ワンポールテント・ティピーテントとは
ワンポールテント・ティピーテントは、アメリカの先住民が移動用の住居として使用していたティピーをもとにして作られたテントです。
形状がかわいらしいため、最近はとくに人気があります。また、中央のポール1本でテントを支えているため、設営が簡単で早いという点が大きな特徴です。
Eono(イオーノ)ワンポール・ティピーテントの使用感レビュー
「Eonoワンポールテント」のメリット
メリット①軽量でコンパクト
軽くてコンパクトになるというところが最大のメリット。また、重量1.3 Kg、折り畳むと長さ45㎝×直径15㎝の筒状になるので、持ち運びがとても楽です。
メリット②設営と撤収が簡単
テント中央部にポールを1本立てて、周囲にペグを打つだけで設営は完了します。
最初にポールを中心としたランダムな三角形の形にペグを仮打ちして、ポールを立ててから、テント全体の形を整えながら、ペグを本打ちしていく方法がいちばん早い設営方法です。
実際に筆者が設営に要した時間は5分程度、撤収も5分ほどで完了しました。
撤収するときは、ペグを抜いてポールをはずし、テントを折りたたんで専用ケースに入れます。
メリット③とにかくリーズナブル
ワンポール・ティピーテントは、アメリカ原住民のインディアンが移動住居として使用していた伝統的なテント(ティピー)を模して作られています。
とんがり屋根のあいくるしいフォルムから、女子キャンパーや子どもたちにも人気です。
また、価格は17,000円程度と、ほかのワンポール・ティピーテントに比べてもとってもリーズナブル!さらに機能的で使いやすいため、ソロキャンプ用テントとしておすすめです。
メリット④煙突穴と2つのベンチレーター
こちらのテントには頭頂部に2つのベンチレーターと、ウォールに煙突穴がついているため、薪ストーブを入れて使用することができます。
頭頂部の2つのベンチレーター、さらにはグランドシートと一体型の構造をしていないことが、空気の流れをよくする構造になっているので、一酸化炭素中毒の対策になるでしょう。
また、構造がシンプルなので広げると1枚のテントになり、洗いやすく干しやすいというメリットもあります。
メリット⑤耐水圧PU3,000mm!
耐水圧PUとは、テント生地をひろげてその上に1c㎡の筒を立て、その中に水を入れてどの高さまで耐えられるのかを数値化したものです。
Eonoのワンポール・ティピーテントは、3,000mm(3m)の高さまで耐えることができます。PU2,000mmというのが標準的なテントの耐水圧で、大雨が降っても大丈夫なレベル。耐水圧PU3,000mmになると、台風の雨でも浸透しないといわれています。
Eonoワンポール・ティピーテントのデメリット
デメリット①グランド(フロア)シートがない
Eonoワンポール・ティピーテントには、グランドシートがついていません。しかし、別に購入することもできます。
また、テントの壁であるウォールとグランドシートが別になっているので、その部分から風や雨水が入りやすいというデメリットがあります。
デメリット②結露が発生しやすい
ポリエステル素材のテントは、軽くコンパクトではありますが、シングルで薄いためテント内部と外部の温度差が生じやすいのか、天候が悪いと結露が発生することがあります。
結露がシュラフなどにしみこむ可能性があるので、テントのウォールからすこし離すなどの工夫が必要です。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
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