冬のソロキャンプの醍醐味は?
今やソロキャンプのカリスマ的な存在になった芸人の「ヒロシ」さんによると、ソロキャンプの醍醐味は「ひとりで焚き火にあたって、あてを炙ったりしながら酒を飲むこと、風の音や沢のせせらぎを聞きながら星空を眺めること、ズバリそれに尽きる」とのこと。
「都会から離れてストレスなんかも一切ないから、キャンプに行くと風邪が治るんですよ。大自然や大地の力で」とも話しています。
筆者も、数年に1度のペースでソロキャンプにでかけます。
慣れるまでは自然の夜は不気味で怖く、森の中には漆黒の暗闇がひろがっているので、照明器具は必需品です。
ですが、慣れてくると逆に暗闇が心地良くなって、焚き火を見ながらウイスキーを飲んでいると、この上ない幸福な気分になります。
冬のソロキャンプに欠かせない装備一覧
冬のソロキャンプを楽しくすごすために、必要な装備をまとめました。
キャンプへ行く前に忘れ物はないか、チェックしてみてください。
テント
キャンプテントには、春夏秋に使用するタイプと冬用タイプの、大きく分けて2種類あります。
春夏秋用のテントは通気性が良いのに対して、冬用のテントは風を防ぐために分厚い素材を使用しています。
そのため冬用のキャンプテントは少し重く、値段も割高傾向です。
コールマン(Coleman) ワンポールテント エクスカーションティピ 325
シンプルで耐久性能を持つティピー型テントです。
雨の侵入を防ぐ前室を備えており、またかわいらしいシルエットが特徴のキャンプテントです。
MSR Elixir2 エリクサー2 [2人用]
フライシートの形状を変更したことで、前室部分のスペースが広がっています。
色分けされたポールとクリップをはめ込むだけで簡単に立ち上げることができ、入門者でも扱いやすいモデルです。
フットプリントが付属しており、コストパフォーマンスにも優れています。
スノーピーク(snow peak) ソロテント&タープ ヘキサイーズ 1 SDI-101 ブラウン 1人用
ソロテントとタープがセットになったアイテムです。
ひとりの時間を贅沢に過ごす、ソロキャンパーのために設計されています。
タープはたっぷりの広さがあるので、チェアやテーブルなどのキャンプギアをゆったりと配置することが可能です。
シュラフ(寝袋)
冬のソロキャンプには、低温に耐えられる高性能なシュラフが欠かせません。
厳冬期の冬山登山に耐えられる性能のあるシュラフがおすすめです。
モンベル ダウンハガー650 #0 サンライズレッド
最低使用温度、-14度という優れもののシュラフです。
ソロキャンプはもちろんのこと、厳冬期の3,000m級冬山登山でも使用できる保温性能を備えています。
このシュラフがあれば、どんなに寒いソロキャンプもバッチリです。
タープ
テントが寝室だとしたら、タープはリビングのようなものです。
ブッシュクラフトでは、後ろに大きな木や岩がある場所にタープを張るのが理想とされています。
背中側に何か遮蔽物があることで、焚き火の熱が逃げにくくなり、風も防いでくれるので暖かく過ごすことができます。
Bush Craft(ブッシュクラフト) 焚き火タープ
焚き火の熱に耐える「Bush Craft Inc」製のコットンキャンバス100%。
タープの真下で焚き火をしても大丈夫、火の粉くらいなら問題ありません。
クッキングアイテム
調理したり、暖まったりするためのアイテムをご紹介します。
ガスバーナーは、お湯を沸かしたり、調理をする際に使用します。
着火装置が壊れやすいので、キャンプの前には壊れてないか確認するようにしましょう。
ガスボンベもお忘れなく、家庭用の鍋とかにつかうものでOKです。
焚き火をする際には、火事にならないように十分注意して、後片付けも忘れないようにしてください。
ソト(SOTO) シングルバーナー ST-301
筆者もつかっているシングルバーナーです。
コンパクトに収納できるので持ち運びに便利。
ガスボンベとバーナーが離れているので操作しやすく安全です。
スノーピーク(snow peak) クッカー ソロセット 極 チタン SCS-004TR
シンプルな渋いソロキャンプにぴったりのチタン製ソロセットです。
メインポットは、インスタントラーメンが入るように設計しています。
ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアスタンド2
キャンプに行って、有るのと無いのとでは大違いなのが焚き火。暖が取れ、4脚スタンドを使えば料理にも使えます。
しかもこのファイアスタンドIIは収納がコンパクトなので、トレッキング時でも持ち歩いて頂けます。
ロゴス(LOGOS) LOGOS the ピラミッドTAKIBI
調理にも焚き火にも使えるアイテムです。
ダッチオーブンが直置きでるゴトクと、串焼きができるプレートも付いています。
これだけは注意したい「冬のソロキャンプ」
冬のソロキャンプは、寒さ対策の装備をしっかり考えてそろえる必要があります。
以下で、冬のソロキャンプの注意点をまとめました。
道具をそろえ過ぎない
最初は、必要なキャンプアイテムだけをそろえるようにしましょう。
実際にソロキャンプをしてみて、さらに必要だと思うアイテムが出てきたら、次回購入すればいいので、余計な買い物をしなくてもすみます。
ただし、寝袋とテントだけは寒さに耐えられるものを厳選してそろえるようにしてください。
慣れないうちは車で行く
急な天候の悪化の際、テントがあれば何とかしのぐことができますが、車の方が安心です。
さまざまな最悪の状況を想定して、慣れるまでは車で行くようにしましょう。
マナーをきちんと守る
ソロキャンプで火を使うときには、周囲に燃えやすいものがないか、火事になる恐れはないか、十分に注意してください。
焚き火禁止エリアでのソロキャンプのはやめましょう。
帰る際には、しっかりと後片付けを、特に火の後始末は入念にしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。