北海道①日本一早い紅葉!旭岳(あさひだけ)|上川郡東川町
旭岳は日本一早い紅葉で知られる北海道の最高峰です。ロープウェイで5合目まで行けるので、手軽に紅葉を楽しめるのがうれしいところ。ロープウェイから見下ろす絶景や、散策ルートに広がる色とりどりの紅葉を堪能できます。
ロープウェイを降りたら、姿見の池までの散策ルートを進みましょう。旭岳の雄姿と青い池、紅葉のコントラストは、まるで絵画のような美しさ。思わず写真を撮りたくなる素晴らしい景色が広がります。
旭岳の山頂までは険しい道があるため、登山装備が必要です。山頂付近は早ければ9月に初雪が降ることも。ピークを目指すなら、アイゼンなどの冬山装備を忘れないでください。
紅葉の見ごろ | 8月下旬~9月下旬 |
標高 | 2,291m |
参考サイト | 大雪山旭岳ロープウェイ |
北海道②銀泉台の紅葉は必見!赤岳(あかだけ)|上川郡上川町
赤岳は登山者だけでなく、観光客にも人気の紅葉スポットです。山の斜面に広がる針葉樹の緑と、赤や黄色に染まる山々の壮大な景観は必見。赤岳登山口から1時間ほど歩けば、紅葉の名所「第一花園」に到着します。
第一花園でも十分楽しめますが、ピークまでの見どころが多いのが赤岳の魅力です。山頂までの所要時間は約2時間。途中、雪渓が広がる「第二花園」や、高山植物の女王が群生する「コマクサ平」を経由して進みます。ガレ場もあるので、登山靴を用意して行きましょう。
毎年、紅葉シーズンにはマイカー規制があります。車で行く場合は、駐車場から有料のシャトルバスを利用してください。
紅葉の見ごろ | 9月中旬~下旬 |
標高 | 2,078m |
参考サイト | KAMIKAWA LIFE(北海道上川町役場)「紅葉期の車両交通規制について」 |
北海道③紅葉登山でテント泊も!黒岳(くろだけ)|上川郡上川町
黒岳は登山初心者の紅葉ハイキングにおすすめです。ロープウェイとリフトを使って7合目まで行けば、黒岳頂上へは1時間半ほど。山頂からは大雪山系の雄大な眺望や、赤いナナカマドの絨毯など、見ごたえある景色を満喫できます。
避難小屋の「黒岳石室(いしむろ)」と野営指定地で、テント泊登山も可能です。黒岳石室から山頂までは片道約20分。夏季シーズン中は、管理人が常駐しているのもうれしいポイントです。
寝袋や毛布などのレンタルはないため、必要な道具や食料はすべて持参しましょう。避難小屋は感染症対策により人数を制限して営業しています。最新の情報は参考サイトをご覧ください。
紅葉の見ごろ | 9月上旬~下旬 |
標高 | 1,984m |
参考サイト | 大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ りんゆう観光「2023年度夏季シーズンに係る黒岳石室(野営指定地)の利用について」 |
北海道④ロープウェイからの絶景!有珠山(うすざん)|有珠郡壮瞥町
有珠山はユネスコ世界ジオパークに選ばれている活火山です。遊歩道から迫力ある火口原を間近に見られます。秋は色とりどりの紅葉をはじめ、洞爺湖・羊蹄山・太平洋の大パノラマが望める「外輪山展望台」が見どころです。
山頂付近までロープウェイで行けるため、ファミリーや登山ビギナーにもぴったり。ロープウェイから見下ろす秋景色も圧巻です。「ロープウェイ山頂駅」から徒歩5〜10分ほどで、噴煙をあげる有珠山が見られる「有珠山火口原展望台」まで行けます。
外輪山遊歩道をとおって絶景を望める「有珠山外輪山展望台」までは、往復1時間40分ほど。途中、600段の急な階段があるので、無理せずゆっくり進みましょう。
紅葉の見ごろ | 10月上旬~11月上旬 |
標高 | 733m |
参考サイト | 有珠山ロープウェイ「トレッキング」 胆振総合振興局「登ろういぶりの山 山登りまち巡りガイド-有珠山-」 |
北海道⑤麓から徐々に色づく紅葉!ニセコアンヌプリ|虻田郡ニセコ町
スキーリゾートとしても有名なニセコアンヌプリは、麓から徐々に染まっていく紅葉が特徴です。ゴンドラをつかえば、約1時間の登山で山頂へ行けるのが魅力。頂上からはニセコ連峰をはじめ、羊蹄山・洞爺湖・日本海など壮大な景色が望めます。
6人乗りのゴンドラは、片道10分ほどで標高1,000m地点へ。「アンヌプリゴンドラ山頂駅」で降りたところの「1000メートル台地展望広場」からの眺望だけでも、見に行く価値ありです。素晴らしい風景を見ながら、広場で秋の気配を感じましょう。
ゴンドラは運行日が決まっているため、事前にホームページで運行日程をチェックしてください。
紅葉の見ごろ | 9月下旬~10月下旬 |
標高 | 1,308m |
参考サイト | ニセコアンヌプリゴンドラ |
ライター
Greenfield編集部
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