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キャンプギアが欲しいとき、どれを選べばよいか迷う人は多いのでは?今回は、キャンプ用品で人気のメーカー・ブランドを紹介します。シーンごとにマッチするアイテムを人気メーカー・ブランドからピックアップしました。キャンプギア選びの参考にどうぞ。
 
≫ 「おすすめのキャンプメーカー」を先に見たい方はこちら

目次

キャンプメーカーで揃えられるギアアイテム

キャンプ メーカー

キャンプを楽しむには、「衣・食・住」に対応するキャンプギアをそろえる必要があります。

  • 「衣」:キャンプに着ていくアウターや靴などのファッションアイテム。
  • 「食」:キャンプで食事や調理のための、ストーブやコンロ、調理器具など食事に関するアイテム。
  • 「住」:宿泊するためのテントやタープなど、キャンプギアのメインといってもよいアイテム。

ここでは、上記のアイテムをそろえるのにおすすめのキャンプメーカーやブランド、そしてキャンプギアを紹介していきます。

衣「アウター」

季節にかかわらず、突然の雨に対応できるように、アウターは保温性・防水性・透湿性などを重視して選びましょう。日常使いにするのであれば、おしゃれなカラーやシルエットにもこだわりたいところです。

テントやタープにあわせたカラーを選ぶとサイトの統一感がぐっと上がります。また、身体が小さい子どもにはポップなカラーのアウターを選ぶことで、どこにいるかをすぐに確認しやすく便利です。用途に応じてアウターを使いわけするとよいでしょう。

また、海外のアウトドアブランドは日本人からすると大きめの設定になっていることがあります。通販サイトを利用するときは、レビューをしっかり確認して購入することが大切です。

おしゃれなキャンプ用品をもっと見たいという人は、以下の記事もチェックしてみてください。

キャンプ用品 おしゃれ
【2024年版】おしゃれキャンプ用品31選!注目ブランドも紹介

食「調理器具」

キャンプの楽しみのひとつ、食事を作るための調理器具は、鍋やフライパン、カトラリーなど多種多様です。

コンロは焚き火でも代用可能ですが、調理器具は基本的に代用が難しいアイテムでもあります。必要に応じた調理器具を持っていきましょう。

調理器具を選ぶポイントは以下の3点です。

調理器具選びのポイント
  1. サイズ
  2. メニュー
  3. 収納しやすさ

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.サイズ

キャンプで使用する調理器具は、食べる人数を想定して大きさを選ぶことが大切です。人数分を調理できるサイズがないと何度も料理を作り続けることになったり、人数に対して大きすぎる鍋やフライパンは扱いがたいへんだったりと、せっかくのキャンプで消耗しかねません。

キャンプでダッチオーブンを使ってみたいけれど、大きなサイズを買うのは躊躇する人には、自宅でも使えるステンレス製のダッチオーブンがおすすめです。

TSBBQ 「ライトステンレス三層鋼 ダッチオーブン10インチ」
TSBBQ 「ライトステンレス三層鋼 ダッチオーブン10インチ」
TSBBQ 「ライトステンレス三層鋼 ダッチオーブン10インチ」

2.メニュー

調理器具は作る予定のメニューで考えておくとよいでしょう。

「カレーの予定なのに浅いフライパン・お皿・お箸しかない」、「ステーキが食べたくてナイフやフォークが入っているセットを買ったけれど、結局お箸で食べた」など、メニューによっては用意した道具をまったく使わない場合もあります。

いちいちそろえるのが面倒という方は、フルセットの調理器具を購入し、その都度使う道具を選定していってもよいでしょう。

3.収納しやすさ

キャンプ場で使う調理器具は、重ねて収納できる「スタッキング」が可能な商品を選ぶのがベストです。形がそろわずスタッキングできないとかさばったり、運搬中にガチャガチャ動いて破損したりします。

自宅にある調理器具でもOKですが、キャンプ用のものは最初からコンパクトにまとめられるように設計されているため、持ち運びのしやすさではかないません。

Overmont(オーバーモント)「アルミ クッカーセット」
Overmont(オーバーモント)「アルミ クッカーセット」
Overmont(オーバーモント)「アルミ クッカーセット」

住①「テント」

キャンプで宿泊するために欠かせないのがテントです。キャンプサイトで一番大きいので、色・形・素材によってサイトの雰囲気が変わります。メーカーごとにテントの特徴が違うため、じっくり選んでいきましょう。

テントの選び方のポイントは以下の4点です。

テント選びのポイント
  1. サイズ
  2. 素材
  3. 形状
  4. デザイン
  5. 付属品

ひとつずつチェックしていきましょう。

1.サイズ

テントには宿泊可能な人数が表記されています。床面に対し何人が横になれるかが図で示されているので、購入前に確認しておきましょう。

ゆったり眠るためには、表記されている人数-1人で利用するとよいでしょう。そのため、家族4人で泊まる際は、5人用のテントがおすすめです。

サイズに余裕があると、荷物を置いたり着替えたりするスペースが確保でき、のんびり過ごせます。

Coleman(コールマン)「タフスクリーン2ルームハウス」
Coleman(コールマン)「タフスクリーン2ルームハウス」
Coleman(コールマン)「タフスクリーン2ルームハウス」

2.素材

テントの生地の素材は、大きくわけて、ポリエステルとコットン、中間のポリコットンの3種類です。

ポリエステル素材は防水性に優れており、軽量であつかいやすいのが特徴ですが、テカテカと光を反射し、いわゆる「テント」という印象になります。

コットンやポリコットン素材は綿を使用しているのが特徴です。テントを立てているだけでナチュラルな雰囲気のよいサイトが完成します。

ただし、防水性や軽量性はポリエステル素材に比べて劣るため、上級者向けの素材といえるでしょう。

3.形状

テントの形は多種多様です。ポール一本で立てられるワンポールテントや、フレームが複雑な2ルームテント、傘を開くように広げるワンタッチテントなどがあります。

2ルームテントはリビングスペースと寝室が別になっており、タープを別で立てなくても過ごせるため、広々過ごしたいファミリーキャンパーに向いています。

とにかく簡単にテントを立てたいのなら、ワンポールテントやワンタッチテントが手軽でおすすめです。

4.デザイン

おしゃれなキャンプサイトを作りたいなら、テントのデザインやカラーにもこだわりましょう。同系色のアイテムでまとめるとサイトに統一感が生まれてGOODです

アースカラーを取り入れた落ち着いたデザインのテントが人気です。ビビットな色使いのテントならフリーサイトでよく目立ち、ポップなサイトを演出できます

おしゃれにこだわりすぎると機能があと回しになってしまうことがあります。見た目ばかり重視して結果的に使いづらいテントを選んでしまわないよう注意してください。

CHUMS(チャムス)「ファミリー ブービーハウス T/C4」
CHUMS(チャムス)「ファミリー ブービーハウス T/C4」
CHUMS(チャムス)「ファミリー ブービーハウス T/C4」

5.付属品

テントは本体のほかに付属品がついている商品が数多く販売されています。ロープやペグなどの設営に使用する小物のほか、タープがセットになっている商品もあります。

テントとタープがセットになっているものであれば、カラーが統一されサイトの雰囲気づくりが簡単に行えるのが魅力です。

なにからそろえればよいかわからなくて悩んでしまうキャンプビギナーには、ぴったりのアイテムといえるでしょう。

snow peak(スノーピーク)「エントリーパックTT」
snow peak(スノーピーク)「エントリーパックTT」
snow peak(スノーピーク)「エントリーパックTT」

