シーズンオフにスプレーワックスを使うメリット
スプレーワックスを使うメリットは3つあります。ワックスを適当に買って後悔しないためにも、ぜひチェックしてください。
短時間で作業できる
スプレーワックスは、ソールに塗布して伸ばすだけと簡単に使えます。
固形ワックスの場合は、専用のアイロンを使ったり、仕上げにワックスを剥がしたりと手間がかかるのが難点。スプレータイプなら、作業工程が少なく、簡単にお手入れできますよ。初めてワックスを使う人でも、トライしやすいでしょう。
ムラになりにくい
スプレーワックスは、スノーボードに均一に塗布しやすいのがよいところ。アイロンで塗り広げる固形ワックスは、慣れるまでコツが必要です。
これからスプレーワックスを購入するなら、とくに先端にスポンジが付いたタイプがイチオシですよ。板全体にまんべんなく塗れます。
汚れが落とせるタイプがある
スプレーワックスには、クリーニング効果を兼ねた商品もあります。塗布するだけで汚れが浮き上がってくるので、お手入れがスムーズです。ワックス効果とあわせて、1本で2役と便利!わざわざリムーバーを用意する必要がありません。
スプレーワックスを使ったメンテナンス方法
スノーボードのシーズンオフに向けて、スプレーワックスを使ったメンテナンス方法を紹介します。次の冬もよいコンディションで滑りを楽しむために、スプレーワックスでお手入れしてみましょう。
①汚れを落とす
スプレーワックスを塗る前に、まずはソールについた汚れを落とします。水で湿らせた布で、汚れを拭き取ってくださいね。汚れが落ちにくい場合は、全体を水洗いしましょう。
クリーニング効果のあるスプレーワックスなら、簡単に汚れが落とせます。塗布して汚れが浮き上がるまで少し待ち、完全に乾く前に、ペーパーで拭き取るのがポイント。クリーニングペーパーの代わりに、キッチンペーパーを使ってもよいでしょう。
②スプレーワックスを塗る
次に、スプレーワックスをソール面に塗布します。ワックスをよく振ってから、先端のスポンジを滑走面に押しあててください。ワックスがプシュッと出てきたら、押すのをやめて、スポンジで塗りながら伸ばします。
これをくり返して、全体にまんべんなく塗布しましょう。塗り終わったら、全体が乾くまで待ってくださいね。
③コルクで磨く
ワックスが乾いたら、コルクを使ってソール全体を磨きましょう。摩擦熱によって、ワックスが板に圧着し、効果が高まります。磨く方向は気にしなくてOKです。ソール全体にツヤが出るまで、しっかり磨いてくださいね。
こだわり派には、フェルト付きのコルクがおすすめです。最後にコルクのフェルト面で磨けば、よりピカピカに仕上がります。保管中のホコリの付着も防げるでしょう。
フェルトが付いたコルクには、以下のような商品がありますよ。
スノーボードのチューンナップについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
スノーボードのチューンナップ方法!必要な理由を知って自分でメンテしよう
スノーボード用おすすめのスプレーワックス4選
シーズンオフにおすすめのスプレーワックスを、4つ紹介します。どの商品も手軽に使えるスポンジ付きです。ぜひお手入れアイテムを探す参考にしてくださいね。
①GALLIUM 「GENERAL・F100」
ソールにスポンジを押しあてて、塗るワックスです。伸ばしやすく塗りやすい、ガリウムが配合されているのが特徴。パラフィンのみのワックスより、持続性が期待できます。さまざまな雪質に対応しているため、シーズン中の滑走ワックスとしても利用できますよ。
場所をとらないコンパクトなサイズもGOOD!ゲレンデに持ち出すときも便利でしょう。滑りにこだわりたいボーダーにとって、頼りになる商品です。
②SWIX 「XF0220J」
1本でクリーニングとワクシングができる、万能ワックスです。塗布したら、サッと拭き取るだけで、汚れを落とせるのが魅力。エッジ部分に塗っておけば、保管中のサビ付きを防げるのがポイントです。
春のゲレンデは、土や草が露出し、ソールが汚れやすいですよね。シーズンぎりぎりまで雪を満喫したいボーダーに、ぜひ検討してほしいワックスです。
③Win-Vic 「クイック タイムリー ワックス」
先端に、大きなスポンジが付いたワックスです。スノーボードのソールは、意外と面積がありますよね。大きなスポンジ付きのワックスなら、広範囲に塗布しやすいでしょう。
また、静電気を防ぐグラファイト入りのため、ホコリの付着を防ぐ効果が見込めます。シーズンインのとき、ソールにホコリが付いていると、テンションが下がりますよね。気持ちよく新シーズンを迎えたい人は、ぜひ試してみてください。滑走ワックスとしても、いろいろな雪質に対応していますよ。
④Conquest 「オールラウンドワックス」
雪質や気温を問わず、オールラウンドに使えるワックスです。シーズン中はもちろん、シーズンオフのメンテナンス用としても重宝するでしょう。
手ごろな価格も魅力。板をどうケアすればよいのかわからない人や、お手入れを敬遠していた人も、気軽に使いやすいワックスです。どのワックスにしようか迷ったら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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