サーフボードケースはなぜ必要なの?
サーフボードを保護するため
サーフボードはとてもデリケートで落としたりぶつけたりすると、すぐにへこんだりヒビが入ったりすることも。
特にサーフボードの多くの素材がポリウレタンにガラスクロスを巻きつけて、レジンでコーティングしたものになります。
このポリウレタン素材は、比較的ほかの素材に比べ衝撃に弱い傾向があります。
運搬・保管する際には、ぶつけたり倒れたりしても衝撃を緩和するようにケースに入れて保護をすることをおすすめします。
ワックス移り防止のため
サーフボードのワックスは、布製のものに付着するとなかなか取り除けません。
車に乗せるときに座席に付着するのを防いだり、家で保管する際にカーテンやじゅうたんなどにワックスがつくのを防いだりするためにケースを使用します。
また、サーフボードを重ねて立てかける際にも、ワックスが付着するのを防ぐことができます。
サーフボーのニットケースとハードケースの違いは?
保護力の比較
ニットケースは糸で編み上げて作られているだけなのでワックス移りは防ぐことができますが、衝撃に対してはハードケースには劣ってしまいます。
ハードケースはその名の通り、ニット素材に比べて頑丈に作られています。
緩衝材のスポンジがなかに入っているものもあります。
価格の比較
ニットケースは安くて2,000〜3,000円代、高くても5,000円代ぐらいから販売されているので
比較的安く購入することが可能。
それに比べてハードケースは安くても4,000〜5,000円代で販売されています。
また、使用している素材や緩衝材の種類などで値段が変わってしまうのと、ロングボードなどボードが長くなると値段もその分、跳ね上がってしまいます。
デザイン性の比較
ニットケースはカラフルなものが多くデザインも豊富です。
自分の好みの柄を見つければ部屋にそのまま置いてインテリアとしても映えますね。
ハードケースはアルミや黒などのシンプルな色合いが多いので、ほかの人と被りたくない場合は避けたほうが良いかもしれません。
収納力の比較
ニットケースはくつ下のようにサーフボードにかぶせるだけなので、収納ポケットはあまりついていません。
開き口の内側に小さなポケットがありますが、衝撃に強くないニット素材のなかにフィンなどの硬いものを入れると、ワックスがはがれたりこすれたりする場合があるので注意しましょう。
逆にハードケースは収納力抜群で、サーフボードと収納ポケットの間にも緩衝材があるので安心してワックスやフィンがしまえます。
扱いやすさの比較
ニットケースはソフトケースとも呼ばれるほど柔らかく、使ってないときは小さく折りたたむことができます。
しかし、逆に入れる際には柔らかすぎて、網目にヘッドの部分が引っかかってしまう難点があります。
ハードケースは小さく折りたたむことができないので、サーフボードを出したあとも場所を取る難点がありますが、入れる際は押し込むだけで収納ができます。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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