住②「タープ」

タープはテントに次ぐ大物キャンプギアです。屋根をつくり、夏の強い日差しや雨からキャンパーを守るアイテムです。

テントと同様に、キャンプスタイルによって素材や形がぴったりなものを選ぶことが大切。自分好みのキャンプサイトを作っていきましょう。

タープの選び方のポイントは以下の4点です。

タープ選びのポイント
  1. サイズ
  2. 素材
  3. 形状
  4. 付属品

詳しく見ていきましょう。

1.サイズ

使用人数にあわせてタープのサイズを選びましょう。ロまたはデュオキャンプなら3×3mのタープがおすすめです。

また、荷物をタープ下に入れてゆったり過ごしたいなら4×4m、ファミリーで過ごすなら5×5mもあればしっかり影を作れます。

ただし、4m以上のタープは初心者には設営の難易度がやや高めなので、本番の前に設営の練習をしておくとよいでしょう。

2.素材

タープの素材は、おもにポリエステルとコットン、中間のポリコットンの3種類が使われています。

タープは雨キャンプのときの屋根として欠かせません。ポリエステル素材は防水性能が高く、撤収時に早く乾くのが特徴で、軽量なので初心者にも扱いやすいアイテムです。

ポリエステル製は便利ですが、おしゃれさを求めるのであればコットン系の素材もよいでしょう。まずは初心者向けのタープの扱いに慣れてみて、新しいものを購入するかどうか検討してもよいかもしれません。

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「ぺポタープ」
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「ぺポタープ」
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「ぺポタープ」

3.形状

タープは形で選ぶのも重要です。スタンダードな四角形のスクエアタープなら、向きを気にすることなくシンプルに設営できます。また、アレンジが効きやすいのもスクエアタープの特徴です。

ちょっと変わった形が好みなら、六角形のヘキサゴン、または八角形のオクタゴンのタープがよいでしょう。支えるポールが多くなりますが、きれいに張れたときのシルエットは格別です。

左右非対称のタープを販売しているキャンプメーカーがありますが、張り方が難しいため上級者向きといえるでしょう。

FIELDOOR(フィールドア)「ヘキサタープM」
FIELDOOR(フィールドア)「ヘキサタープM」
FIELDOOR(フィールドア)「ヘキサタープM」

4.付属品

タープには付属のポールがあるかないかも大切なポイントです。付属されていたとしても、細くて頼りないポールだと風にあおられただけで折れてしまうことがあります。タープを張るときに使うポールは、なるべく太くて頑丈なものを選ぶようにしましょう。

また、タープの強度を高めるために必要なガイロープもチェックしておきましょう。耐久性が高いものを選ぶのはもちろん、ガイロープに足を引っかけてしまわないために白色など視認性のよいものがおすすめです。

DOD「いつかのタープ ヘキサタープ ポール ペグ ロープ付属」
DOD「いつかのタープ ヘキサタープ ポール ペグ ロープ付属」
DOD「いつかのタープ ヘキサタープ ポール ペグ ロープ付属」

住③「寝具」

キャンプ場で夜を過ごすには、快適な寝具が必須です。普段自宅で使用している布団や毛布でもOKですが、かさばって重くなってしまうので、キャンプ専用のものをそろえるとよいでしょう。

キャンプで使用する寝具は、寝袋もしくはシュラフと呼ばれます。シュラフを選ぶ際の重要なポイントは、以下の通りです。

シュラフ選びのポイント
  1. 温度
  2. 形状
  3. 中綿

ポイントをみていきましょう。

1.温度

シュラフには使用できる温度が決められています。使用する温度にあわせて夏用・春秋用・冬用と3種類にわかれており、キャンプをする季節の気温にあわせて選びましょう。

使用温度は「快適使用温度」と「限界使用温度」にわけて記載されています。

  • 快適使用温度:一般的な成人女性が寒さを感じることなく眠れる温度(女性の方が寒さに弱い傾向のため)
  • 限界使用温度:一般的な成人男性が寝袋のなかで丸くなり、8時間寝られる温度。

また、実際に使用する際は、シュラフが濡れたり潰れたりして記載温度より寒く感じます。シュラフを購入する際は、現地の最低気温から「-5℃」に対応するシュラフを選ぶようにしましょう。

現地の最低気温が15℃のときは、使用温度が10℃のシュラフを選ぶのがおすすめです。

2.形状

シュラフの形は「封筒型」と「マミー型」の2種類が主流です。マミー型は体にフィットするような構造で、できるだけ空間をなくし保温効果を高められるシュラフです。

封筒型はその名のとおり四角く、広いスペースを確保できます。マミー型より窮屈さは軽減できますが、保温性が低くなるのがデメリットです。

3.中綿

シュラフの中綿には、おも「化学繊維」と「ダウン」が使用されています。

化学繊維でできているシュラフは、水に強く洗濯機で丸洗いでき衛生的に保てます。価格が安く、保管が簡単なので初心者にぴったりのアイテムといえます。ただし、コンパクトにできない、ダウンに比べて重いなどのデメリットがあります。

ダウンは化学繊維に比べ保温性が高く、軽くてコンパクトに収納できますが、性能がよい分、価格が高いのがデメリット。また、水濡れに弱いので、テント内の結露対策はしっかり行う必要があります。

寒い時期はキャンプに行かないという方は簡易的な寝具でも問題ありません。しかし、冬キャンプや標高の高い場所でのテント泊では、保温性がしっかりしたシュラフでないと、寒くて眠れなくなってしまいます。

キャンプに行く場所の気温を事前に調べておき、適切なシュラフを選びましょう。

NANGA(ナンガ)「オーロラライト 450DX」
NANGA(ナンガ)「オーロラライト 450DX」
NANGA(ナンガ)「オーロラライト 450DX」

住④「テーブル」

キャンプテーブルは、アウトドアで食事をとったり、小物を置いたりするのに使用します。テーブルとひと口にいっても、種類が豊富にあるため、どれを選べば正解なのか迷ってしまう方も多いかもしれません。

キャンプテーブルを選ぶポイントは、以下の5点です。

テーブル選びのポイント
  1. サイズ
  2. スタイル(ハイorロー)
  3. 素材
  4. 組み立て・収納方法
  5. チェアとの相性

くわしく紹介していきましょう。

1.サイズ

テーブルは使用人数にあわせて天板の広さを決めましょう。キャンプで一人分の食器を並べるには、約30×40cmのスペースが必要です。使用人数分の面積+ほかの調味料や大皿を置く場所を想定しなければいけません。

ソロキャンプでは、クーラーボックスや簡易のミニテーブルで十分でしょう。ただし、家族4人でキャンプに行くときには、最低でも60×80cmの天板のテーブルが必要です。

また、人数が多いときは正方形のテーブルよりも、長方形や円卓のテーブルだとゆとりをもって座れます。

2.スタイル(ハイorロー)

キャンプテーブルは大きくわけて、ハイスタイル(高さ70cm前後)とロースタイル(高さ40cm前後)の2種類があります。

キャンプスタイルが、ツールームテントのなかで過ごす時間が多いならローテーブル、開放的なタープの下がメインならハイテーブルがおすすめです。

キャンプテーブルのなかにはハイ・ローどちらにも対応している商品や、テーブルの脚の長さが細かく調整できる商品もあります。ほかのギアとの相性を見ながら選ぶとよいでしょう。

