キャンプで使うテントマットとグランドシート。どちらもテント泊を快適にするためのアイテムですが、違いが分からない人も多いのでは?今回は、テントマットとグランドシートの違いや役割を紹介。選ぶポイントとおすすめの代用品もあるので要チェックです。

テントマットとグランドシートの違い

テントマットとグランドシートの違い

テントマットとグランドシートは、どちらも同じようなシートですが、敷く場所を間違えると大変です。使い方や役割を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

  テントマット グランドシート
使い方 テントのなかに敷く
(シュラフの下)
テントの下に敷く
役割
  • 寝心地をよくする
  • 地面からの冷気を遮断する
  • テントの底面を保護する
  • 地面からの湿気を防ぐ
  • 雨天時のテントの浸水を防ぐ
素材
  • ウレタン
  • エアーマット等
  • 化学繊維(ナイロン、ポリエステル)
  • 合成樹脂(ポリエステル、ポリ塩化ビニル)

ここからは、それぞれの役割について、さらにくわしく見ていきましょう。

テントマットはテントのなかに敷く

テントのなかに敷いて、快適な部屋を作るのがテントマットです。硬い地面や石のあるサイトにテントを張ると、そのままでは痛くて、なかで歩いたり横になったりできません。

テントマットのクッション性により、地面のデコボコをやわらげ、テント内で快適に過ごせるようにする役割があります。

グランドシートはテントの下に敷く

グランドシートは、テントを守るために地面に敷いて使います。テントを直接地面に敷くと、フロアにキズがついたり、汚れたりしてテントが傷んでしまうことも。

グランドシートを敷いておけば、テントの底面を保護できます。テントを長く使い続けられる効果も期待できるでしょう。

グランドシートについては、こちらの記事でも説明しているのでぜひご覧ください。
キャンプでグランドシートが必要な理由とは?

 

テントマット・グランドシートを選ぶポイント

テントマットとグランドシートの違い

テントマットとグランドシートを選ぶときのポイントを説明します。大切なポイントなのでしっかり確認しておきましょう!

テントマットはクッション性をチェック

テントマットは、クッション性があるものを選びましょう。薄いマットだと地面のゴツゴツがカバーできないため、厚みがあるものがおすすめです。

たとえば、ファミリーキャンプならフロア全体に敷き詰められるサイズ、ソロキャンプなら小さいものでも十分でしょう。ご自身のキャンプスタイルにあわせて、チョイスしてみてください。

グランドシートは耐水性をチェック

グランドシートは、大雨でも浸水しにくい耐水圧1,500mm以上のものを選びましょう。なぜなら、地面がぬかるんでいたり、雨が降ってきたりすると、水がしみこんでフロアが濡れてしまうことがあるから。耐水性は忘れずにチェックしてください。

また、性能だけでなくサイズ選びも大切。雨水がテントの底にたまらないよう、テントのフロアより小さいサイズを選ぶのがベストです。

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Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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