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「せっかくの夏休み、子どもと一緒にとびっきりの思い出を作りたい」というファミリーへ!低学年から体験できる、川のおすすめアクティビティをご紹介します。まったり楽しむものから、ちょっとドキドキするものまでたっぷりご紹介します!

川の流れと風を感じよう〜カヌー・カヤック

親子 川遊び

川のアクティビティといえば、まずカヌーやカヤックを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。いきなり自分でカヌーやカヤックを一式揃えるのはかなり敷居が(金額も…)高いので、はじめは体験ツアーを利用しましょう。

ツアーはだいたい4歳以上の子どもから参加できますが、パドルを持って漕げるのは小学生以上からのところが多いようです。

ところで、カヌーとカヤックの違いをご存知ですか?実は「パドルで漕ぐ小舟」の総称をカヌーといい、カヤックもカヌーの一種なんです。

カヌーは大きく分けるとカナディアンカヌーとカヤックに分けられ、その違いはパドルにあります。カナディアンカヌーは片側にだけブレード(漕ぐ部分)が付いており、カヤックは両側にブレードが付いています。

カヤックのほうがカヌーに比べ小型なものが多く、方向転換をする時もパドルを持ち替えなくていいので、子どもでもコントロールしやすいでしょう。

また、カヌーよりも体が水面に近くなるので、ダイレクトに川の流れを感じることができます。

ただし、カヤックはコックピットが小さいのであまり荷物を積めません。「釣り道具などを載せてのんびり浮かびたい」という場合はカヌーがおすすめです。

 

緩やかなコースなら子どももOK〜ラフティング

親子 川遊び

ラフティングとは、ラフトと呼ばれる専用のゴムボートを数人で漕ぎながら川を下る、スリル満点のアクティビティです。

水しぶきが飛び散るような急流を下るイメージがありますが、緩やかな流れのコースもたくさんあるので、子どもと一緒でも大丈夫。

最近では、中学や高校の修学旅行のプログラムにも選ばれるほど、人気のレジャーのひとつなんですよ。

ラフティングツアーでは、漕艇やレスキューの知識や技術を身につけたガイドが必ず同乗するので安心してください。ガイドの指示に従って、みんなで力を合わせパドルを漕いでいきます。

緩やかなコースといっても緩急があるので、のんびり景色を楽しむだけでなく、ちょっとしたスリルも味わいたい!というアトラクション好きなファミリーにぴったりです。

話題のウォータースポーツに挑戦〜SUP

親子 川遊び

近年、人気急上昇のSUP(サップ)。正式には「スタンドアップパドルサーフィン」といい、ボードの上に立ってパドルを漕ぐ、ハワイ生まれのウォータースポーツです。

誰でも簡単に楽しめるサップですが、最初は体験スクールで乗り方のコツを教えてもらうと、早く上達できますよ。スクールの多くは小学生以上の子どもが対象になっているようです。

使用するボードは通常のサーフボードよりも大きく、浮力も高いので、初心者でも子どもでも、1時間もすれば見事に乗りこなせちゃいます。

川でのサップは流れの緩やかな瀬をゆっくりと下っていきます。海や湖よりも景色に変化があり、まるで川の上を散歩しているかのような素晴らしい感覚を味わえますよ。

また、サップは見た目以上にさまざまな筋肉を使い、体幹が鍛えられます。エクササイズ効果も期待できるので、お父さんお母さんのほうが張り切っちゃいそうですね!

 

釣り上げる興奮を味わおう〜魚釣り

親子 川遊び

釣り竿や針を扱っても危なくない年齢なら、川の魚を釣ってみるのも楽しいですよ。一般的に川遊びをするような下流〜中流域では、フナ、コイ、タナゴ、オイカワなどさまざまな種類の魚が釣れます。

用意する仕掛けは釣り竿、糸、ウキ、ウキを止めるゴム管、オモリ、針だけ。餌代を含めても2,000円以内で購入できるので、ほかの体験アクティビティよりも比較的リーズナブルに楽しめます。遊漁券代が別途かかる場合もあるので、詳しくは管理元に確認してみてください。

ただし、釣りをするポイントや糸を垂らす深さなどを間違うと、1日中何も掛からない…と途方に暮れてしまうことも。

お父さんお母さんが釣り初心者の場合は、イワナやヤマメ、ニジマスが釣れる管理釣り場に行ってみてはいかがでしょうか。

池型の釣り堀でもいいのですが、渓流のなかをせき止めて放流しているところは、自然の川の雰囲気を味わえるのでとくにおすすめです。

スタッフが釣り方をレクチャーしてくれるので、なにも釣れなくて子どもをガッカリさせるということもありません。

しかも、釣った魚をその場で焼いて食べられるところがほとんど。子どもにとって格別な、忘れられない味になることでしょう。

川で泳ぐだけじゃ物足りない!と感じているお子さんにぴったりの、非日常感を存分に味わえるアクティビティの数々。想像しただけでもテンションが上がってしまいますよね。体験ツアーは、道具はもちろん、ライフジャケットやヘルメットなども貸し出してくれるので、手ぶらで行けるのもいいところ。ぜひ夏休みの計画にお役立てください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。