クライミングハーネスは2種類のタイプがある
ダイアパータイプのハーネス
ダイアバータイプはおむつ型のハーネスのことで、シットハーネスとも呼ばれます。
特徴としては、コンパクトに収納できてかさばらないことです。
また、簡単に着用することができます。
主にアルパインクライミングや山スキー、沢登りなどで使用されるタイプです。
衝撃吸収のパッドが付いていないので長時間ぶら下がったり、フォールによって激しい負荷がかかったりするスポーツクライミングには向いていません。
レッグループタイプのハーネス
レッグループタイプは太ももを通すレッグループがウエストベルトとは別に独立して付いているタイプのハーネスです。
スポーツクライミングで使用するハーネスは、こちらのタイプが一般的です。
それぞれの構造が独立しているので、墜落時の衝撃を腰全体で分散することができ、長時間ロープにぶら下がっていても痛くならないように衝撃吸収のパッドが付いています。
フォールした時に体勢が崩れないよう、ロープを結ぶ「タイインポイント」が独立しているのも特徴です。
こちらのレッグループタイプのハーネスの中にも、クライミングジムでの使用に特化した「スポーツタイプ」、外岩やアルパインクライミングでも使える「オールラウンドタイプ」があります。
ハーネスを選ぶ際には、自分のクライミングスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
クライミングハーネスを装着する際にチェックするポイント!
クライミングハーネスはクライマーの命綱であるロープとクライマー自身を繋げる非常に大切な役割を果たすものです。
間違った装着方法では大怪我をしたり命を落としたりする危険があります。
ここではクライミングハーネスを装着する際にチェックするべき、もっとも基本的なポイントをご紹介します。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。