【ウェア長持ち】スノーウェア・レインウェアの撥水性を劇的に復活させるメンテナンス方法

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【ウェア長持ち】スノーウェア・レインウェアの撥水性を劇的に復活させるメンテナンス方法

待ちに待ったスノーシーズン到来!しかし、遊んでいるうちに、あれ?なんか冷たい…中間着が濡れている気がする…去年ウェア買ったばっかりなのにもう?という方、いるんじゃないでしょうか。また、レインウェアや撥水素材の防寒着など、どうやって洗えばいいのか悩んでいる方も多いのでは?今回は、スノーウェアやレインウェアなどの洗い方や、撥水を復活させる方法を伝授いたします!しっかりメンテナンスしてお気に入りのウェアを長持ちさせましょう♪

防水スプレーをかければいいんじゃないの?

スキーやスノーボードのウェア、登山用のハードシェルなどは、防水性が命とも言えるウェアですよね。

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

「防水性が無くなってきたら、防水スプレーをかければいいんでしょ?」と思っている人が多いようなのですが、実はそれは間違いです。

まずは、水が染みてくる原因が何なのかを見極めましょう。

アウトドアで使う防水ウェアは基本的に、ゴアテックスなど防水透湿性のメンブレンを使用しています。

一般的にメンブレンを表地と裏地で挟んだものを3層構造、表地のみ張り付いていて裏はメンブレンがむきだしになっており、裏側にメッシュ素材をつけたものが2層構造、裏地が無く保護膜がコーティングされているものを2.5層構造といいます。

 

 

経年劣化などにより、このメンブレンが表地や裏地から剥離してしまうと、防水透湿性が機能しなくなってしまうんです。

剥離すると3層構造は裏地がポコポコと浮いてきて、2~2.5層構造はコーティングやメンブレンがポロポロと剥がれてくるのですぐに分かると思います。

また、剥離していなくても、表地の撥水性が無くなっていた場合、汗を逃がすための小さな穴が雨などの水分によってふさがれてしまい、内側が自分の汗によって濡れてしまうということが起きます。

つまり、ウェアの内側が濡れてしまう原因は、メンブレンが剥離していて防水機能を損なっているか、表地の撥水機能が低下していて内側が結露しているということが挙げられます。

メンブレンの剥離は基本的にどのメーカーも修理ができず、買い替えるほかありません。

しかし、表地の撥水性の低下が原因であれば、自分でメンテナンスすることで劇的に復活することができます。

 

 

防水ウェアはコンスタントに洗おう

防水ウェアの撥水を長持ちさせるには、洗濯が何よりも大切です。

外側の汚れを落とすことはもちろん、剥離の一番の原因となる内側の皮脂などもしっかり落としましょう。

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

洗い方は、そう難しいものではありません。

フロントジッパーやポケットジッパーなどを全て閉じ、洗濯用ネットに入れて洗濯機で洗います。

その際に使用する洗剤は、防水ウェア専用洗剤を選んでください。

通常の洗剤は、漂白剤や蛍光剤、柔軟剤などを含んでいることも多く、それらはウェアの機能を低下させてしまいます。

どうしても専用洗剤がない場合は、何も含まれていない中性洗剤なら大丈夫です。

洗濯機の普通のモードで洗っていいのですが、すすぎをした後、脱水はかけないようにしてください。

脱水はメンブレンを傷める原因になります。

メンブレンが入っていないもの、例えばウィンドブレーカーやソフトシェルなどは、脱水までかけてOKです。

中綿入りのものは、短時間で脱水をかけた後、タオルなどで水気を吸い取ります。

その後、ハンガーにかけて陰干ししてください。

よく、洗濯に失敗したらイヤだからクリーニングに出しているという人がいますが、あまりおすすめできません。

クリーニング店の薬剤が強すぎて撥水加工が取れてしまったり、剥離してしまったという事例は結構あることなんです。

防水ウェアに関する専門的な知識があり、信頼できるクリーニング店であればいいのですが、自宅で洗濯する方が安心ですよ。

 

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

洗濯の頻度ですが、スノーウェアや登山のレインウェアは、使用したら毎回洗うのがベストです。

日常着としてハードシェルを着ている人は、最低でも2週間に一度は洗いましょう。

目に見えないホコリや皮脂汚れなどが、劣化を早める原因になります。

汚れた部分をこまめに部分洗いするのもいいですね。

 

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

表面に熱を加えると撥水が復活?

撥水を復活させるには、洗濯をした後がかなり重要です。

表地の撥水は「熱」を加えることで見違えるように復活してくれます。

ナイロンやポリエステルなどの表地は、ツルツルしているようで、よく見ると細かい毛で覆われています。

 

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

 

この毛が摩擦や雨などで寝てしまうと撥水力を失ってしまうのですが、熱を加えることによって寝ていた毛が立ち、元に戻ってくれるのです。

上記の洗い方で洗濯をして乾燥させたら、乾燥機に15〜20分ほど入れましょう。

水分がない状態で熱を加えるのが正解ですので、濡れたまま乾燥機をかけてはダメですよ。

 

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

乾燥機がない場合は、ハンカチなどで当て布をした上から中温でスチームなしアイロンをかけるか、ドライヤーの風を当ててもOKです。

この処理で大分復活すると思いますが、それでも撥水しなくなってきたというときに、初めて撥水剤や防水スプレーを使用することになります。

ただし、防水スプレーは吹きかけただけではムラになってしまうので、濡れた手ぬぐいなどでまんべんなく伸ばしてあげましょう。

この時、間違っても内側には吹きかけず、表地のみに使用してください。

洗濯機に投入するタイプの撥水剤も、私は裏地に付着して透湿性が低下するのがイヤなので、水で薄めて同じく手ぬぐいなどで表面のみに塗布しています。

 

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

 

 

撥水をダメにするNG行為

そんなに酷使していないし、たまに使ったときは毎回洗って乾燥機もかけているのに、1年でダメになっちゃった…という方もいるかもしれません。

そんな方は、ウェアの保管状況を見直してみてください。

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

防水ウェアは湿気が苦手。

海外メーカーのレインウェアなどは、日本のように梅雨があり、湿気の多い場面はあまり想定されていないことが多いんです。

湿気とりを設置したり、たまにクローゼットの風通しを良くしてあげたり工夫してみましょう。

 

 

また、濡れたままのウェアをカバンに入れっぱなしで放置するのも良くありません。

帰ったらそのまま洗濯するか、できないときはせめて乾かしてあげましょう。

少しの気づかいで、あなたのウェアはもっと長持ちしてくれるはずですよ。

スノーウェア・レインウェアメンテナンス

まとめ

スノーウェアやレインウェアは、アウトドアを楽しむために無くてはならないもの。愛着のあるウェアをより長く使うには、自分でこまめにメンテナンスをすることがとても大切なんです。たまに、洗濯なんてしたことないけど大丈夫だよ~!という人もいますが、洗濯と熱処理については各メーカーも推奨していますので、是非このやり方でお手入れしてみてくださいね。

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