KingCamp(キングキャンプ)「キャンプテーブル」
KingCamp(キングキャンプ)「キャンプテーブル」

3.素材

キャンプテーブルを選ぶ際は、素材にも着目してみましょう。金属の素材は水に強く、汚れが落ちやすい特徴があります。なかでも、アルミ素材は軽量で運搬しやすいのが特徴です。

木や竹などの自然素材を使用した天板は、金属に比べると重量がかさみ収納しやすさは劣りますが、テントサイトの雰囲気づくりという点ではGOOD。金属のテーブルはメタリックな冷たい印象になりがちですが、自然素材はどのようなサイトにもなじみます。

コンパクトなテーブルなら、布製がおすすめです。折りたたんでバックパックの隙間などにすっと入れられるテーブルが販売されています。

しかし、しっかりテンションをかけられなければ上に乗せたものが落ちてしまうことも。安定性や耐久性についてもしっかりとチェックしておくことが大切です。

尾上製作所「マルチスタンドMII」
尾上製作所「マルチスタンドMII」

4.組み立て・収納方法

キャンプで使用するテーブルは、収納性についても考慮する必要があります。

どのくらいコンパクトになるか、どうやって組み立てるのかは必ずチェックしておきましょう。入ると思っていた場所にテーブルが入らなかったり、キャンプ場で組み立て方がわからなかったりするとたいへんです。

組み立て方は、できるだけシンプルでわかりやすいものがベスト。天板が二つ折りになるもの・脚を畳んで収納できるもの・天板をロール状に巻いて収納するタイプなど、収納便利なテーブルなどがあります。

オートキャンパーは重量や大きさをあまり気にしなくても大丈夫かもしれませんが、できるだけ荷物を軽量化したい人はじっくり検討しましょう。

snow peak(スノーピーク)「ワンアクションローテーブル竹」
snow peak(スノーピーク)「ワンアクションローテーブル竹」
snow peak(スノーピーク)「ワンアクションローテーブル竹」

5.チェアとの相性

意外と重要なのが、所有しているチェアとの相性です。チェアがロータイプなのにテーブルがハイタイプだと、非常に使いにくいリビングになってしまいます。また、チェアが高くテーブルが低い場合も、ものを取るたびに屈まなければならないため、腰を痛めてしまう可能性があります。

深めに腰掛けるチェアもありますが、その都度体を起こして手を伸ばさなければならず、テーブルの位置や高さを考えて設営しなければいけません。自分が持っているチェアまたは購入予定のチェアと、テーブルの相性を事前に確認しておきましょう。

住⑤「チェア」

キャンプ場では休憩や食事など、さまざまなシーンで活躍するアイテムがチェアです。座るだけならクーラーボックスやキャリーなどで代用できる場合がありますが、やはりのんびり過ごすためにはあるとよいでしょう。

キャンプ用のチェアは、各アウトドアメーカーからさまざまな種類が販売されています。選ぶポイントは以下の3点です。

チェア選びのポイント
  1. 高さ
  2. 素材
  3. 収納しやすさ

詳しくチェックしていきましょう。

1.高さ

キャンプチェアの高さには、ハイ・ロー・座椅子の3タイプあります。

ハイタイプは地面から高いぶん立ち上がりやすく、自宅や仕事場の椅子と同じように立ち座りができます。ロータイプのチェアは、天井が低いテント内でも空間を広く確保でき、幕内で過ごす時間が多いキャンパーにおすすめです。

また、「お座敷スタイル」として地面にシートを敷いて過ごすスタイルも人気で、アウトドア用の座椅子を購入するキャンパーが少なくありません。

アウトドアメーカーの店舗が近くにある方は、一度座り心地を確認しに行ってから購入を考えてもよいでしょう。

Coleman(コールマン)「ツーウェイキャプテンチェア」
Coleman(コールマン)「ツーウェイキャプテンチェア」
Coleman(コールマン)「ツーウェイキャプテンチェア」

2.素材

キャンプチェアがどのような素材でできているかを確認しておきましょう。座面には、ポリエステル・コットン・メッシュ素材などがあります。

ポリエステルは軽量で水に強く、コットンはやや重さがあり火の粉に強いのが特徴です。夏のキャンプはメッシュ素材のチェアで汗蒸れがおさえられ快適に過ごせます。

座面を支えるフレームの素材も重要です。木製フレームのチェアは雰囲気がよく、どのようなサイトでも映えますが、かさばって重いのが難点。カーボンは軽量でコンパクトにまとめられますが、価格がやや高くなってしまいます。軽量でお財布に優しい素材がよいなら、アルミ素材を選びましょう。

3.収納しやすさ

キャンプチェアにはコンパクトなものが多くありますが、4~5人家族で人数分用意すると収納に場所を取られがちです。

収納袋がついている商品を選ぶときれいにまとめられ、持ち運びが楽になります。オートキャンパーで、積載に余裕がある人は、雰囲気のよい木製フレームを選んでもよいでしょう。

ツーリングなど持ち運びの際にかさばらないチェアを探している人は、軽量でコンパクトに折りたためるものがおすすめです。

Helinox(ヘリノックス)「グラウンドチェア」
Helinox(ヘリノックス)「グラウンドチェア」
Helinox(ヘリノックス)「グラウンドチェア」

住⑥「ランタン」

夜を明るく照らすためのランタンは、キャンプには欠かせないギアのひとつです。ガスランタンやLEDランタンなど、キャンプメーカーあるいはブランドごとに個性のあるランタンが販売されています。

ランタンを選ぶポイントは以下の3つです。

ランタン選びのポイント
  1. 明るさ
  2. 燃料
  3. サイズ

それぞれみていきましょう。

1.明るさ

ランタンの明るさの指標である「光量(ルーメン)」をチェックしましょう。

真っ暗なキャンプ場で、手元しか見えないランタンだと非常に不便です。雰囲気はよいかもしれませんが、調理作業などが効率よく進まなくなってしまいます。

照らしたい場所に対する光量の目安は以下のとおりです。

  • 広い範囲を照らすメインランタン:1000ルーメン以上
  • 自分の周囲だけ照らすサブランタン:300~400ルーメン
  • テーブルの上やテント内などピンポイントで照らすサブランタン:100~200ルーメン

ランタンには必ずルーメン(lm)の記載があるので、購入時に確認するようにしましょう。

2.燃料

ランタンの燃料は、電池(充電)・オイル・ガソリン・ガスなどがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

  • LEDランタン:電池(充電)式で、自宅にある家電と同じようにスイッチひとつでオンオフが切り替えられるタイプ。火を使わないので子どもがいても火傷の心配がない。メイン・サブどちらでも使用でき、さまざまな種類のLEDランタンが販売されている。
  • オイルランタン:アルコールランプのようにゆらゆらと揺らぐ炎を楽しめる。メインランタンよりはサブランタンとして使うのが一般的。
  • ガソリンランタン:気化したガソリンでマントルに着火するランタン。火をつけるのに少し技術がいるが、広い範囲を照らしてメインランタンとして活躍する光量がある。おもにランタン用のホワイトガソリンを使用。
  • ガスランタン:アウトドア用のOD缶に燃焼パーツを直接取り付けるランタン。ロウソクの炎のように火が揺らぎ、あたたかく優しい雰囲気を演出する。光量が少ないのでサブランタンとして使用するのがよい。

