≫ 「おすすめの道具一式」を先に見たい方はこちら
極限までコンパクト性を追求したソロキャンプ道具一式の値段は約6万円
極限までコンパクト性を追求したソロキャンプ道具を一式揃えた場合の値段は以下のとおりです。今回紹介するアイテムの大きさや重さ、そして価格をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
製品名 | サイズ(収納時)cm | 重さ ㎏ | 価格 円 |
軽量ワンポールテント | 40×15×15 | 1.1 | 16,900 |
グランドシート兼タープ | 14×14×22.5 | 0.16 | 2,999 |
軽量寝袋 | 12×29 | 0.68 | 3,690 |
ウレタンパッド | 25 | 0.2 | 2,913 |
焚き火台 | 33.3×23.5×1 | 0.448 | 15,000 |
焚き火トング | 28.5×1.3 | 0.18 | 413 |
木製まな板 | 34.8×17.78×1.77 | 0.84 | 3,280 |
火消し袋 | 25×24 | 0.22 | 3,480 |
カッティングボード | 14×7.3 | 0.057 | 355 |
クッカー | 17×10×55 | – | 2,449 |
カトラリー | – | – | 110 |
チェア | 12×14×32 | 0.5 | 1,584 |
テーブル | 41×7×6 | 0.5 | 1,990 |
LEDランタン | 9×3.3 | 0.076 | 3,980 |
軽量ワンポールテント
極限までコンパクト性を追求したソロキャンプのテントは、ワンポールテントがおすすめです。ワンポールテントはテントの真ん中に1本のポールを立てて、その周りを布で張ります。部品が少ないのが最大の特徴です。
ポールが1本あればどこでもテントが立てられるので、荷物のコンパクトさや軽さを求める人にピッタリ。この商品は、約15,000円と比較的安い価格でありながら、実際に使った人からの評価が高く、ソロキャンプ用におすすめです。
横になっても2人分のスペースがあります。コンパクトなテントですが窮屈さはなく、広々とキャンプを楽しめます。インナーテントやポールは付属していないので、自分好みのものを探してみてください。
タープはグランドシートで代用可能
この商品は3,000円ほどで購入できるリーズナブルなグランドシートです。ポールとあわせて使うとタープとしても利用できます。収納時には折りたたんで袋に収納可能、使用しないときはリュックなどにしまっておきましょう。
キャンプ時は、突然の雨に対応するためにもタープを用意しておきたいもの。とくに、途中で雨予報がある場合にはグランドシートをタープとして代用するのがおすすめです。グランドシートはテントを直接地面に付けないよう使用するシートですが、防水性に優れており、雨避けとしても活躍します。
キャンプにおいて、雨対策や日除けなどの役割がある大切なタープは、1万円以上するものがほとんどです。ポールの本数もあってかさばりがちで、コンパクト性を追求したいソロキャンプでは持っていくか迷うアイテムでもあります。
GEERTOP テントシート
バックパッカーにも使いやすい軽量寝袋
キャンプで快適に眠るためには寝袋が欠かせませんが、コンパクト性を求めるなら軽量な寝袋を選ぶようにしましょう。寝袋は意外と重く、かさばりやすいキャンプ道具の代表的な例で、コンパクトなものを選ぶに越したことはありません。
ソロキャンプ用に用意するならば、テントのインナーマットとしても使える封筒型の寝袋がおすすめです。この商品は2つをつなぎあわせて大きなマットのように使え、寝袋が必要のない夏場にはやわらかいインナーマットとして活躍します。
2枚持っておけば、冬場には寝袋に挟まれる形で眠れて、より快適な睡眠を得られるでしょう。価格も5,000円以下とお手頃です。コンパクトで持ち運びしやすい寝袋を探している方は、ぜひ検討してみてください。
バックパックの背面パットにもなる薄型ウレタンパット
