スポーツやアウトドアでの活動をするとき、一番こだわるのはシューズかもしれません。そのシューズのポテンシャル、十分発揮できていますか?快適さはもちろん、運動するときの瞬発力や持久力、さらには疲労度にもソックスが影響しているとしたら?進化を続けている靴下の効果ってどんなものなのでしょうか?

普通の靴下じゃダメ?サポートソックスと何が違うの?

サポートソックス

毎日の生活に欠かせない靴下。

どのように選んでいるでしょうか?

毎日使うものだからこそ、いいものを選びたいけれど、消耗品でもあるからそこまでこだわらない、という方も多いかもしれません。

では、スポーツ用のソックスはどうでしょうか。

スポーツやアウトドアなど、それぞれ目的に合った専用シューズを使用するシーンでは、シューズ同様に専用のソックスを選ぶことが多いですよね。

最初のころに、普段使いの靴下で代用してみたものの、その使用感に満足できず、新たにソックスを購入したという経験はありませんか?

靴とあんまりフィットしていない感じがする、靴の中で足が滑ってしまう、クッション性が心もとない・・・

それもそのはず、機能性ソックスには普段履きソックスにない機能があるので使用感もかなり違ってきます。

見た目はそれほど違いが感じられなくても、使用している素材が防臭や速乾性のあるものだったり、滑り止め加工が施されていたり、シューズとのフィット感を重視したつくりになっていたりします。

そして、見た目からして普通のソックスとはちょっと違うものもありますよね。

土踏まずのアーチサポート機能や着圧サポート機能といったものは、パッと見ただけでも効きそうなつくりになっているのはもちろん、実際に研究を重ねたうえで作られているものですから、きっと効果を実感できることでしょう。

 

 

普段履きからアウトドアまで、ソックスにこだわるべき理由

サポートソックス

 

機能性に優れたサポートソックス。

実際にどのような機能があるのでしょうか?

まずはソックスの素材に注目してみましょう。

コットン100%のソックスは履いていて気持ちのいいものですが、速乾性の面では化学繊維に劣る部分も。

ポリエステルなどの化学繊維を混ぜることで速乾性をもたせ、メリノウールを混ぜることで保温性のアップも期待できます。

抗菌防臭加工が施されていれば、シューズや靴下の嫌な臭いも減らすことができます。

生地の厚みについても、クッション性を重視すべきシーン、足裏感覚や速乾性を重視するシーンなど、使用するシーンによって違ってきます。

そしてソックスの形状です。

普段履きソックスとの大きな違いは、右足用と左足用とが区別されているタイプのソックスもあるという点です。

左右の足の形状に合わせて作られているソックスは、必要以上に締め付けることなくフィットしてくれます。

また、足首部分の角度も計算されているため、足の動きを妨げません。

「内足」「外足」という概念も、日常生活ではあまり考えることもないかもしれませんが、スポーツのシーンでは意識しなくてはいけないこともしばしば。

機能性ソックスには、この内足と外足の自然な動きをサポートしてくれるものもあります。

シューズの中で踵が浮いてしまうという悩みは様々なスポーツで聞かれるものですが、踵のサポートをしてくれるソックスなら踵の浅いスポーツシューズでも踵が浮いてしまうのを防いでくれますよ。

土踏まずの部分にアーチサポートが付いているものは、長時間運動したときに足のアーチが崩れて疲れや痛みを感じるという場合に効果を発揮します。

ハイソックスタイプの長さのものは、ふくらはぎ部分の段階着圧機能を持つものもあり、足を楽にするサポートが期待できますね。

このように色々な機能があるソックスですから、普通の靴下との違いは歴然?!

サポートソックスって、必要な部分の動きを制御しつつ、足の自由度を上げるという一見相反することを同時に行っているのですから、すごく進化した靴下なのですね。

 

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Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。