渓流釣りの4つのスタイル
日本は、山の谷間などにある渓流が豊富な恵まれた環境です。
ヤマメやイワナを囲炉裏に刺して塩焼きにする光景を見て、渓流釣りをはじめてみたいと思う方も多いですよね。
しかし、釣具店の店員さんに相談すると、いろいろな釣竿を出されて頭がこんがらがってしまうことも。
じつは渓流釣りは、渓流域で釣りをするすべてのスタイルを指します。
渓流釣りには、以下の4つのスタイルがあります。
- ミャク釣り
- テンカラ釣り
- ルアー釣り
- フライフィッシング
これらはそれぞれ使う釣竿(タックル)が違い、共用もしにくいです。
まずは、どういったスタイルで釣りたいのかイメージすることで、店員さんも説明しやすくなります。
フライフィッシングについては少し特殊なので、別ページで詳しく解説していますのでこちらを参考にしてください。
【渓流フライ入門】フライフィッシングを始めるにはどんな道具が必要?最低限用意するもの〜タックル編
ミャク釣りで使用する竿
ミャク釣りとは、エサを使って魚を誘う釣りのことです。
ウキは付けず、川に仕掛けを流し込んで魚を誘います。
エサは渓流に住む昆虫を採取して使うか、釣具店でブドウムシやミミズなどを購入して使用します。
疑似餌を使うよりも釣りやすいので、初心者にもおすすめです。
リールは使わず、竿に直接ラインを結ぶ「延べ竿(ノベザオ)」というタイプのものを使用します。
長さは4.5~6.5mまで、身長や川幅にあわせて選びましょう。
リールを使わずにラインのテンションを保つので、やわらかい竿よりも硬めの竿が好まれます。
初心者におすすめの延べ竿:ダイワ リバティクラブ 万能小継Q 硬調53
最初は安いものがいいけど、なるべくいいものを選びたいという方は、ダイワのリバティクラブ万能子継Qがおすすめです。
ダイワの竿は渓流釣り師から人気で、筆者もコシのある使い心地が気に入っています。
リバティクラブは低価格モデルながら細部にまでこだわっていて、初心者がおちいりがちな固着(竿が伸縮しなくなる)への対策もばっちりです。
ハゼ釣りやサバ釣りにも対応するので、最初の1本にもってこいです。
テンカラ釣りで使用する竿
テンカラ釣りは、虫に模した毛鉤(ケバリ)を使って魚を誘う釣り方です。
使うのは竿にライン・毛鉤だけで渓流釣りのなかで、もっともシンプルな釣りといわれています。
日本の伝統的な漁法ですが、近年そのシンプルさに魅了され海外にも広がりを見せています。
シンプルだからこそ道具の違いが釣果にあらわれるので、まずはしっかりした竿を選ばなければなりません。
テンカラ釣りでは、ミャク釣りと同じく延べ竿(テンカラ竿)を使用します。
ミャク釣り用との違いは長さと重さで、毛鉤を狙った場所に落とせるよう素早く正確に振れる操作性が必要です。
長さは川幅にあわせて3~4m、重さは100g前後がおすすめです。
また竿の調子も重要です。
調子とは竿の曲がり方のことで、初心者は胴調子が振りやすいでしょう。
初心者におすすめのテンカラ竿:ダイワ テンカラ RT
価格、スペックともに魅力的なテンカラ竿が、ダイワのテンカラRT。
初心者用として設計されていますが、細かい部分にもこだわって作られているので性能は十分です。
仕舞寸(縮めた長さ)41cmも魅力的で、ザックに入れて持ち歩けるのもうれしいポイントです。
ルアー釣りで使用する竿
近年、爆発的に人口を増やしているのが、プラスチックや金属の疑似餌を使ったルアー釣りです。
元々バスフィッシングで人気となり、渓流にもそのノウハウがフィードバックされています。
ルアーを投げて巻き付けながら泳がせるため、リールを使えるロッドを使用します。
渓流では「スプーン」「ミノー」などのルアーを使用しますが、巻き寄せるだけで魚を誘えるスプーンのほうが初心者には扱いやすいでしょう。
魚を食べる大きい固体を狙うことになり、ルアーに動きを与えることも考えると固めの竿がおすすめです。
渓流向けに開発されたトラウトロッドもありますが、硬めであればバスロッドも使用できます。
長さは川幅にあわせますが、6ft(約182.8cm)を基準に選びましょう。
初心者におすすめのトラウトロッド:アブガルシア マスビートエクストリームMES-584UL
筆者も愛用していたのが、アブガルシアのマスビートエクストリーム。
見た目のかっこよさは軽量化にも繋がっていて、長く釣っていても疲れにくいのがおすすめポイント。
トラウトロッドとしては柔らかめですが、竿のしなりでルアーを飛ばす感覚を覚えるのにも適しています。
価格も安めなので、リールと合わせて買ってもお手ごろなのがありがたいですね。