サビキ釣りがつれない?まずは場所と時間をチェックしよう
サビキ釣りで釣れなくてお困りなら、まずは場所と時間をチェックしましょう。
サビキ釣りは季節によって対象魚が代わります。さらに季節によって釣れる時間も違ってきますし、対象魚が変われば場所も変わるということを覚えておきましょう。
サビキ釣りをする場所は?
一般的にサビキ釣りで釣果が出やすいのは大きな堤防や海釣り公園などの定番スポットです。日頃から多くの釣り人がコマセを撒くので、基本的に魚がよってきます。
そのなかでも堤防の切れ目や、曲がり角、先端付近は地形に変化があり有望ポイントです。
釣れる場所の選び方
人気の釣り場に関してはブログや本で知る事ができます。
「先週は釣れたけど今週はさっぱり。」なんて事もあるのが釣りですから、できる限り最新情報を収集することが大切です。
手軽なのは釣り餌屋や釣具店で買い物のついでに聞くこと。店員さんと仲良くなれば秘密のポイントを教えてもらえるなんてこともしばしばです。
最近では、即座に情報が入るSNSも忘れずにチェックしてください。仲間同士で先週はどこが釣れた、何が釣れたなんて情報を共有する事も多いので、同じ地域の方をフォローして仲良くなっておくのも有効です。
サビキ釣りをする時間帯
季節を問わず、魚が釣れる時間帯といえば「マズメ時」。マズメ時というのは日の出、日の入りの前後の時間で、魚の食事時間の事です。
日の出前後を「朝マズメ」日の入り前後を「夕マズメ」と言います。
なかなか釣果があがらない時は、まずはこの時間帯を狙ってみてください。
釣れる時間はマズメ時
「朝マズメ・夕マズメ」は魚が積極的に食事する時間帯で、通称「フィーディングタイム」などとも呼ばれます。
季節に関係なく、この時間帯は釣りのゴールデンタイム。日の出前に現地に到着し、準備を済ませて釣り開始出来る様にしておくのがおすすめの釣行スケジュールです。
そして、満足のいく釣果が得られなければ、夕マズメに再度チャレンジですね!
サビキ釣りの仕掛けは?
サビキ釣りの仕掛けは、対象魚によって変えると効果的。
魚はいるのに、針の大きさが合わなくて釣れないなんて事もあるので、狙う魚に合わせていくつかの種類を持っていきましょう。もちろん、仕掛けは消耗品なので予備を用意する必要もあります。
魚が小さい時は針とハリスが細いもので、魚に警戒感を抱かせない様にする事が大切です。
ささめ針 ちょい太豆アジピンクホワイトベイト
魚が大きい時には針とハリスが太いものでないと針掛が悪くなりますし、掛かった後に針が折れたり、ハリスが切れたりして魚を逃してしまうこともあります。
ささめ針(SASAME) S-863 波止アジ ピンクベイト 4号
また、少し気を付けて欲しいのは「サバ」が釣れた時。サバは他の魚に比べて針にかかった後、あっちこっちと泳ぎ回ります。
するとハリスがヨレヨレになったり針が痛む原因になりますので、こまめに仕掛けをチェックしましょう。ヨレてきたら取り換えるか、ワンサイズ太いハリスの仕掛けに交換してください。
釣れない時はこのタックルをチョイス
魚が釣れなければ、時には仕掛けを見直してみることも大切です。
サビキの場合は、コマセで魚をおびき寄せて、針についている擬似餌でつりますから、実はこの擬似餌の種類が重要。
針についている擬似餌は、ピンクだったりホワイトだったりパールだったり、魚の皮のような擬似餌もあり種類が色々です。
時には特定の色以外は、まったく釣れないなんてことも。派手な擬似餌から、ほとんど何もついていないような地味な擬似餌まで、さまざまなタイプを揃えておくと安心です。
そこでおすすめするのが、一つの仕掛けに色々な擬似餌がついたこちらの商品。
ささめ針 ボウズのがれ好き嫌いなしサビキ
この中で、同じ擬似餌ばかりで釣れてくるなら、その色の仕掛けにチェンジすれば効率的にサビキ釣りがたのしめます。
水の深さと魚の関係につても知っておこう
意外と気にしない方も多いのですが、水深の深い釣り場の場合には、狙う深さもかなり重要です。多くの場合、魚は自分たちの泳いでいる深さの層に餌が来ないと興味を示しません。
小さな魚は表層にいることも多いのですが、表層で全然釣れない日でも海底付近には魚がウヨウヨいるという事例もあるほどです。
タナがポイント
ここで注目したいのが「水深」いわゆる“タナ”です。
「今日のタナはどれくらい?」「底から3メートルくらいかな」なんて会話をするのですが、この場合海底から3メートルくらいのところで魚がよく釣れるということです。
天気や水温で変わることもあれば、稚鮎などは表層に見えていたりします。また、アジなどは大きくなってくると底付近で釣れることが多かったりと、魚種によっても違うのもおさえておきたいポイントです。
そのため、釣りを開始する時には、まずは底から初める。そして仕掛けを投入するたびに徐々に水深を上げて魚がいる深さを探るのが基本。どのタナにどんな魚がいるのかを探ることで、自分の釣りたい魚を集中的に釣れるようになります。
自分のリールで「何回転させたら1メートル」など、自分なりのタナを図る基準を知っておくと便利です。
サビキ釣りは足元だけで大丈夫?
最後にタナ以外の話もしておきます。
人気の釣り場で多くの釣り人のプレッシャーに晒されていると、魚が警戒して岸から離れてしまう事があります。長い竿を使っている人や、投げサビキをしている人だけが釣れている様な時です。
この様な場合はやはり、長い磯竿や投げサビキ仕掛けが必要になりますので、長い竿をお持ちでなければ投げサビキの仕掛けを準備しておきましょう。
ダイワ(DAIWA) 磯・波止釣りロッド リバティクラブ磯風・K 1.5-45・K 釣り竿
ダイワから出ているこちらの釣竿は、サビキはもちろん、鯛やグレなどの本格的な磯釣りにも対応できる万能な竿です。
ささめ針(SASAME) ウルトラ簡単飛ばしサビキ(上カゴ式) M S-553
また、こういった投げサビキの仕掛けがあれば、ちょっと沖にいることの多い良型のアジも狙うことができますので一つ持っておくと便利です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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