キャンプ用包丁の選び方
キャンプで使う包丁をいざ選ぼうとすると、実にさまざまなタイプがあることに気づかされ、面食らってしまうことも。
しかし、キャンプで快適に料理を作りたいなら包丁探しは大事な第一歩。
そこでまずは、キャンプ用包丁の選び方を解説します。
素材
キャンプなどのアウトドアシーンで使う包丁で最も多いのがステンレス。
さびにくいのが特徴で、研ぎやすくお手入れも簡単です。
風雨にさらされるなどして傷みやすい環境であるキャンプ用として長く愛用したいのであれば、ステンレス製もしくはステンレスに相当する素材の包丁がおすすめです。
サイズ
もし包丁よりも先にまな板を購入しているのであれば、まな板のサイズにあった刃渡りの包丁を選びましょう。
まな板より大きな包丁では使いにくいだけでなく危険でさえあります。
大きなものをさばく機会が多いのであれば、当然大きなサイズの包丁が必要になりますが、持ち運びや収納が重視されるキャンプという環境を考えればコンパクトサイズがおすすめです。
目的
料理のみに使うのであれば家庭で使う包丁を小型化したタイプで十分かもしれません。
しかし、キャンプという特殊な環境下で例えばロープを切ったり木材を削ったりという用途も考えるのであれば、サバイバルナイフに近いタイプのものを選んでもいいでしょう。
キャンプ用包丁おすすめ10選
キャンプ用の包丁としておすすめのタイプを、有名メーカーのものを中心にご紹介します。
どれも比較的ユーザーの評価が高いものを選びましたので、あとは個人のお好みで長く付き合えるものを選ぶとよいでしょう。
スノーピーク フィールド・三徳包丁
アウトドアグッズのトップブランドのひとつ、スノーピークの包丁です。
家庭用包丁とほぼ変わらないデザインなので定番のものを求める方におすすめです。
また、刃の背面部の手元に近い側に厚みを持たせているのでそこに指を乗せて力を入れることが可能。
不安定な場所が多いキャンプでの使用に優しいデザインです。
ステンレス製。
スノーピーク フィールド デバ GK-007
同じくスノーピークのこちらは出刃包丁タイプ。
握りやすい作りで力も入るので、魚など硬いものをさばくのにおすすめです。
ステンレス製。
G・サカイ アウトドアクッキングナイフ直刃
切れ味抜群で非常に人気の高いアウトドア用包丁です。
ハンドル部分の素材にグリップのよいラバーを採用しているので安定感もあり安心です。
また、ハンドルの最後部には小さな穴が。
ストラップなどを通せば、持ち運ぶときにも便利な上フックに掛けて干したり保管したりしておく事ができます。
ステンレス製。
オピネル ステンレススチール
シンプルにしておしゃれなデザインながら使い勝手のよさでたいへん人気が高いフランスのメーカー、オピネルの包丁です。
折りたたみ式。
ユニフレーム ギザ刃ペティ
歯がギザギザののこぎり状になっているため、柔らかく崩れやすいトマトからかたくて割れやすいフランスパンまでさまざまな素材に対応可能。
これ1本あればキャンプは安心です。
ハイカーボン製。
関の刃物 キャンピングナイフ 15cm
日本を代表する刃物の町、岐阜県関市産のアウトドア用包丁です。
厚めの刃が食材を楽に切りさばいてくれます。
その本格的な切れ味は日本刀の伝統を受け継ぐ関の刃物ならではです。
ステンレス製。
キッチンアラモード サヤ付フルーツナイフ PI KSF-01P
かわいいデザインの果物用包丁ですが切れ味は上々。
また、重量はわずか41gでコンパクト性にも携行性にも優れておりまさにキャンプ用に特化した包丁です。
お値段が税込み1本500円ほどというのもうれしいところです。
ステンレス製。
ロゴス LOGOS 安全・サヤつき包丁
アウトドアグッズの人気メーカー、ロゴスの包丁。
ハンドル部分の独特のカーブが手にフィットするので使い心地は抜群です。
ステンレス製。
リッケ フィールドナイフ RIC-033
家庭用のものに近いデザインの万能包丁なので、安心感を求める人におすすめ。
ちなみに欧米っぽいネーミングのリッケですが、安全安心のメイド・イン・ジャパンです。
ステンレス製。
マック シェフシリーズ フィッシングナイフ(ケース付)
刃渡りは16cmとやや長め。
この長めの刃が少ない力で素材を切ることを可能にしてくれるので、非力な女性にもおすすめです。
モリブデン鋼製。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。