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渓流釣りを始めようと思ったとき、まず揃えなければいけないのがウェーダーですが、種類がたくさん、値段もピンキリ、どれを選べばいいのかわからないですよね。
初めて渓流用のウェーダーを選ぶ方に、選ぶポイントとおすすめウェーダーを予算別に紹介します!
 

海や湖とは違う!渓流釣り用ウェーダーの選び方

形や素材はどれがいい?

渓流釣りは、下流から上流に向かって釣り上がるスタイルが基本です。海や湖や沼などの釣りに比べて運動量が多いため、いかに動きやすいかが重要になります。

渓流釣り ウェーダー

ウェーダーには、ネオプレンソックスの上からウェーディングシューズを履く「ストッキングタイプ」と、ウェーダーとシューズが一体型になった「ブーツフットタイプ」がありますが、機動性が求められる渓流釣りでは、断然ストッキングタイプがおすすめです。

また、ウェーダーの長さの種類として、腿までの「ヒップウェーダー」、腰までの「ウェストハイウェーダー」、胸までの「チェストハイウェーダー」があります。

渓流では意外と深いところに立ちこむこともありますので、万能に対応できる「チェストハイウェーダー」を選んでください。

素材は、ナイロン素材、防水透湿性素材、ネオプレン素材などがありますが、夏場でも蒸れにくく快適に釣りができる透湿性素材のウェーダーをおすすめします。

渓流用のウェーダーブランドは?

一言でウェーダーと言うと、ノーブランド品も含め相当な数のメーカーが作っていますが、渓流用には渓流用のブランドというものがあります。

代表的なのはシムス、パタゴニア、オービス、フォックスファイヤー、リトルプレゼンツあたりです。

ダイワやシマノなどのウェーダーは、海でのシェアは大きいですが、渓流ではあまり見かけません。

もちろん、それらが渓流で使えないわけではありませんが、わざわざ選ぶ理由も特にないので、渓流に特化しているブランドのウェーダーを選びましょう。

 

最初の1着におすすめウェーダー

渓流釣り ウェーダー

ウェーダーは、耐久性や快適性が値段と比例しています。

しかし、せっかくだから良い物を買おう!と、いきなりゴアテックスの5レイヤーのウェーダーを買ってしまうと、確かに耐久性には優れていますが、その分重くなるので初心者には使いづらいかもしれません。

最初の1着目には、1年を通して使えて、性能と値段のバランスの良いウェーダーを選ぶことをおすすめします。

渓流用ウェーダーの各ブランドには、だいたい3種類くらいのランク別のウェーダーが、松・竹・梅みたいな感じで用意されています。

ウェーダーは消耗品で、3年保てば良いようなものですから、「ストッキングタイプ」「チェストハイウェーダー」「透湿性素材」この3つのポイントを押さえていれば、一番下のスペックのものか、2番手くらいのものでいいと思いますよ。

以下では最初の1着におすすめのウェーダーをピックアップしてご紹介します。ご予算に応じて選んでみてください。

予算2〜3万円台

モンベル チェストハイウェイダー ¥24,686

登山用ウェアのイメージがあるモンベルですが、実は渓流用ウェーダーも作っています。

ウエイダーのためにモンベルが開発した独自の防水透湿性素材「ドライテック」を採用した3レイヤーウェーダーです。

暑いときには胸部の生地を折り込み、サスペンダーで留めてウエストハイとしても使用可能。

ソックス部分は左右の足の形状に合わせた形状で、かかと部分の縫い目をなくすなど、はき心地も◎です。

モンベルの直営店は全国にたくさんあるので、試着や修理がしやすいこともメリットですね。

リトルプレゼンツ W-46 N3 チェストハイウェーダー ¥26,784

リトルプレゼンツ N3 チェストハイウエーダー
リトルプレゼンツ N3 チェストハイウエーダー

従来の生地よりも耐久性を向上させたオリジナル3レイヤー「LIPTEX-N3(R)透湿防水素材」にマイナーチェンジされ、より使いやすくなったリトルプレゼンツのチェストハイウェーダー。

ひざ部分の独自のパターンにより、足上げも楽で動きやすいです。テフロン(R)撥水加工、防カビ加工処理済。

ショルダーベルトを取り外し、ベルトとして使用すれば、ウエストハイとしても使用できます。

パタゴニア メンズ・リオ・アズール・ウェーダー  ¥34,020

パタゴニア独自の防水透湿基準「H2Noパフォーマンス・スタンダード」を採用した4レイヤーのウェーダー。

脚の内側の最も摩耗しやすい箇所の縫い目を解消し、耐久性を強化するシングルシーム構造、ウェーダーを下げてウエストハイで着用する際のベルトにもなるサスペンダーのほか、内側のツール用デイジーチェーン、立体的にフィットするブーティと摩耗を削減するフラットパネル構造のグラベルガードを新しく採用しました。

パタゴニアのウェーダーの中で最もコストパフォーマンスに優れています。

予算4〜5万円台

フォックスファイヤー  クロロプレンウエーダー ¥42,900

ストレッチ性に優れたクロロプレンを採用していて動きやすいウェーダーです。クロロプレンは5mm厚で保温性も確保しています。

水圧に対応したつま先や踵の補強処理などでウェーディング時の足元の快適性も高めています。

フォックスファイヤー TRバーティカルツーシームウェーダー ¥51,840

渓流釣り ウェーダー

出典 foxfire

フォックスファイヤー TRバーティカルツーシームウェーダー
フォックスファイヤー TRバーティカルツーシームウェーダー

3レイヤーのゴアテックスファブリクスを採用したフォックスファイヤーのウェーダーは、細身のシルエットでスッキリした印象。

センター・ツーシーム・パターンにより、細身ながらも足さばきの良さを実現しました。ソックス部は立体裁断を駆使した左右非対称の3Dソックスパターンで、抜群のフィット感です。

インナーポケットはゴアテックスと止水ファスナー仕様(完全防水ではありません)なので、スマホなどを入れるのに適しています。

予算6万円以上

シムス ヘッドウォータープロストッキング  ¥62,640

渓流釣り ウェーダー

出典 simms

渓流ではシムスのシェアが一番高いです。ヘッドウォータープロストッキングは、3レイヤーのゴアテックスプロファブリックを採用したウェーダー。

ゴアテックスプロは通常のゴアテックスよりも軽量で、抜群の透湿性を発揮します。

アジャスタブルサスペンダー、冷たくなった手を温めるハンドウォーマーポケット、ジッパー付きのチェストポケットを備え、耐久性も◎。

フライフィッシングの聖地モンタナ製。胸部のファスナーには別売りのティペットテンダーポーチを装着するとより便利ですよ。

 

女性の渓流用ウェーダーの選び方はこちらをご覧ください♪

渓流釣り ウェーダー

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。