気軽に使用できるのはLEDランタンですが、雰囲気にもこだわりたいのであれば、ほかのランタンもぜひ検討してみてください。

Barebones(ベアボーンズ)「レイルロードランタン」
Barebones(ベアボーンズ)「レイルロードランタン」
Barebones(ベアボーンズ)「レイルロードランタン」
Coleman(コールマン)「ワンマントルランタン」
Coleman(コールマン)「ワンマントルランタン」
Coleman(コールマン)「ワンマントルランタン」

3.サイズ

ランタンを選ぶ際は、大きさについても考えておきましょう。コンパクトなサイズであれば、持ち運びに困りません。

とくにガソリンランタンは大きなものが多く、バックパッカーやツーリングキャンプにはやや不向きです。荷物を減らしたいなら、LEDランタンやオイルランタンなどコンパクトなものを選びましょう。

住⑦「焚き火台」

キャンプの醍醐味である焚き火をするためには、焚き火台は必須アイテムといえるでしょう。地面や芝生を保護するため、多くのキャンプ場で直火禁止となっています。

各メーカー・ブランドで工夫を凝らした焚き火台を販売しており、焚き火好きのキャンパーならどれにしようかと見ているだけでも楽しくなってしまうほど。

焚き火台を選ぶポイントは、以下の3点です。

焚き火台選びのポイント
  1. サイズ
  2. 素材
  3. 収納しやすさ
  4. 高さ

それぞれのポイントをチェックしてみましょう。

1.サイズ

焚き火台を選ぶときには、燃焼部分(火床)のサイズを確認しましょう。一般的に売られている薪のサイズは40〜45cmほどで、焚き火台が小さすぎると薪をカットして乗せることになり手間がかかります。

焚き火台の火床は、最低でも30cm以上あるサイズを選ぶと使いやすいでしょう。ソロ用の焚き火台はコンパクトに作られているため、最初から薪を切るつもりでノコギリやナタなどを準備しておくことをおすすめします。

snow peak(スノーピーク)「焚き火台M」
snow peak(スノーピーク)「焚き火台M」
snow peak(スノーピーク)「焚き火台M」

2.素材

焚き火台は、おもにステンレス・鉄・チタン素材でつくられています。

ステンレスは鉄に比べて錆びにくく頑丈で、熱に強く変形しにくいというメリットがあります。鉄製の焚き火台はステンレスよりも丈夫で、無骨なおしゃれを演出できますが、特性上、湿気に弱く錆びやすい素材です。

チタンの焚き火台は軽量で熱に強いのが特徴です。火を入れるとチタンブルーという独特の色に変化し、キャンパーに人気があります。

3.収納しやすさ

焚き火台は持ち運びや保管の際の収納しやすさも確認しておきましょう。

折りたたんでコンパクトにできる商品なら、車に積んでも自宅で保管しても場所を取らずに収納できます。また、分解できる焚火台なら使用後の清掃が楽に行えるのもGOODです。

車内や保管場所に余裕があるなら、がっしりした深型の焚火台を選んでもよいでしょう。自身のキャンプスタイルにあったものをチョイスしてください。

PICOGRILL(ピコグリル)「ピコグリル498」
PICOGRILL(ピコグリル)「ピコグリル498」
PICOGRILL(ピコグリル)「ピコグリル498」

4.高さ

焚き火台を購入する前に、自身の所持しているチェアの高さを確認しましょう。焚き火台がチェアに対して低すぎると、薪をくべたり移動させたりという作業が非常に面倒です。

とくに、深く腰掛けるタイプのチェアでは、体を起こして薪を触ってという動きを繰り返さなければならず、疲れてしまいます。

また、チェアに座った状態で火が見られるかも重要なポイントです。ロータイプでは体を起こさないと火を見れないこともあるため、火床が高めの焚き火台を選ぶとよいでしょう。

【ファッション】おすすめのキャンプメーカー

キャンプ メーカー

ここからは、アパレル商品が豊富なキャンプメーカー・ブランドを紹介します。おしゃれなウェアでキャンプを楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。

THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)

1960年代にアメリカのカリフォルニア州で創業されたアウトドアメーカーです。細かなところまでつくり上げられたギアやウェアは、過酷な環境にも耐えうる品質とスタイリッシュなデザインで多くのキャンパーに愛用されています。

ノース・フェイスからは多数のアウトドアウェアが販売されていますが、とくに人気なのは「マウンテンジャケット」です。定番のアウターシェルで、秋冬の山岳やウィンタースポーツなど、幅広く使用されています。

表の生地はGORE-TEX素材の2層構造となっており、裏の生地には軽量なリップストップナイロンが採用されています。また、汗をかいても蒸れないよう脇の下にはベンチレーションとして解放できるファスナーがついているのもポイント。

カラーが豊富で、おしゃれにこだわりたいキャンパーにおすすめです。ゆとりのあるシルエットのため、寒い時期は薄手のダウンやフリースを着用し、重ね着でキャンプファッションを楽しむのもよいでしょう。

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)「マウンテンジャケット」

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)「マウンテンジャケット」
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)「マウンテンジャケット」

Patagonia(パタゴニア)

1973年にアメリカで創業し、登山やサーフィンなどのアウトドアスポーツグッズやウェアを中心に商品展開しているブランドです。当時アースカラーが中心だったアウトドアウェアを、デザイン性のあるカラフルなカラーで販売しはじめたのがパタゴニアの創業者であるといわれています。

パタゴニアは地球環境保護を理念に掲げており、環境に配慮したウェアの販売を行っているのも特徴のひとつ。そのなかでも、メンズ・ロングスリーブ・フォージマーク・レスポンシビリティーは、端切れとペットボトルを加工して作られた素材を使用し、背面には地球環境保全へのメッセージがプリントされています。

サイズは日本人より大きめに設定されているので、いつもの感覚でサイズを選ぶとぶかぶかになってしまう可能性があります。購入する際は、ワンサイズ小さめを選ぶとよいかもしれません。環境にやさしいウェアを選びたいキャンパーにはぴったりです。

Patagonia(パタゴニア)「メンズ・ロングスリーブ・フォージマーク・レスポンシビリティー」

Patagonia(パタゴニア)「メンズ・ロングスリーブ・フォージマーク・レスポンシビリティー」
Patagonia(パタゴニア)「メンズ・ロングスリーブ・フォージマーク・レスポンシビリティー」

LOGOS(ロゴス)

1928年に大坂で創業したロゴスがキャンプ用品に力を入れはじめたのは1983年からです。1997年には株式会社ロゴスコーポレーションに社名変更し、現在の形のアウトドアメーカーとして親しみのあるロゴスとなりました。

「海辺5メートルから標高800メートルまで」をコンセプトに、アウトドアで遊ぶ幅広い層に向けて商品を販売しています。

ロゴスはキャンプ用品だけではなく、アパレル商品も人気です。定番商品の「ジャングルハット」はアースカラーで自然になじみ、普段使いにも重宝します。シワになりにくいやわらかい素材で、コンパクトに折りたためるため使いたいときにさっと取り出せます。

生地は撥水加工が施されており、設営や撤収時に多少の雨が降ってきても大丈夫。付属のドローコードでサイズ調整が可能なユニセックスデザインなので、男女関係なく使用できます。カップルやご夫婦で色違いでそろえたり、友達との仲良しグループでおそろいにしたりしてもよいでしょう。

LOGOS(ロゴス)「ジャングルハット」

LOGOS(ロゴス)「ジャングルハット」
LOGOS(ロゴス)「ジャングルハット」

MAMMUT(マムート)

