TOKOのテント&パックプルーフとは?
TOKOは、スキー・スノボのワックス&ケアブランド。
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【世界的ワックスブランド】TOKOの環境と人にやさしい洗剤・撥水剤ケアラインシリーズとは?
「テント&パックプルーフ」はケアラインの1つで、テントやタープ、バックパックなどに使える高性能撥水・防汚スプレーです。スプレーして乾かすだけで、生地を傷めることなく、手軽に高い撥水性が得られます。
今回レビューするポリコットン素材以外にも、ポリエステル、ナイロン、ゴアテックスなどの防水透湿素材にも安心して使用できます。
タトンカ1TCをメンテナンス
今回はポリコットンタープの代名詞、タトンカの1TCに使用しました。
タトンカのタープは表面に撥水加工が施されているので雨に強いのですが、使い続けていると撥水機能は徐々に落ちてしまいます。定期的に撥水メンテナンスをしてあげることで、撥水性を上げるだけでなく、汚れも付きにくくなりますよ。
用意したもの
- TOKO テントパックプルーフ 2本
- ペグ 4本
- ペグハンマー
- 念のため、軍手とマスク
テント&パックプルーフの容量は500ml。1TCは、445×425cmと大型なので、2本用意しました。また、塗布中に風が吹いて、スプレーが自分にかかってしまうことも懸念し、マスクと軍手を着用しました。
タープやテントに汚れている部分があれば、事前に中性洗剤などで拭き取っておきましょう。
早速メンテナンス開始!
今回はメンテナンスをメインに予定していたので、日陰になりやすいサイトを予約しました。メンテナンスの際は、隣のサイトから離れていること、風が強くないことを確認しましょう。自宅の庭などで行うときも、ご近所さんの迷惑にならないようにしてくださいね。
まずは、サイトにタープを広げて置きます。
タープが風でめくれないようにペグダウンします。テンションはかけすぎないように。
全体にスプレーを吹き付けていきます。生地から離しすぎたり、角度が悪いとうまくスプレーが付いてくれません。生地からだいたい20cmくらい離して噴射すると、まんべんなく塗布することができます。
正しくない噴射距離と角度
正しい噴射距離と角度
全体的に少し染みるぐらい、しっかり塗り込みます。
シーム部分は特に水が染みやすいので念入りに。
※注意点:スプレーを継続的に使用していると、噴射口が液体で覆われてしまいます。
ムラなく噴射するために、フッと息をかけて綺麗にしてください。
日陰で乾燥させます
全体にたっぷり吹き付けたら、そのまま直射日光が当たらない場所で干します。1時間くらいでだいたい乾きました。乾燥したら、タープを設営して休憩です(笑)
翌日に撥水テストをしてみた
完全に乾かしたかったので、タープを張ったまま一晩過ごし、翌朝に撥水性をテストしてみました。
雨が降らなかったので、ペットボトルに水をいれてテスト開始。上から勢いよく水をかけます。
数秒ですが、テスト動画です。
水滴が弾かれ、しっかり撥水されているのがわかります!タープに水が溜まらないようちゃんと設営すれば、かなり強めの雨でも大丈夫そうですね。
アウトドア用に開発されたテント&パックプルーフは、ファッション系の撥水剤より長持ちするそうなので、持続性にも期待です。
使用量の目安
今回のタトンカ1TCで、テント&パックプルーフを約2本使用しました。かなりしっかり吹き付けて、少し残るぐらい。
同じタトンカでも2TC(300×285cm)などコンパクトサイズなら1本で足りると思いますし、1~2人用のテントのフライなんかには、2回くらい使用できそうです。
スプレーするだけという手軽さなので、キャンプついでにメンテナンスできますよ。お気に入りのテントやタープを長く使うために、是非みなさんもメンテナンスしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。