地面の白、空の青、樹々の緑。眩しいコントラストの中、汗ばむ体に風が気持ちいい!冬の銀世界もいいけれど、春には春にしかない楽しさがいっぱい。リフトに乗っていても寒くない、転んでも痛くない、痛くないから怖くない。冬に練習してきたことを試してみるもよし、初滑りに行くのもよし!春スキー、もしかしたら夏スキー?出かけてみませんか?
GWはゲレンデへ♪夏まで滑れる?!春からオープン&GWまで営業するスキー場
Greenfield
豪雪すぎて春まで開かない奥只見丸山スキー場

出典 奥只見丸山スキー場
新潟県の、福島県との県境に近い奥只見丸山スキー場は、豪雪すぎて真冬は営業していない珍しいスキー場です。
正確には、12月、雪が積もる頃に一度オープンし、1月、本格的な積雪シーズンには一旦クローズ。
スキー場への道路の除雪が間に合わないから、というのが理由です。
そして他のスキー場がクローズしだす3月下旬頃に再びオープンして、5月頃まで営業します。
ダムの建設工事用道路として整備された奥只見シルバーラインの雰囲気のある素掘りの長いトンネルを抜けた先に現れるスキー場は秘境感たっぷり。
目の前の奥只見ダムは日本最大級のダムで、映画「ホワイトアウト」の舞台にもなりました。
奥只見といえばビッグキッカー。
20m級のキッカーを飛ぶ猛者たちは、見ているだけでドキドキしちゃいます。
半袖ライダー続出!夏スキーの聖地月山

出典 月山スキー場
山形県の中央に位置し、日本百名山であり、出羽三山のひとつでもある月山は、登山者や修験者だけではなく、夏スキーを楽しむスキーヤーにも親しまれています。
例年オープンは4月、クローズは7月。
さすがに7月のクローズが近い時期になると、滑れる範囲も数百メートルと狭くなってしまいますが、競技スキーの練習の舞台となっています。
標高1600mの高地に広がるゲレンデで、ブナの新緑の中、スキーを楽しむことができます。
半袖はもちろん、中にはタンクトップに短パンという強者もいるとか!
コブ斜面だけではなく、ボーダーやレーサー向けにコブのないバーンもありますが、春の雪はなかなか手強いようですよ。
駐車場からリフト乗り場まで歩く距離が長いので、いいウォーミングアップになりそうですが、辛そうという人には、スキーキャリーサービスがあるのもありがたいですね。
まだまだ営業中!ゴールデンウイークまで滑れるスキー場
丸沼高原スキー場

出典 丸沼高原スキー場
関東以北最高峰の日光白根山の中腹、標高2000mまでゴンドラで一気にアクセスできる丸沼高原スキー場は、関東では最も早くオープンするゲレンデとして知られていますが、クローズも例年5月上旬と、長いシーズンを楽しめるスキー場です。
コースバリエーションが豊富で、どんなレベルのスキーヤーやスノーボーダーでも楽しめるレイアウトです。
比較的スノーボーダーの割合が多く、パークアイテムも豊富です。
大きなセンターハウスは中に温泉施設もあって便利!
高速のインターから少し距離がありますので、春シーズンの方が路面状況はシビアでなく、アクセスしやすいのではないでしょうか?
志賀高原スキー場
標高が高く、ハイシーズンは抜群の雪質を誇る志賀高原スキー場も、エリアによっては春スキーを楽しめるんです。
雪玉を作れないほどサラサラのアスピリンスノーを楽しめる志賀高原は、ハイシーズンには寒すぎる!なんて声もちらほら。
寒がりな方は春の方が楽しめるかもしれません。
横手山の山頂で凍えていた人も、春ならのんびり景色も満喫できますね!
高天原マンモススキー場、タンネの森オコジョスキー場、一の瀬ファミリースキー場、寺子屋スキー場、一の瀬ダイヤモンドスキー場、焼額山スキー場、奥志賀高原スキー場、熊の湯スキー場、横手山・渋峠スキー場がGWまで営業を予定しています。
営業は週末のみ、というゲレンデやリフトもありますので、お出かけの前には最新情報の確認をお忘れなく!
猫魔スキー場

出典 猫魔スキー場
裏磐梯の猫魔スキー場もハイシーズン中は気温が低く、北海道並みと評する人もいるほどの雪質を誇り、GWまで楽しめる積雪量をキープしています。
こちらのスキー場は春スキーにも力を入れていて、「春猫魔」として春だけのキャンペーンも色々。
日が早く昇る春ならではの早朝営業をしていたり、スキーやボードの板やウェア・小物などのレンタルが全て無料だったり、週末にはオープンエアのカフェテラスが出現したり、ハイシーズンとはまた違うお楽しみがたくさん!
パークアイテムも更新を繰り返し、挑戦者を待ち構えています。
春といえば春猫魔、が合言葉です!
ロッテアライリゾート

出典 ロッテアライリゾート
2005-2006シーズンを最後に営業を停止していた新潟県妙高市のアライマウンテンが、2017年12月ロッテアライリゾートとして復活!
オフピステの多いコースレイアウトは、現在のパウダーブーム以前からパウダーファンの人気を集めていました。
アバランチコントロールが難しい地形といわれており、スキー場の整備スタッフがリスペクトされるというのもアライならではかもしれませんね!
木々が少なく、遠くまで見渡せるゲレンデは他のゲレンデとはちょっと違った開放感があり、晴天率の上がる春は特に気持ちがいいこと間違いなし!
北陸新幹線開業に合わせ、海外からの集客も狙った一大リゾートでもあるスキー場は、リフト券も他のゲレンデと比較すると少し高価ですが、ゲレンデ整備に手間がかかる証拠なのかもしれません。
スプリングシーズンはリフト券もお得な料金になります。
設立当時から変わらない開放的なリゾート感を楽しんでみませんか?
まとめ
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