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冬のSUP時には欠かせないウェットスーツ。ウェットスーツにはいくつか種類があるため、それぞれの特徴を踏まえて自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。この記事では、ウェットスーツの種類や選び方について紹介します。

冬のSUPにはウェットスーツが必要

sup 冬 ウェットスーツ

外気温だけでなく水面温度も下がる冬は、ウェットスーツで水が肌に触れるのを極力防ぎ、体温低下への対策が必要です。

また、ウェットスーツには寒さを防ぐだけではなく、水に浮きやすい素材でできているため、安全性も高い点が嬉しい特徴です。

ウェットスーツにはいくつか種類があるので、それぞれの特徴を抑えて自分に合ったものを選び、快適に冬のSUPを楽しんでいきましょう。

 

ウェットスーツの種類

sup 冬 ウェットスーツ

ここでは冬のSUP時に重宝するウェットスーツの種類を5つ紹介します。

ドライスーツ

ブーツまで一体となっているのが特徴です。また、首、袖、ジップ部分などの水が侵入しやすい箇所に防水加工がされているのも、冬のSUP時に嬉しい魅力。

値段が高い傾向があるので、寒い地域や時期にSUPを楽しむ機会が多い方や、寒がりな方におすすめです。

セミドライスーツ

長袖長ズボンタイプのウェットスーツです。完全防水ではありませんが、手首や足首部分から水が入ってくるのを最小限に抑えらえれます。

「フルスーツ」と呼ばれるものも同じタイプですが、セミドライスーツはフルスーツとは違って、生地の厚みや素材によって防寒対策がされています。水に濡れてしまう確率が低いSUPの時に重宝します。

タッパー

上半身用のウェットスーツです。ウェットスーツは基本、目立たない色のものも多いですが、上下が分かれていると、上には色のあるタッパータイプのものを選ぶと遠くからも見つけやすくなり、安全性が高まります。

ジャケットのように基本フロントファスナーなので、着脱が簡単な点も魅力。また、ウェットスーツの手入れ時、浴槽に水をはって海水を落としますが、上下が分かれているタッパータイプだと洗いやすいのもポイントです。

ロングジョン

長ズボン、タンクトップタイプのウェットスーツです。上半身はタンクトップなので、自由にコーディネートして使用できます。

冬以外の季節にも使用できるので、オールシーズンSUPを楽しみたいかたにおすすめのウェットスーツです。

SUP専用ウェットスーツ

SUPに使用されるウェットスーツはサーフィンやダイビングのものを使うことがほとんどです。しかし、近年、SUP専用のウェットスーツも開発されています。

特徴としてはジップ式で脱ぎ着がしやすく、パドルを漕ぐ摩擦に負けないように作られています。肩や腕まわりの生地が薄く動きやすいのも嬉しいポイントです。

ウェットスーツの選び方

ここでは、冬のウェットスーツの選び方を紹介します。

冬のウェットスーツの選び方①厚さ

冬は3〜5mmが重宝します。とくに寒さ対策をしっかりしたい方には5mmの裏起毛タイプを選ぶとよいです。

SUPの場合、動きやすさが重要になってくるため、5mmの厚い生地だと動きにくいと感じる方も多い傾向にあります。

その場合は、3mmほどの生地を選び、帽子やグローブなど他のアイテムで防寒対策をしていきましょう。

また、最近では動きやすさを重視し、腕や肩周りは薄めの生地を使用し、それ以外の部分は厚い生地を使用したウェットスーツもあります。

このタイプのウェットスーツを利用したい方は「5mm x 3mm」などといった厚さの表記が2種類並んでいるものを目印に選んでみましょう。

冬のウェットスーツの選び方②ファスナーの場所

SUP時はウェットスーツ内に空気を取り込みやすく、温度調節が簡単なものを選ぶとよいです。

保温性が高いウェットスーツを着用する冬は、気温が低いとはいえ、パドルを漕いでるうちに汗をかくこともあります。

温度調節がしやすく、かつ着脱が簡単な背中ファスナータイプのものを選ぶのがおすすめです。

ただし、水の侵入という点を考えるとジップから入ってきてしまう可能性が高まってしまうので、防水機能がついているものを選びましょう。

冬のウェットスーツの選び方③サイズ感

冬のSUP時に使用するウェットスーツのサイズは、大きすぎても小さすぎても影響がでてしまいます。たとえば、サイズが大きいとスーツの中に水が入ってきてしまい、保温効果が無意味になります。