1862年にスイスで創業したアウトドアブランドで、マンモスのロゴがトレードマークです。当初は農業用のロープを製造していましたが、技術を生かして登山用のロープ作りを開始しました。その後は、登山用のウェアやグッズ、アウトドア用の製品を販売しています。

ソフトシェル「グラナイト SO フーデッドジャケット AF」は、軽量ストレッチ素材で動きやすいのがポイント。ステッチが目立ちにくい縫製がされているのでスタイリッシュなシルエットが魅力です。

秋冬はアウターとしてジャケットに、冬はインナーとして着ればあたたかく、3シーズン使用できるのがソフトシェルのよいところです。

マムートは品質に定評があり、日常使いもできる商品が多数あります。アウトドアだけではなく、通勤通学でもよいものを使い続けたい方にうってつけです。

MAMMUT(マムート)「グラナイト SO フーデッドジャケット AF」

MAMMUT(マムート)「グラナイト SO フーデッドジャケット AF」
MAMMUT(マムート)「グラナイト SO フーデッドジャケット AF」

GREGORY(グレゴリー)

1970年代にアメリカ・カリフォルニア州で創業されたバックパックメーカーです。グレゴリーのザックは登山者やバックパッカーには使いやすさで定番の人気がありますが、通勤や通学などデイリーユースとして愛用する人も多く、アウトドアショップなどでよく見かけるブランドのひとつです。

「クラシックサコッシュM」は、27×20 cmのサイズでスマホと財布、鍵などの日常の小物がすっぽりおさまる便利なサイズ。同社のデイバッグと同じ素材を採用し、グレゴリーらしい丈夫なサコッシュです。取り外し可能なストラップや背面のオープンポケットなど機能面もばっちりで、必要なものにすぐアクセスできます。

アウトドアだけではなくデイリーユースにも使いやすいため、プレゼントとしてもよろこばれるサコッシュです。

GREGORY(グレゴリー)「クラシックサコッシュM」

GREGORY(グレゴリー)「クラシックサコッシュM」
GREGORY(グレゴリー)「クラシックサコッシュM」

【調理器具】おすすめのキャンプメーカー

キャンプ メーカー

キャンプ場で使いやすい調理器具を販売しているキャンプメーカー・ブランドを紹介します。

SOTO(ソト)

工業用バーナーを製造する「新富士バーナー株式会社」が 1992年にオリジナルアウトドアブランドとして立ち上げたSOTO。バーナーやコンロ、ランタンなどの火を使うギアが定番商品ですが、付随する調理器具にも力を入れています。

調理器具でとくに人気なのは「ステンレスダッチオーブン」です。ダッチオーブンは鋳造製の商品が多く、使用前後にシーズニングをしたり、錆び取りをしたりとメンテナンスが必要なギアのひとつといえるでしょう。

その点、ステンレス製ダッチオーブンは、自宅で使っている鍋やフライパンと同じようにあつかえるため手間が少ないのが特徴です。

本格的なダッチオーブン料理にトライしたいけれど、ケアが必要なダッチオーブンの購入を躊躇している人は、ぜひチェックしてみてください。

SOTO(ソト)「ステンレスダッチオーブン 10インチ」

SOTO(ソト)「ステンレスダッチオーブン 10インチ」
SOTO(ソト)「ステンレスダッチオーブン 10インチ」

UNIFLAME(ユニフレーム)

金属・ステンレス加工の街として知られる、新潟県燕三条発のアウトドアメーカーです。「ユニークなフレーム(炎)をともし続ける」というコンセプトのもと、火をあつかう焚き火台や調理器具のカテゴリーで商品が多数販売されています。

ユニフレームで人気なのは小ぶりでかわいい「ちびパン」です。鍛えられた黒皮鉄板で作られたミニフライパンは、1人用の料理はちょっとしたおつまみを作るのに向いています。

また、別売りのフタと組み合わせれば、スキレットとしても使用可能です。ちびパンの持ち手には、オプションのシリコンカバーやレザーカバーを付けるとおしゃれ感がグンとアップします。

フィールドはもちろん、自宅で使うときにも気分が上がるでしょう。かわいいサイズのお気に入りのギアを手に入れたい人にぴったりです。

UNIFLAME(ユニフレーム)「ちびパン」

UNIFLAME(ユニフレーム)「ちびパン」
UNIFLAME(ユニフレーム)「ちびパン」

STANLEY(スタンレー)

1913年にアメリカで生まれ、創業100年を越えた老舗のブランドです。キャンプギアのなかでも、アウトドアに欠かせない水筒やクーラーボックスを中心に商品を展開しています。

レトロで無骨な雰囲気をもつ外見と孫の代まで使える」といわれるほどの耐久性で、キャンパーがあこがれるギアのひとつです。

スタンレーからはキャンプで役立つ保温・保冷調理器具が販売されています。そのなかでも、とくに重宝するのが「キャンプクロック」です。独自の真空構造で保温は74℃以上を約6時間、保冷は8℃以下を約6時間維持します。

冬キャンプではあたたかいスープやカレー、シチューなどを長時間保温でき、夏キャンプでは冷たい氷を保冷しておくとビールやジュースをいつでも冷えた状態にしておけます。

容量は2.8lと大容量なので、ファミリーキャンプなど大人数でアウトドアを楽しむ際におすすめです。また、ソロであればクーラーボックス代わりとしても使えます。

STANLEY(スタンレー)「キャンプクロック」

STANLEY(スタンレー)「キャンプクロック」

STANLEY(スタンレー)「キャンプクロック」

Iwatani(イワタニ)

1930年に大阪で創業し、家庭用のプロパンガスや水素ガスの関連事業を開始したメーカーです。イワタニの売りのひとつであるカセットコンロは、1969年に発売されました。その後も改良を繰り返し、現在の生活にフィットするように設計されています。

カセットコンロは手軽に使用でき、初心者キャンパーだけではなく、ベテラン勢にも愛用されています。とくに人気が高いのは、アウトドア用カセットコンロの「タフまる ジュニア」です。内側と外側に風防があるため風に強く、耐荷重10㎏とダッチオーブンが使用できるほどの強度があります。

従来のカセットコンロと比べ約60%のコンパクト設計なのもうれしいポイント。ソロキャンパーはもちろん、荷物を減らしたいファミリーキャンパーにも向いています。キャリングケース付きで運搬が非常に便利な商品です。

Iwatani(イワタニ)「タフまる ジュニア」

Iwatani(イワタニ)「タフまる ジュニア」
Iwatani(イワタニ)「タフまる ジュニア」

PRIMUS (プリムス)

1892年に創業したスウェーデンの燃焼器具ブランドで、アウトドア専用のストーブの開発に力を入れています。シングルバーナーやツーバーナーなど、キャンパーには手放せない商品ばかりです。

とくにシングルバーナーは、OD缶に直接取り付けられるコンパクト設計な商品があり、登山者やソロキャンパーに愛用されています。

そのシングルバーナーとセットでよく購入されているのが小型のクッカーです。「ライテック トレックケトル&パン」は、1Lの鍋とミニフライパンがセットになっています。内側はノンスティック加工で、こびりつきにくくなっているため、お湯を沸かすだけではなく、焼き物などの調理も可能です。

250サイズのOD缶と小型のバーナーをまとめて収納でき、コンパクトに持ち運びできる点が魅力。ガス缶とつなげばすぐに調理がはじめられます。キャンプでは簡単な調理しかしない人や、朝ごはんを簡単に済ませたい人の有力候補となるでしょう。

