筑波山の魅力
筑波山は、茨城県の一大観光地です。暖かくなりはじめる3月は、観光客でにぎわう時期。ここでは、初春の筑波山の魅力を紹介します。
ケーブルカー&ロープウェイで山頂にアクセス可能!
筑波山にはケーブルカーとロープウェイがあり、気軽に登りやすいのも魅力です。ケーブルカーでは、筑波山神社から頂上付近の御幸ヶ原まで行けます。ロープウェイは、つつじヶ丘と山頂直下をつなぐ形で運行されていますよ。
ふもとの筑波山神社から登る自信がない人は、ケーブルカーとロープウェイを使ってくださいね。
ロープウェイの到着駅「御幸ヶ原」と、ケーブルカーの出発駅「つつじヶ丘」には、飲食店やトイレがあります。ケーブルカーとロープウェイは、運休することもあるので、公式サイトを事前にチェックしておきましょう。
公式サイト | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ |
運行時間 | ケーブルカー:9:20~17:00 ロープウェイ:9:20~17:20 ※16:40~17:00台は、季節・曜日によって運行時間に変動あり |
料金(大人) | ケーブルカー:片道590円・往復1,070円 ロープウェイ:片道750円・往復1,300円 |
筑波山のおすすめ登山コース3選
筑波山に来たら、豊かな植生を見られる登山道を歩いてみましょう。筑波山には、西側の「男体山」と、東側の「女体山」と呼ばれる、2つの山の頂上があります。今回は、筑波山神社を起点に、展望のよい女体山の頂上を目指す登山コースを紹介しますね。
①ゆるやかな傾斜で登れる!おたつ石コース
- 往復の所要時間:約4時間30分
- 体力難易度:★★☆☆☆
距離は長いものの、傾斜がゆるやかなコースです。筑波山神社から出発する場合は、迎場コースをとおりましょう。バス停と駐車場がある「つつじヶ丘」からスタートすれば、距離と時間を短縮できますよ。
つつじヶ丘からは、階段と岩の上を歩くルートが続きます。おたつ石コースは、弁慶茶屋跡が終点です。そこからは、白雲橋コースに合流して、頂上を目指してくださいね。
②奇岩や巨岩を楽しめる!白雲橋コース
- 往復の所要時間:約3時間45分
- 体力難易度:★★★☆☆
やや傾斜のあるコースです。筑波山神社から10〜20分ほど歩くと、分岐が現れます。分岐には、白雲橋コースと迎場コースへの行き先をしめす看板が立っているので、コースを間違えないようにしましょう。
白雲橋コースの道中には、ここならではの見どころがあります。今にも落ちてきそうな巨岩の下をとおる、「弁慶七戻り(べんけいななもどり)」。また、岩のなかを歩くことで生まれ変わるとされる、「胎内(たいない)くぐり」などを体験できますよ。
③どこまでも続く階段に挑戦!御幸ヶ原コース
- 往復の所要時間:約3時間30分
- 体力難易度:★★★★☆
筑波山にある登山コースのなかでも、体力が必要なコースです。
ケーブルカーの脇からスタートし、序盤はゆるやかな道を歩きます。しだいに傾斜が上がっていき、体力を奪われるほど、どこまでも続きそうな階段を登ることに。道幅が狭い場所があるので、ゆずりあいながら進みましょう。
御幸ヶ原には、ケーブルカーの到着駅や売店があります。御幸ヶ原からは、男体山へも行けるので、体力に余裕のある人は登ってみてくださいね。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。