バス釣り場の探し方
よい釣果を出すために大切なのは、「フィールド選択」「使うルアー」「季節・時間選択」の3要素であるといえるのではないでしょうか。
その中でも「フィールド選択」はもっとも重要なファクターであり、1日の釣果は場所で決まる、といっても言い過ぎではありません。
基本的な釣り場の探し方をご紹介しますので、ご自身のフィッシングスタイルにあったフィールドを見つけてみてください。
Googleマップを使って探す
あらかじめカヤックでバス釣りができるフィールドであるのかを確認しておく必要がありますが、Googleマップを使うと入水地点やある程度の水深、地形の変化などが一目瞭然です。
また、駐車場の有無、ランチング可能なボートハウスの有無、ブッシュやレイダウンといったストラクチャーの位置も事前に確認しておくことができますので、ぜひ活用をおすすめします。
雑誌や本などから情報収集する
雑誌や本といった解説書にも様ざまな釣り場が掲載されています。
霞ケ浦水系なら専門の書籍で調べれば詳しくフィールドのポイントが解説されていますし、カヤックをつかった釣果なども掲載されています。
情報ツールとしては申し分ないでしょう。
SNSを利用する
昨今では、情報化社会によりSNSを使った釣りに関する情報が多く発信されています。
フォロワーが多ければ、より地域を絞った釣り場の確認ができますし、実際にカヤックフィッシングをしているフィールドの状況もイメージすることができます。
直接相手にダイレクトメールをして仲良くなれば、気軽に釣果をやり取りできるといった利点もありますので利用価値は高いといえるでしょう。
普段の釣行からヒントを得る
普段、陸っぱりで訪れるフィールドは、カヤックを使って入水できるのか、などを事前に調べておくと便利です。
ホームフィールドであれば、釣れるまたは釣りやすいポイントなどにも詳しいでしょうし、何よりお気に入りのフィールドでフィッシングスタイルが増えればそれなりの釣果も期待できるでしょう。
初めて訪れるフィールドでも、カヤックフィッシングを意識しつつ釣りを楽しむことが重要です。
カヤックでバス釣りが楽しめる関東のフィールド
参考までに、カヤックを使ってバス釣りが可能な関東のフィールドをご紹介します。
一部、エンジンや動力船での釣りが禁止されている場所もありますので、釣行の際はくれぐれもカヤックフィッシングが前提のフィールドであることをご理解ください。
茨城県 新利根川
メジャーフィールドである霞ケ浦水系でカヤックフィッシングを楽しむなら、新利根川がおすすめ。
冬場の釣りは下流域、夏場は上流域でデカバスが期待できるバス釣りのメッカとして知られています。
バスフィッシングで有名なボートハウス「松屋ボート」も近く、陸っぱりでも十分な釣果が期待できるおすすめのフィールドです。
千葉県 古利根沼
荘厳な雰囲気の中にたたずむ古利根沼は、ロケーション・釣果共に申し分のないの魅力的なフィールドです。
とくに朝夕のマヅメ時に釣りをすると、霧がかかったような幻想的な雰囲気を楽しめるロマンチックな場所。
カヤックでの入水ポイントは限られますが、フローターやウエーダーを使ったコアなバサーも多く、神秘的な雰囲気の中でバス釣りを楽しみたい方にはとくにおすすめ。
茨城県 道仙田
陸っぱりでも実績の高いことで知られる茨城県の知る人ぞ知る三日月湖。
アシやガマ、リリーパッドにレイダウンとヘビーカバーにはこと欠かず、気軽にジャングルクルーズを体験できる関東でも数少ないカヤックフィールドといえるでしょう。
入水ポイントは限られますので、ドーリーがあると便利。
50cmオーバーのデカバスも頻繁に釣れているので、ヘビータックルでビッグベイトゲームを楽しみたい方にも期待の持てるフィールドです。
埼玉県 合角ダム(かっかくダム)
埼玉県は秩父にある人造ダム湖。通称「西秩父桃湖」とも呼ばれています。
エンジン船やエレキなどの動力船を使った湖上での釣りは禁止されていますが、手漕ぎでのカヤックのみの入釣は可能。
水深があり目視では確認できない障害物が多いものの、バスのストック量や釣果にも十分に期待が持てるフィールドです。
プランクトンも多いことから、冬はワカサギ釣りのメッカとして知られています。
千葉県 将監川
バスプロも訪れる有名なフィールドとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。
十分な足場を確保できるポイントが少なくボートフィッシングがメインのフィールドですが、もちろんカヤックを使ったバス釣りもOK。
入水には、スロープの利用が可能な「将監ボート」さんを利用すると便利。駐車場もしっかり完備されていますので、お車が気になる方はぜひ訪れてみるとよいでしょう。
カヤックフィッシングに飽きた方は、隣接する長門川で陸っぱりに切り替えてバス釣りを楽しめる、といったメリットもあります。
カヤックでデカバスを狙う時のおすすめリグ
カヤックに乗ってバス釣りをすると、水面とほぼ同じ高さからフッキングをする必要があるため、できるだけ軽い力で深くバスの上顎を正確に捉えることができるリグを選定する必要があります。
一例をご紹介しますので、デカバスハンティングを楽しむ際の参考にしてみてください。
カバーネコリグ
ヘビーカバーを効率的に撃つ際におすすめなのが、カバーネコリグ。
ワッキースタイルと呼ばれるマス針をワームにチョン掛けした簡素なつくりのリグですが、その破壊力は抜群。
スナッグレス性能(根掛かり回避性能)も高く、ピンポイントでテンポよくベイトフィネスで探りたい方には最もおすすめのリグです。
OSP HP 3D Wacky Feco対応
ジグヘッド&ウエイテッドフック
中層のミドストやサーチベイトで広範囲にバスの居場所を探るのにもっとも適したリグ。
ブレードの付いたウエイテッドフックを使ったアピール力重視の釣りも、低活性のバスを呼び寄せる強烈な仕掛けとなるでしょう。
ジグヘッドは、ダウンショットリグと同様にタダ巻きでもよく釣れるリグなので、タックルボックスにひとつ忍ばせておくだけでも損のないアイテムといえます。
ゲーリーヤマモト 4インチ ヤマセンコー 343
ZAPPU ザップ ブレーディングパイルドライバー
フリーリグ
フリーリグといえば、O.S.Pのドライブビーバーやデプスのブルフラットといったルアーを思いつく方も多いでしょう。
ブレイクやリップラップなどの段差につくバスを根こそぎ狙うことができ、カヤックからのフッキング率も驚くほど高いリグです。
単純なロッドアクションで効率的にバイトチャンスを得られるので、ぜひ1度試してみてください。
O.S.P(オーエスピー)ドライブビーバー3.5inch
deps(デプス) ワーム ブルフラット 3インチ #64
ズボラリグ
霞ヶ浦水系でカヤックフィッシングを楽しむならズボラリグは覚えておいて損はないでしょう。
フリーリグ・パンチショット・キャロライナリグと、ラインを一切カットすることなくワンタッチでお好みのリグにチェンジできる優れた仕掛けです。
カヤックフィッシング特有の、煩わしい船上でのリグチェンジも一切必要なし。あらゆるシチュエーションを網羅できるリグとしてぜひおすすめしたいツールです。
▼ズボラリグの作り方はこちら!
ズボラリグの作り方がわかりやすく説明されています。ぜひ参考にして作ってみてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。