登山には軽量レインウェアがおすすめの理由
登山では必需品のレインウェア。特に真夏の登山やスピードを必要とする登山には軽量のレインウェアが活躍します。
晴れた暑い日となるとなかなかレインウェアの出番がないと感じるかも知れませんが、軽量レインウェアなら簡単に脱ぎ着できるので必要なときにこまめに体温調節可能です。
軽量レインウェアは荷物を軽量化できる
登山に行くときは、飲み物や食べ物、必ず使うもの、もしものときのためのものなど、荷物が多くなります。荷物はなるべく減らしたいけれど、レインウェアは季節を問わず必ずザックに入れて持ち運ぶ必要があるものです。
必ず携行すべきギアだからこそ、軽いレインウェアであれば荷物を軽量化できます。荷物が軽くなったほうが移動の時に体力を消耗せずに楽になります。荷物が軽いと身軽になり、早く移動できるので遠くまで行くことも可能です。
体力に余裕を持つことは登山の大切な条件のひとつです。
軽量レインウェアは防寒着になる
レインウェアは、雨具としてだけでなく、寒いときに羽織るためのウインドブレーカーなどの防寒具として兼用するハイカーも多いのではないでしょうか?
ただし、あまり厚いレインウェアだと真夏には着用するのに抵抗があって、少しの寒さならと我慢してしまい、体温調整を怠りがちになります。
また、山の天候は変わりやすいので、霧や風で汗冷えしてしまう可能性もあります。そのようなシチュエーションでも薄手のレインウェアは活躍するアイテムです。1枚あると便利ですよ。
軽量レインウェアは手軽に使える
薄手のレインウェアはコンパクトに収納可能。ザックの外ポケットにつっこんでおけるため手軽に着たり脱いだりできます。商品によってはパンツのポケットに入ってしまうほどコンパクトになるものも。
厚くてしっかりした生地のウェアは収納にも気を使いますが、軽量レインウェアはきっちり畳まなくても収まりがよいので気軽に出し入れしやすいです。
ちょっとポケットにつっこんでおいて、使いたいときにすぐに使える使い勝手のよさも薄手のレインウェアの大きなメリットです。
おすすめの軽量レインウェア①200g以下
各社とも軽量化にしのぎを削っている中で、とくに「超」軽量といえる200g以下の軽量レインウェアを紹介します。
THE NORTH FACE|ストライクトレイルフーディ
防水透湿性の機能性の高さを維持しながら軽量化を実現したレインウェアです。動きに合わせた形でつくられているため、移動や運動の際は動きの邪魔になりません。
日常づかいもしやすいシンプルでスタイリッシュなデザインです。
モンベル|バーサライトジャケット
ゴアテックスの素材を採用しているのにもかかわらず、軽量で薄手のレインウェアを実現たモンベルで定番の人気商品です。
機能性には妥協しないスペックの高い商品ですが、コットンTシャツよりも軽く、コンパクトに収納できます。
OMM|Halo Jacket
トレイルランナーに人気のOMMのHalo Jacket。完全防水のジャケットとしては世界でも最軽量のレインウェアです。軽くするために、デザインをシンプルにまとめながらも、透湿性や防水性の機能はしっかりと兼ね備えています。
テニスボールほどの大きさに収納できるため、ザックの中で場所を取らずに持ち運び可能です。
おすすめの軽量レインウェア②300g以下
300g以下のレインウェアも十分に軽量レインウェアと呼べます。使い勝手のよい軽量レインウェアを紹介します。
アークテリクス|ベータジャケット
柔らかい生地を採用して作られたレインウェアです。その着心地のよさはアウトドアのさまざまなシチュエーションに合わせて活躍します。使い勝手もよく、天候の変化に素早く対応できるように、引っ張るだけでフードの調節が可能です。
ショッフェル|Toronto4
コーヒーの殻を再利用して作られた超軽量レインウェアです。コーヒーの殻の特性を活かし、消臭効果や速乾効果もあります。日常づかいとしてもコーディネートしやすいシンプルなデザインです。
両サイドのポケットにはベンチレーション機能もあり天候によって使い分けできるので汗ムレを防ぎます。
ファイントラック|エバーブレスフォトンジャケット
フィット感を高め、着心地のよさを実現したレインジャケットです。軽量でありながらも高い防水透湿性を兼ね備えています。動きを邪魔しない構造としなやかな生地が登山でのパフォーマンスを高めます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。