膝痛・偏平足・外反母趾…足の問題は大人だけのものではない?
足に対する意識が高まってきたこの頃では、偏平足、外反母趾、内反小趾、巻き爪や浮き指など、さまざまな痛みや疲労の原因がわかってきました。
我慢できるくらいのちょっとした痛みを感じるという人もいれば、歩くのがつらくなってしまって病院へ駆け込むほどの痛みを感じる人も。
受診したらきっとお医者様は普段履いている靴について言及するでしょうし、何より本人が痛みを感じた時点でまずは「痛くない」靴を探し求めるケースも多いのかもしれません。
足の痛みをつくり出す原因は、遺伝的な足の形によるものや、ぶつけたり重いものを足の上に落としたりといった外傷的なものあるとはいえ、多くの場合は足に合わない靴によるもの。
そしてそれは、元気で疲れ知らずに見える子どもたちも同じなのです。
成長していく子どもたちの足は、筋肉や骨がつくられている途中の状態。
大人の足よりも柔らかく、サイズの合わない靴の中で足が当たってしまったりすると容易に変形してしまいます。
それに、大きめのサイズの靴を履いていると、歩きにくさの違和感にはじまり、疲れやすくなったり、姿勢が悪くなったりといった悪影響を及ぼすこともあるのです。
そしてその悪影響が、大人になってからの足の不具合にもつながってしまうとしたら・・・。
子どもの正しい靴選びは、とても重要なことなのです。
成長のはやい子どもにジャストフィットする靴を選ぶのはむずかしい!
子どもたちが思い切り走り回れるように、足にフィットした靴を選んであげたいというのは、皆さん共通の思いかもしれません。
本人の足に合った靴をあれこれ試し履きして選ぶのが一番ですが、靴を選ぶ際に大切な、靴のつま先部分の5mm~1cm程度の遊び、いわゆる「捨て寸」も試し履きでは外から確認するのもむずかしいところがあります。
サイズ的にはぴったり合っているはずだけれど、どうしても本人が気に入らない!
という好みの問題が起きることもありますし、ときには人から贈られた靴や、おさがりの靴を履くという機会もあるかもしれませんね。
ジャストサイズの靴を履いていたはずが、半年後には「窮屈になっちゃった」なんていうのもどんどん成長していく子どもならではです。
フィットしていた期間がほんの一瞬だけだったのかと思うと切ない気持ちと同時に、子どもにとってジャストフィットする靴選びがどれほどむずかしいのかを実感させられます。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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