PRIMUS (プリムス)「ライテック トレックケトル&パン」

PRIMUS (プリムス)「ライテック トレックケトル&パン」
PRIMUS (プリムス)「ライテック トレックケトル&パン」

【テント】おすすめのキャンプメーカー

キャンプ メーカー

キャンプに欠かせないテントは、いろいろなキャンプメーカー・ブランドから販売されています。ここでは、コスパのよいものや、一生使える丈夫なテントなど紹介します。

FIELDOOR(フィールドア)

リーズナブルなキャンプギアを取り扱うキャンプメーカーです。ほかのメーカーでは数万円の価格がするギアでも、フィールドアならリーズナブルな価格の商品が多数販売されています。

初心者でも「組み立てやすい・簡単・使いやすい」をコンセプトにしていて、ワンタッチテントやウッドロールテーブルが人気です。低価格の設定ではありますが、ギアの品質には妥協しておらず、長く使い続けられる耐久性をもっています。

自分にどのようなギアがあうかわからないときは、まずは「ワンタッチテント200」でキャンプを試してみてはいかがでしょうか。デュオキャンプにぴったりのアイテムです。

FIELDOOR(フィールドア)「ワンタッチテント200」

FIELDOOR(フィールドア)「ワンタッチテント200」
FIELDOOR(フィールドア)「ワンタッチテント200」

NORDISK(ノルディスク)

1901年に北欧のデンマークで創業されたアウトドアブランドです。コットン生地のテントといえばノルディスクというくらいにポピュラーなテントを販売しています。

シンプルなデザインと北欧らしいホワイト系のカラーが魅力的で、あこがれるキャンパーの多いテントのひとつです。

ノルディスクで有名なのは「アスガルド」というポリコットン素材のテントです。ベル型テントと呼ばれ、一本のセンターポールと外周のガイロープを固定することで簡単に設営できます。

また、床面以外はポリコットンを採用しており、布自体が呼吸するように不快な湿気を調整し、快適な空間を確保できるのが特徴。テントの心地よさは抜群な一方で、価格はほかのメーカーと比べると少々張ります。ほかのキャンパーとかぶりにくく、長く使い続けたいテントを手に入れたい人におすすめです。

NORDISK(ノルディスク)「アスガルド」

NORDISK(ノルディスク)「アスガルド」
NORDISK(ノルディスク)「アスガルド」

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)

アウトドアショップ「WILD-1」が展開するオリジナルアウトドアブランドです。その名のとおり、オリジナルのテンマク(天幕=テント)に注力したブランドで、「野営こそアウトドアの真髄」というコンセプトのもと、ワイルドに野営するためのテントを多数そろえています。

一番人気はワンポールタイプの「サーカステント」。五角形でシンプルな構造で、ソロやデュオにぴったりのサイズ感です。タンカラーは男女ともに人気があります。近くで焚き火をしても大丈夫なように、火の粉に強いTC(ポリコットン)素材を採用しています。

機能性だけではなく、コットンの風合いで設営時の雰囲気も抜群。ちょっとハンサムなテントを探している人は検討してみる価値ありです。

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「サーカステント TC」

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「サーカステント TC」
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「サーカステント TC」

ogawa(オガワ)

1914年創業のオガワは、100年以上続く老舗のアウトドアメーカーです。アウトドアがレジャーとして定着する前からフランスやアメリカなどへの海外向けテントを生産しており、その実績は折り紙つき。テントのクオリティに定評があるメーカーです。

オガワといえばブランドロゴに使用されている「ロッジテント」が有名です。ロッジ型のテントは居住性が高く、まるで山小屋のロッジにいるかのような居心地を味わえます。

テントは細かいところまでしっかりつくりこまれ、やや高価ではありますが、何年も長く使い続けられる耐久性をもっています。一生ものの高品質なテントを購入したい人は、ぜひチェックしてみてください。

ogawa(オガワ)「オーナーロッジ タイプ52R T/C」

ogawa(オガワ)「オーナーロッジ タイプ52R T/C」

ogawa(オガワ)「オーナーロッジ タイプ52R T/C」

MSR(エムエスアール)

1969 年にラリー・ペンバシーという登山家が立ち上げたアウトドアメーカーです。MSRの正式名称は「Mountain Safety Research」と表記され、より信頼できるギアを持つことで冒険(アウトドア)を楽しめるという考えのもと商品を販売しています。

MSRのテントは軽量で強い風に対応できる強度があるのが特徴です。登山での使用を想定されているため、バックパックに入れられるよう、かなりコンパクトにできます。

おすすめは3サイズで展開されている「エリクサー」シリーズです。バックパックに入るサイズながら、ドーム型で室内面積、高さとも十分な広さを備えています。

力がなくて大きなテントだと持ち運びがしにくいという人や、電車移動やツーリングキャンプがメインという人にぴったりのテントです。

MSR(エムエスアール)「エリクサー3」

MSR(エムエスアール)「エリクサー3」
MSR(エムエスアール)「エリクサー3」

【寝具(シュラフ)】おすすめのキャンプメーカー

キャンプ メーカー

キャンプで安眠するためには重要なシュラフを販売しているキャンプメーカー・ブランドを紹介します。

NANGA(ナンガ)

1941年に羽毛の町である滋賀県米原市で生まれた寝袋メーカーです。ナンガの寝袋に使用されている羽毛は、国内洗浄にこだわり、自社工場で高品質のダウンシュラフをひとつひとつ職人さんが製造しています。

ナンガのシュラフのなかで、とくに寝心地を追求しているのは「オーロラライト 750 DX」です。ナンガ独自の防水透湿素材である「オーロラライト」を採用。ダウンはスペイン産ダックダウンを使用し、保温性は抜群です。重さは約1,280gとダウンならではの軽量化を実現しています。

ナンガのシュラフは、有償で修理や中綿の増量が可能で、製品保証がついています。快適使用温度は-8℃、下限温度-16℃と十分なスペックがあり、冬キャンプにチャレンジしたい人は要チェックです。

ナンガ「オーロラライト 750DX」

ナンガ「オーロラライト 750DX」
ナンガ「オーロラライト 750DX」

ISUKA(イスカ)

イスカは1972年に大坂で創業した老舗のシュラフメーカーです。スカのシュラフは日本人の体型、日本の気候にあわせた機能性を備え、丸みを帯びたシルエットが特徴です。

体にフィットするように設計されていてあたたかく眠れるので、キャンパーに愛用者が数多くいます。なかでも「アルファライト700X」は、-6℃まで対応可能な、春夏秋の3シーズン使えるシュラフです。

肩をあたためるショルダーウォーマーと、ファスナーの内側にある「ドラフトチューブ」で保温性を高め、冷気をシャットアウトします。立体的な構造なので保温性を確保しつつも窮屈でないフィット感で、快適に眠れるでしょう。

ほかのシュラフと比べて手に取りやすい値段なのも魅力のひとつ。ファーストシュラフからレベルアップを検討している人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

ISUKA(イスカ)「アルファライト700X」

ISUKA(イスカ)「アルファライト700X」
ISUKA(イスカ)「アルファライト700X」

mont-bell(モンベル)

1975年に大坂で創業されたアウトドアブランドで、シュラフは定番商品です。本の人気シュラフメーカーのひとつともいえます。モンベルは登山やキャンプで使用できる本格的なアウトドア用品を多数展開しており、リーズナブルな価格設定が人気の秘密です。

