水症の予防や熱中症対策にも役立つでしょう。今回は、サイクリングボトルを選ぶコツやおすすめ商品を紹介。初めてボトルを使う人向けのアイテムもあるので、要チェックです。
ボトルを選ぶ前に覚えておきたい4つのポイント
サイクリング用ボトルは、とにかく種類が豊富!自分に合うボトルを見つけるには、以下の4つのポイントを確認しましょう。
①ボトルケージに入るか
車体に専用の台座(ボトルケージ)を取り付けて、ボトルを収納する場合は、ボトルケージに入るサイズかを確認しましょう。
なぜなら、ボトルが太いとケージに入らず、たとえ入ったとしても取り出しにくいから。逆にあまり細すぎると、ボトルをホールドできず、走行中に落下する可能性があります。
ボトルは、片手でスムーズに出し入れできるくらいのサイズを選ぶのがポイントです。
ボトルケージについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェック!
ロードバイクと一緒に買おう!おすすめロードバイク用ドリンクホルダー
②フレームに干渉しないか
上の画像のように、フレームに干渉せずにボトルを取り出せるかも大切です。
ボトルケージからボトルを取り出す方法は、前後にスライドさせるタイプがほとんど。フレーム間が大きければ問題ありませんが、小さいと取り出すたびにボトルが当たり、フレームが傷つく恐れがあります。
とくに、容量が多いボトルを使用したい人は、車体サイズに合うかチェックしてください。
③洗いやすい構造か
ボトルが、洗いやすい形状かも確認しましょう。使ったあとは、洗って清潔に保たないと、カビや菌が発生することも。隅々まで洗いやすい構造だと、お手入れしやすいでしょう。
なお、食洗器を使用する際は、ボトルが食洗器に対応しているかも確認してください。
④入れる飲み物に対応しているか
ボトルに入れられる、飲み物の種類も要チェック。とくにステンレスボトルの場合は、取り扱いに注意が必要です。塩分を含むスポーツドリンクをステンレス製のボトルに入れると、サビが発生する原因になるため、使用後のお手入れが欠かせません。
たとえば、保温・保冷水筒で知られるTHERMOS製ボトルは、温めたスポーツドリンクはNGとされています。入れたい飲み物に対応しているボトルかどうか、事前にチェックするのがポイントです。
参考:THERMOS「よくあるご質問・問い合わせ」
サイクリング時に選びたいドリンクについては、こちらをご覧ください。
サイクリングで喉が乾いた!ロードバイク乗りが選ぶべきドリンクとは?
ここをチェック!サイクリングボトルの選び方
ここからは、ボトル選びのポイントを紹介します。
容量で選ぶ
サイクリングボトルは、容量によって大きさが異なります。一般的なのは、500mLのペットボトル1本が、余裕をもって入る600mL前後のサイズ。そのほか、750mLや950mLなどの大容量サイズもあります。
必要とする容量が、入るサイズのボトルを選ぶとよいでしょう。
飲み口のタイプで選ぶ
ボトルの飲み口には、プル式・ジェットバルブ式・ウォーターゲート式の3種類があります。自分が飲みやすいタイプを選ぶのがベスト。以下にタイプ別の特徴・メリットをまとめましたので、参考にしてください。
タイプ | 使い方 | メリット |
プル式 |
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ジェットバルブ式 |
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ウォーターゲート式 |
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ボトルの機能で選ぶ
保冷・保温機能や、飲み口をカバーできるキャップ付きなど、ボトル自体の機能で選ぶのもおすすめです。とくに夏や冬など、厳しい気候になりがちな季節のサイクリングでは、保冷・保温機能をそなえたボトルが重宝するでしょう。
デザインで選ぶ
好きなデザインで選ぶのもよいでしょう。ボトルとボトルケージをセットでそろえて、車体に取り付ければ、本格的な見た目にグレードアップ!サイクリング中の気分もあがります。
サイクリング用おすすめボトル6選
サイクリングにおすすめのボトルを6つ紹介します。さまざまなアイテムをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
①初めてのボトルに最適!ELITE「FLY 550ml」
プル式の定番ボトル。飲み口が引き出しやすく、ボトル自体も柔らかくて握りやすいのが特徴です。握力が弱い人や、子どもでも扱いやすいでしょう。
②豊富なカラーバリエーション!CAMELBAK 「PODIUM 21oz」
ジェットバルブ式ボトルで有名な、CAMELBAK(キャメルバック)のスタンダードモデル。シンプルながら、選べるカラーバリエーションが特徴で、どのような自転車にも似合うでしょう。
容量は約620mLと十分あります。ジェットバルブ式を試したい人は、ぜひチェックしてみてください。
③目を惹くデザイン!POLAR BOTTLE「Breakaway Insulated 20oz」
パッケージが魅力的な、ウォーターゲート式ボトル。揺れが激しい道でも、漏れにくい設計になっています。容量は約600mLと、ちょうどよいサイズ。ボトルで個性を出したい人に、使ってほしい商品です。
④ガブガブ飲める大容量!ELITE「FLY TEX 950ml」
約950mLと、たっぷり入るプル式ボトルです。容量を気にせず、たくさん飲みたい人に向いています。また、コンビニなどがなく、水分調達ができる場所が少ないコースで使用するのもよいでしょう。
⑤夏に活躍の保冷ボトル!CAMELBAK 「PODIUM ICE 21oz」
暑いシーズンにぴったりの商品。保冷機能なしのボトルと比較すると、約4倍の保冷力をそなえています。
容量は約620mLで、ジェットバルブ式。ステンレス製ではないため、長時間の保冷には向いていませんが、少しでも冷たい飲み物がよい人に最適なボトルです。
⑥保冷・保温どちらも対応!THERMOS「真空断熱ケータイマグ FJF-580」
保冷・保温機能付きのステンレスボトル。ボトルケージにフィットしやすいサイズ感が魅力です。また、サビに強い塗装が施されており、冷たいスポーツドリンクにも対応しているのがポイント。
容量は580mLほどで、これ1本あれば、オールシーズン活躍するでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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