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TVやニュースで目にする機会が増えてきたクライミング競技。やってみたいけど、クライミングって一人でもできるの?という人に向け、お一人様クライミングのメリット・デメリットと共に、一人でクライミングを楽しむ秘訣について詳しく解説していきます。

クライミングは基本一人で取り組む個人競技!

クライミング 一人クライミングジムの設備として一般的に浸透しているのが、高さ約5mほどの壁に設置された課題を登るボルダリング。

バスケやサッカーなどのチームスポーツとは違い、装備さえ整えれば一人で気軽に始めることが可能なスポーツです。

自らの体を駆使して課題を攻略する競技の性質上、周囲を気にせず没頭しやすい点もこの種目の魅力。

初めてクライミングジムを利用する際にも、ジムスタッフからレクチャーを受けるため「ルールがいまいち分からない」といったお悩みもすぐに解消できるはず。

滑り止めに用いるチョークと専用シューズについても基本的にクライミングジムでレンタルできるので、クライミングに慣れてから自前の装備を整えることも可能ですよ。

老若男女問わず一人でクライミングジムを利用している方も多く、シェイプアップや筋力増加などさまざまなニーズに対応できる種目となっています。

 

一人クライミングのメリット・デメリット

クライミング 一人一人クライミングならではのメリットと、注意しておきたいデメリットについても確認していきましょう。

メリット①挑戦したいクライミング課題に集中できる

友人とクライミングジムに行くと、周囲のペースに合わせて挑戦したい課題を見送らなけらばいけない場面もあるでしょう。

一人クライミングの場合は自分のレベルや疲労度に合わせた課題設定ができるので、ストレスフリーでクライミングを楽しみやすくなるメリットがあります。

気兼ねなくクライミングを楽しみたい時には、一人でクライミングジムに行ってみるのもおすすめですよ。

メリット②常連さんからアドバイスをもらいやすい

経験者からのアドバイスは上達するうえで、とても重要なもの。

複数人でクライミングをしている場合は、邪魔をしないように配慮する気持ちから話しかける機会も少なくなりがち。

でも、一人で登っている初心者クライマーには親切にアドバイスをしている場面が多く見受けられます。

傾斜の大きな課題を登っている常連さんも、最初はみんな初心者クライマーでした。

課題が登れず悔しい気持ちは誰もが経験しているだけに、どういった点に気をつけて登れば良いかを身を持って学習しています。

このような貴重なアドバイスを受けやすい点も、一人クライミングのメリットといえるでしょう。

メリット③クライミングへ行く予定が組みやすい

友達とクライミングをしようとすると、相手の休日に合わせていくうちにスケジュール調整が難航してしまうことも。

一人の場合は、仕事帰りや空き時間にふらっとジムに立ち寄れるため、クライミングに行くまでのハードルも低くなるものです。

クライミング頻度が多くなれば、体型変化やムーブスキルの上達も自然と早まる傾向にあります。一人クライミングは強いクライマーになるための第一歩と言っても過言ではないでしょう。

デメリット①登りの改善点に気づきにくい

壁から離れていれば課題全体が見渡せても、登っている最中は意外と視野が狭まってしまうもの。クライミング初心者のうちは、次に使うべきホールドを見失ってしまうことも多々あります。

また、重心の位置やホールドへ飛び出すタイミングなど、自分の体を課題に最適化するためには、やはり客観的に登りを見てくれる仲間が重要な役割を担ってきます。

課題攻略に足りない要素に気づきにくくなってしまう点も、一人クライミングのデメリットとして挙げられます。

デメリット②モチベーション維持が難しい

他のクライマーと共に同じ課題でセッションするのもクライミングの楽しみ。

切磋琢磨し合う仲間がいるからこそ「この課題をクリアするために保持力を鍛えよう」「食事制限をして体重を落とす!」といったような、厳しい環境にも耐えうるモチベーションが湧いてくるものです。

一人クライミングに固執しすぎると、課題に行き詰まった際にマンネリ感を感じやすくクライミング熱を保つことも難しくなるでしょう。

クライミングジムでは適宜コミュニケーションを図りながら、自分の時間をコントロールすることもポイントですよ。

ぼっちを強みに変える!一人クライミングを楽しむ方法

クライミング 一人体を酷使するハードな印象からクライミングに対して敷居を高く感じている方も多くいます。

このような認識から、「友達を誘っても来てくれない」といったように、一人クライミングにならざるを得ない環境の方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、一人クライミングを楽しむためのポイントについて詳しく解説していきます。

課題に行き詰まったら積極的にアドバイスを仰ぐ

こちらから交流の機会を創出することで、クライミングを通じた新しいコミュニティを作るきっかけが生まれることも少なくありません。

「どうやったらこの課題が登れるんだろう」と行き詰まる場面が出てきたら、勇気を持って周囲のクライマーに話しかけてみることも大切です。

ムーブのアドバイスを得られるだけでなく、一度顔見知りになれば他のクライミングジムに一緒に遠征に行ったりと、クライミングの楽しみ方も増えていくことでしょう。

動画撮影でムーブをチェック!SNSを通じて全国のクライマーと交流も

普段から自分がどんな登りをしているのか気になっている方も多いはず。

クライミング動画を撮影しておけば、自分の登りが客観視できるので課題攻略のヒントを見出しやすくなりますよ。

SNSに自らの動画を投稿しているアカウントも多くあり、世界のクライマーと交流するきっかけになることも。

撮影の際には、携帯性やセットのしやすい三脚を使うのがおすすめです。

スマホ 三脚

くねくね三脚 スマホ 三脚 どこでも固定可能 3way雲台 耐荷重1kg
くねくね三脚 スマホ 三脚 どこでも固定可能 3way雲台 耐荷重1kg

 

※外岩の場合は安全性を考慮し、複数人で行くことを推奨します。

 

お一人様には向かないリードクライミング

クライミング 一人リードクライミングは、命綱となるロープを壁の要所に設置された視点に通しながら登っていく種目です。

ボルダリングよりも高い壁を登るため、クライマーとロープを調節し安全確保を行うビレイヤーの2人1組で臨む形となります。

オートビレイ機を用いてリード壁を楽しむ方法もありますが、設置されているジムは限られてきます。

リードクライミングに臨む場合はビレイヤーとなるパートナーを見つけることが参加条件であるという認識を持っていた方がいいでしょう。

詳細については下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

クライミングでワンランクアップ!リードクライマーを目指そう

トップロープクライミングにチャレンジ!必要な道具や安全に登るための心構えについて

自分のペースで課題に没頭できる一人クライミング。特徴や注意点を押さえておけば、クライミングを上達させる要素となることも珍しくありません。はじめの一歩さえ踏み出せれば、新たな楽しみが見出せるはず。クライミングに興味のある方は、お一人様に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。