アウトドアシーンにも欠かせない価値観?持続可能な世界を目指すSDGsとは

SDGsとキャンプのゴミ問題で個人ができることとは?

SDGsとキャンプのゴミ問題で個人ができることとは?
SDGsの達成に向けて、キャンパーはゴミ問題も考える必要があります。本記事では、ゴミ問題について、キャンプ場を使う私たちができることを具体的に紹介。SDGsとキャンプのゴミ問題との関係性も説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ場のゴミ問題

SDGs

キャンプ場でのゴミには代表的なものが3つあります。キャンプ道具の外箱、使い捨ての皿やコップ、そして食べきれなかった食材です。

キャンパーがゴミを放置したまま帰ると、景観が損なわれるだけでなく、さまざまな環境問題も起こります。たとえば、プラスチックゴミが風に飛ばされて川や海に流入したり、ゴミの臭いに誘われて野生動物が侵入したりするなどです。

処分しきれなかったゴミがあふれ、悪臭を放つようになると、キャンプを楽しむどころではありません。ゴミ問題を解決しきれず、キャンプ場を閉鎖しなければいけなくなるところもでています。

 

キャンプのゴミ問題とSDGsとの関係は?目標をチェック!

SDGs

SDGsとは、2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指すために掲げられた、国際的な共通目標です。SDGsの17の目標のなかには、ゴミ問題と切っても切り離せないものがあります。キャンプ場のゴミ問題に関連するSDGsをチェックしてみましょう。

目標2:飢餓をゼロに

飢餓で苦しんでいる人たちをなくすことを目標にしています。

世界人口の9人に1人に該当する約8億1100万人が、栄養不足の状態です。一方で、世界でまだ食べられる食料が廃棄される量は、1年間に約13億トン。日本では約612万トンが廃棄されています。国民1人が毎日お茶わん1杯分の食料を捨てている計算になりますよ。

このような「食の不均衡」は、世界の飢餓問題を加速させているだけではありません。廃棄された食料がゴミとなり、環境への負荷にもなっているのです。

キャンプで使用する食材は必要な分だけ持っていき、無駄なく使用することが求められます。

出典:
WFP「飢餓をゼロに
農林水産省「20年10月号 食品ロスの現状を知る

目標12:つくる責任 つかう責任

資源の効率的な利用や、廃棄物の削減を目標にしています。

現代の社会は大量生産・大量消費が進み、地球に大きな負荷をかけているのが問題です。地球上の天然資源には限りがあり、枯渇するリスクがあります。また、生態系も破壊され、生物の多様性が失われるなど、環境問題も発生します。

キャンプでは使い捨ての食器やコンロなどを使用しがちですが、これもゴミ問題の原因のひとつです。繰り返し使えるモノを活用する工夫が必要になってきます。

目標13:気候変動に具体的な対策を

地球温暖化による、気候変動やその影響を軽減させることを目標に設定しています。

気候変動の主な原因は、CO2などの温室効果ガスによるものです。温室効果ガスは、モノの生産・輸送・処分のために排出されてきました。使うモノが増えれば、さらに環境汚染の原因となるゴミ問題にもつながりますね。

こうした悪い連鎖を断ち切るためには、前述のとおり、繰り返し使用できるモノを大切に使うことが第一歩。キャンプ場でゴミの量を減らせば、結果的に気候変動の問題にも貢献できるのです。

目標14:海の豊かさを守ろう

海洋資源を持続的に開発しつつ、生態系を守っていくことを目標にしています。

海の豊かさを損なう原因のひとつとされているのが、プラスチックゴミです。微細なマイクロプラスチックとなって海に流入すると、海洋生物の生態系を破壊するという結果を生みますよ。

海辺や川に隣接しているキャンプ場は、この目標14と大きく関わってきます。キャンプでは、プラスチック製品を放置したまま帰らないことが大切です。

そのほかにも私たちが意識したいSDGsには、さまざまな種類があります。SDGsの詳細については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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