店舗はアウトレットや大型のショッピングモール、家電量販店などに出店しており、比較的目にする機会が多いメジャーなブランドといえるでしょう。

モンベルの「バロウバッグ #3」は、独自のスーパースパイラルストレッチシステムを採用していているのが特徴です。そのため、シュラフのなかに入って手足を動かしても、窮屈さはほとんど感じないでしょう。

マミー型のシュラフは窮屈で使いにくい人や、寝相の悪さからシュラフで眠るのが心配な人にぴったりのアイテムです。

mont-bell(モンベル)「バロウバッグ #3」

mont-bell(モンベル)「バロウバッグ #3」

Helinox(ヘリノックス)

1988年に韓国で創業されたアルミポールを生産するDAC社のオリジナルブランドです。スタイリッシュなデザインのチェアやコットなど、アウトドアファニチャーが人気です。

ヘリノックスのチェアやコットは、荷重をかけても生地がほとんどへたらない丈夫な作りが特徴。なかでも「タクティカル コットワン コンバーチブル」は、畳むとコンパクトに、設営すると生地がパンと張って快適な寝心地が味わえます。

レッグ部分のロックには少し力がいりますが、パワーのない人も一人で組み立てが可能です。別売りのレッグを組み合わせればハイスタイルに変更でき、チェア代わりに使用できます。

コットがあると、地面からの冷気をカットできたり、荷物を置くスペースができたりと、寝心地以外にもメリットがあります。リーズナブルなコットでも問題ありませんが、ヘリノックスのコットは耐久性があり長く愛用できるでしょう。

いつも自宅でベッドを使用している人は、ぜひコットをチョイスしてみてください。

Helinox(ヘリノックス)「タクティカル コットワン コンバーチブル」

Helinox(ヘリノックス)「タクティカル コットワン コンバーチブル」

以下の記事では、韓国のアウトドアブランドのアイテムを紹介しています。

おしゃれな韓国アウトドアブランドのキャンプギア7選

Bears Rock(ベアーズロック)

広島県で生まれたアウトドアメーカーです。国内製造にこだわりをもち、商品ひとつひとつを人の手で作り上げています。丁寧に作られたシュラフは少し価格が高めの設定ですが、ふんわりとした快適な寝心地を追求しています。

同社が販売する「ねぶくろん」は、掛け布団と敷布団がセットになった封筒型のシュラフです。まるで自宅にいるかのようにゆったりと横になれるのが特徴です。

ファスナーで掛け布団を外してしまえば、温度調節ができるだけでなく、敷布団として単体でも使用可能で、来客用としてもぴったりです。

マミー型のシュラフはどうしても窮屈に感じてしまう人や、家で寝ているような寝心地をキャンプ場でも味わいたい人にイチオシの商品です。

Bears Rock(ベアーズロック)「ねぶくろん」

Bears Rock(ベアーズロック)「ねぶくろん」
Bears Rock(ベアーズロック)「ねぶくろん」

【焚き火台】おすすめのキャンプメーカー

キャンプ メーカー

キャンプの醍醐味である焚き火を楽しむための焚き火台は、多数のキャンプメーカー・ブランドから販売されています。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)

1976年に創業された、新潟県三条市に本社がある老舗アウトドアブランドです。 台所用品メーカーのパール金属のオリジナルブランドとして2012年に子会社化しました。

販売しているキャンプギアは多種多様ですが、アウトドアレジャーだけではなく、スポーツ用品の販売にも尽力しています。鹿番長の愛称で親しまれているキャプテンスタッグでは、「ヘキサステンレスファイアグリルという六角形の焚き火台を販売しています。簡単に組み立てられるのに丈夫で長持ち、コスパがよいと話題の商品です。

また、焼き網が付属しており、焚き火だけではなくグリルとしても役立ちます。六角形で間口が広いため、大きな薪を切らずに入れられるのもうれしいポイント

ほかの焚き火台とは一線を画すシルエットで、リーズナブルであまりほかのキャンパーとかぶらない焚き火台をお探しの人におすすめです。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「ヘキサステンレスファイアグリルM」

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「ヘキサステンレスファイアグリルM」

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「ヘキサステンレスファイアグリルM」

Belmont(ベルモント)

1999年に新潟県三条市で創業したアウトドアブランドです。ベルモントは金属加工を得意とし、高品質で軽量・コンパクトなのが特徴。また、リーズナブルな値段設定で、多くのユーザーがキャンプで愛用しています。

ベルモントの焚き火台は、軽量でコンパクトなのはもちろん、シンプルなデザインも魅力。おしゃれなサイトを演出します。「TOKOBI」「TABI」などネーミングセンスが抜群で、キャンパー心をくすぐります。

TOKOBIはメッシュの火床を採用し、最後まで薪が燃えやすく灰が残りにくい仕様です。華奢なルックスですが、底側のフレームはオールステンレスで強固に作られているため、ダッチオーブンで調理が楽しめます。

軽量タイプのTABIの火床はチタン製です。収納時は薄く折りたためるので、ソロキャンパーやツーリングキャンプに適しています。

Belmont(ベルモント)「TOKOBI」

Belmont(ベルモント)「TOKOBI」
Belmont(ベルモント)「TOKOBI」

Belmont(ベルモント)「TABI」

Belmont(ベルモント)「TABI」
Belmont(ベルモント)「TABI」

 

FUTUREFOX(フューチャーフォックス)

フューチャーフォックスの焚き火台は、火入れすると美しいナハボ柄が浮き上がります。アイアンでできた円筒形の焚き火台の側面にナハボ柄のパンチングが施され、夜になると地面に模様が映し出されて幻想的な雰囲気に包まれます。

ソロキャンパーはもちろん、ファミリーキャンパーにも愛され、とくに子どもはゆらゆらとゆらぐ明かりに興味津々になるでしょう。

アイアン製で約4kgを超える重量と、40×40cm以上のサイズであることから、オートキャンパー向けの焚き火台といえます。

FUTUREFOX(フューチャーフォックス)「ナバホ柄 焚き火台」

FUTUREFOX(フューチャーフォックス)「ナバホ柄 焚き火台」
FUTUREFOX(フューチャーフォックス)「ナバホ柄 焚き火台」

TAKIBISM(タキビズム)

アウトドアライフアドバイザーの寒川一氏と、鉄作家の槇塚登氏がつくった焚火道具ブランド。焚き火台は焚き火の原点ともいえる「直火」にこだわり、かなり低い位置に火床があるのが特徴です。

外周のフレームは五徳として使用でき、焚き火中でも熱くなりにくく、持ち上げてあたためたいところの近くに移動できます。また、灰の処理が簡単にできるので、時間のない朝でも気軽に焚火が楽しめる貴重な焚き火台です。

注意点としては、特徴のひとつでもある火床が低いことが挙げられます。そのまま使用すると地面を焼いてしまうため、焚き火シートを必ず用意しましょう。

普段あまり芝サイトを利用しない人や、ワイルドな直火に近い焚き火を楽しみたい人にうってつけの焚き火台です。

TAKIBISM(タキビズム)「リアルファイヤースタンド ジカビM」

TAKIBISM(タキビズム)「リアルファイヤースタンド ジカビM」
TAKIBISM(タキビズム)「リアルファイヤースタンド ジカビM」

Hilander(ハイランダー)

アウトドア用品の通販専門店ナチュラムのオリジナルブランドです。「Design Camp」をコンセプトに、小物やテントなど、数多くのキャンプギアをリーズナブルな価格で販売しています。