逆にサイズが小さいと体が締め付けられ、動きにくくなるため、パドリング時に疲れやすくなるなどの影響がでてしまう可能性も。

サイズに迷った場合は、少し小さめのものを選ぶと、冬のSUP時に避けたい水の侵入を防げます。

冬のSUP時におすすめのウェットスーツ

sup 冬 ウェットスーツ

MORGEN SKYウェットスーツ2mm

タッパータイプで上半身だけのウェットスーツです。2mmと生地は厚くないですが、保温効果があるため、動きやすさと温かさが兼ね備えられているのが特徴。

フロントジッパーで着脱が簡単な点も魅力です。

MORGEN SKY ウェットスーツ 長袖ジャケット 2mm
MORGEN SKY ウェットスーツ 長袖ジャケット 2mm

AIRFRICフロントジッパー

タッパータイプのウェットスーツです。生地は5mmで裏起毛になっています。フロントファスナータイプで、脱ぎ気がしやすいのが特徴です。

防寒対策を重視したい方におすすめできるウェットスーツです。

AIRFRIC ウェットスーツ タッパー
AIRFRIC ウェットスーツ タッパー

MORGEN SKY ウェットスーツ 5mm

セミドライタイプのウェットスーツです。3層構造になっていて、ジャージ素材の間にゴム素材が挟まっているので、ジャージから浸透した水がゴム素材の間で温められ、保温効果が期待できます。

また、セミドライタイプにしては1万円以下と安価な点も魅力。ウェットスーツを初めて購入する方にもおすすめの商品です。

MORGEN SKY ウェットスーツ ‎2mm裏ジャージ
MORGEN SKY ウェットスーツ ‎2mm裏ジャージ

DOVEサップ・バックジップ・ロングジョン

ロングジョンタイプ 、SUP専用のウェットスーツです。生地の厚さは3mmあります。タンクトップタイプですが、ジャケットを羽織れば冬にじゅうぶん重宝します。

パドルを漕いだ時の生地の耐久性が気になる方にはとくにSUP専用のウェットスーツがおすすめです。

DOVE

RSS SURF WETSUITSセミドライウェットスーツ

日本人の体型に合わせて開発されており着心地がよいのが特徴的なセミドライタイプのウェットスーツ。

柔軟で軽量な素材を使用しており、ウェットスーツ初心者の方にも扱いやすいのもポイントです。保温性が高いインナーは首部分まで覆える作りになっており、水の侵入も防ぎます。

万が一、水が入ってしまっても外側の生地に水の排出穴がついているので安心です。価格も安価なので、ウェットスーツを試してみたい方におすすめの商品です。

RSS SURF EVOTRIC セミドライスーツ
RSS SURF EVOTRIC セミドライスーツ

FELLOWセミドライスーツ

サーフィンのオフィシャルブランドが販売しているセミドライウェットスーツです。生地の厚さは「5mm x 3mm」なので、温かさと動きやすさが兼ね備えられています。

チェストジップタイプなので、浸水が防ぎやすく、水に落ちても安心なので、冬のSUP時に重宝します。

FELLOW セミドライスーツ ウェットスーツ チェストジップ
FELLOW セミドライスーツ ウェットスーツ チェストジップ

 

今回は冬に着るウェットスーツの選び方やおすすめな商品の紹介をしました。冬のSUP時には防寒対策はもちろん重要ですが、動きやすさも大切です。生地の厚さや素材によって動きやすさと保温性のバランスが変わってきますので、特徴をおさえて自分にあったウェットスーツを選んでいきましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。