ハイランダーの焚き火台は「六花(りっか」という名前の六角形型が特徴。雪の結晶をモチーフにし、側面は螺旋形に広がる美しさで、花が咲いているかのようにキャンプサイトを彩ります。折りたたむとA4サイズになるコンパクト設計で、パックパックの隙間にするりと収納可能です。

ナチュラル系のおしゃれなギアでキャンプサイトを演出したい人にぴったりの商品です。

Hilander(ハイランダー)「六花」

Hilander(ハイランダー)「六花」
Hilander(ハイランダー)「六花」

その他のおすすめキャンプメーカー

ここからは、個性が光るキャンプメーカー・ブランドをご紹介します。

AND MYSELF(アンドマイセルフ)

ソロキャンパー専門のアウトドアブランドです。ソロキャンプをはじめようとして、色々な商品があり、どれを選べばよいかわからない人もいるのではないでしょうか。なんとなくでギアを選ぶと、ファミリーキャンプ向けの道具を選んでしまうなど、結果的に持て余してしまうことがあるので注意が必要です。

そんなときにおすすめなのが、「アンドマイセルフスターターセット」です。3種類が展開されていて、ソロキャンプをやってみたいビギナーキャンパーにぴったり。アンドマイセルフのスターターセットの特徴は以下のとおりです。

  • 「プチキャンプセット」:ソロキャンプをちょっと体験したい方向けのセット
  • 「デイキャンプセット」:ソロストーブがついたデイキャンプセット
  • 「1デイキャンプセット」:テントやシュラフがついた宿泊用のセット

スターターセットだけではなく、バラでの展開もしているので、プチキャンプセットからはじめて少しずつギアを増やしてもよいでしょう。

AND MYSELF(アンドマイセルフ)「プチキャンプセット」

AND MYSELF(アンドマイセルフ)「プチキャンプセット」
AND MYSELF(アンドマイセルフ)「プチキャンプセット」

DOD(ディーオーディー)

売り切れ続出のアイテムを世に出し続けている人気のアウトドアブランド。かわいいウサギのロゴがトレードマークです。

ほかのメーカーやブランドにはない、個性的なデザインとネーミングセンス、そしてリーズナブルな価格設定が魅力で、初心者キャンパーが手に取りやすいギアばかりといえるでしょう。

とくに評価が高いのは「カマボコテント」と呼ばれる、人気ナンバーワンのトンネル型テント。日本の気候にあわせて設計されたツールームテンで、これまでリニューアルを繰り返し、現在カマボコテント3にバージョンアップしています。

ほかのサイトのテントとかぶりたくない人や、機能的な個性派ギアを使ってみたいキャンパーは一度手にしてみてはいかがでしょう?ただし、人気すぎて売り切れているギアもあるのでご注意を!

DOD(ディーオーディー)「カマボコテント3L」

DOD(ディーオーディー)「カマボコテント3L」
DOD(ディーオーディー)「カマボコテント3L」

QUICKCAMP(クイックキャンプ)

通販サイト「eSPORTS」発のプライベートブランドで、リーズナブルでおしゃれな商品が多数展開されています。「日常の延長線上にアウトドアを」をコンセプトに、家のなかでもフィールドでも使えるようなギアが多く、実際に自宅で使用しているキャンパーが少なくありません。

ギアはすべて自社制作でコストをできるだけ抑え、ユーザーの目線に立って商品展開をしています。コストを抑えているからといって商品品質やサービスには手を抜かず、購入後の保証期間を設けています。できるだけ長く使い続けられるギアを購入したいキャンパーにおすすめのブランドです。

クイックキャンプで人気のギアは、定番アイテムの「アウトドアワゴン」です。大きめのホイールで砂利道などの悪路でもすいすい走行できます。また、ホイールの中心にやわらかいゴム素材を使用することで、アスファルトやコンクリート上でもタイヤのゴロゴロ音が響きにくいのがうれしいポイントです。

QUICKCAMP(クイックキャンプ)「アウトドアワゴン」

QUICKCAMP(クイックキャンプ)「アウトドアワゴン」
QUICKCAMP(クイックキャンプ)「アウトドアワゴン」

キャンプメーカー選びのポイント

最後に、キャンプメーカーを選ぶ際のポイントについて紹介します。

定番商品を選ぶ

キャンプメーカーを選ぶ際は、定番商品をチェックしてみましょう。

メーカーごとに定番商品がいくつかのロングセラー商品があります。長年販売され続けているギアでも、仕様が変わったり、サイズ違いが売り出されたりと、各メーカー・ブランドとも商品リニューアルを繰り返すものです。

人気のある定番商品は、ユーザーのためにメーカーも社をあげて開発に注力するもの。買って失敗することの少ないアイテムといえるでしょう。

品質をチェックする

キャンプギアは基本的に屋外で使用するものなので、品質がよく、長く使える耐久性が必要です。大手メーカーや、人気メーカーの商品はしっかり作られていて、一生物のギアに出会えることも。

また、ユーザーへのサポートもキャンプメーカー選びには重要です。万が一ギアが破損してすぐに修理が必要になったとき、メーカーが問い合わせ窓口を設定していなければ、どこに連絡すればよいのかわかりません。

とくにテントやタープなど、あまり買い替えることのないギアを購入する際には、証内容や修理対応窓口など、サポート体制が整っているか確認しておきましょう。

価格を確認する

キャンプギアは、廉価版もハイエンドモデルも展開しているメーカーのものもあれば、メーカーごとリーズナブルだったり、高級路線だったりと、さまざまな価格帯のものが混在しています。

初心者キャンパーは、スターターとして価格を抑えた商品を販売しているメーカーを選ぶとよいでしょう。キャンプをしているうちに、ギアの特性を理解したり、自分のスタイルが確定や変化したりするからです。

ある程度自分のスタイルの方向性がわかっている人は、はじめからハイクオリティのギアを選んでもOK!ギアの品質がよく、保証期間を設けているメーカーが多く、長く愛用できるでしょう。

デザインを比較する

キャンプギアのデザインは、メーカーごとに個性があります。チャムスやロゴスなどの製品は、カラフルでポップなカラーリングが多く、スノーピークやテンマクデザインはアースカラーで落ち着いた印象です。

テントやタープは、形や色でサイトの雰囲気がガラリと変わります。メーカーごとにどのようなデザインのギアを採用しているのか、パンフレットなどを取り寄せて見比べてみるのも楽しいですよ。

機能性をチェックする

キャンプギアを選ぶ際は、機能性のよさを重視しましょう。

「軽いのにあたたかいアウター」「コンパクトに収納できるクッカー」「すぐに立てられるテント」など、各メーカー・ブランドが趣向を凝らしたキャンプギアを展開しています。

軽さや収納しやすさに関しては値段に比例しがちですが、キャンプギアの機能性は価格の安い高いに関わらず、ユーザーの使いやすさを焦点に開発されています。大手メーカーはもちろん、新進気鋭のガレージブランドで自分にぴったりのギアがないか探してみるのもよいでしょう。

キャンプ用品を販売しているメーカーやブランドは数えきれないほど存在しています。ギアを購入する際には、メーカーにこだわってギアを統一してもよいですし、「このギアはこのメーカー」というようにそれぞれのメーカーの得意分野のギアをあつめて最強のキャンプサイトを作っても面白いでしょう。ただし、一番大事なのは使う人の好みにあっているかどうかです。今回の記事を参考に、素敵なキャンプギアを見つけてみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。