キャンプをしているとちょっとした凸凹が気になる、地面が湿っていて座れないといった場面によく遭遇します。そのようなときに役に立つのが、マットや防水シートとしても使える薄型ウレタンパットです。ウレタンパットはただやわらかいだけではなく、使わないときには折りたたんで収納も可能です。
さらに、リュックに入れている際には、背面パットとして背中の痛みや衝撃を緩和するために使えます。この商品のような薄型ウレタンパットは、ひとつあればいろいろな用途に活用でき、持っていてよかったと思える場面が多くあるでしょう。
価格もそこまで高価なものではないので、ソロキャンプを考えている方にはぜひおすすめしたいアイテムです。
折りたたみ可能な焚き火台
ソロキャンプでコンパクト性を求めるのであれば、折りたたみ可能な焚き火がおすすめです。ピコグリルはコンパクトで軽量な焚き火台として、ソロキャンパーの間では定番の商品で、コンパクトさを追求したい方にピッタリです。薄くて軽いからといって決して弱いわけではなく、しっかりと本格的な焚き火を楽しめる仕様になっています。
キャンプの醍醐味といっても過言ではない焚き火では、地面を焦がさないように焚き火台を使うのがマナーです。焚き火台には数多くの商品があり、薄くて軽くてコンパクトな商品もまだまだあります。
焚き火台については以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペグ抜きと併用できる焚き火トング
焚き火を楽しむためには薪をくべたり、燃え方を調整したりするための焚き火トングが必須です。しかし、トングを焚き火だけで使用するのは、荷物を増やしてしまうという観点からは避けたいところ。そのようなときにおすすめのアイテムが、ペグ抜きと併用できる焚き火トングです。
ペグ抜きとは、深く刺さってなかなか抜けないペグを抜くための道具で、キャンプではあると便利なもの。ペグ抜きと焚き火トングは使いどころが限られていますが、これらの機能が1つになった一石二鳥アイテムです。
焚き火やテント設営にこだわりたい方にとっては持っていて損のないアイテムですから、ぜひ検討してみてください。
薪割り台は木製のまな板がおすすめ
木製のまな板は食材を切る用途はもちろん、薪割り台としての使用も可能です。普段は食材をカットするための通常のまな板として利用し、薪を割りたいときには薪割り台として使ってみてください。
焚き火を楽しむのであれば、薪を焚き火台に適したサイズに割る必要があります。その際に使う薪割り台はなくても問題ありませんが、あったほうがきれいに薪を割れるでしょう。重い薪割り台を持ち運びたくない方におすすめなのが木製のまな板です。
この商品は5,000円以下とリーズナブルでありながらオシャレなデザインで、ソロキャンプの道具のデザインにもこだわりたい方にピッタリです。木製まな板にはいろいろなサイズがありますが、ソロキャンプでは長さ30cm以下の小さなもので充分に対応できます。
折りたたむと片手で持てる火消し袋
焚き火を終えたあとは、周囲に燃え移ることのないよう火消し袋を使って消火する必要があります。火消し袋は耐火性の高い素材でできた袋で、酸素をシャットダウンして火を消すアイテムですが、分厚くてかさばりやすいのがデメリットです。
そこで紹介したいのが、折りたたむと片手で持てるコンパクト性の高い火消し袋です。3サイズが展開されていますが、1番大きいサイズでも手のひらサイズとかなりコンパクト。火消し袋は大きければ大きいほど扱いやすいので、ソロキャンプであってもLサイズを選んでおくのがおすすめですよ。
焚き火が地面に燃え移らないようにする焚き火シートが付属したセット品も販売されているので、まだ焚き火用品を用意していない方は、そちらも検討してみてください。
折りたたみ可能なカッティングボード
キャンプで料理をするのであれば必須のまな板ですが、コンパクト性を求めるのであれば折りたたみ可能なカッティングボードがおすすめです。この商品は折りたたむとメスティンに入れられるほどコンパクトになり、ソロキャンプでかさばりません。
まな板にはいろいろな素材がありますが、食材を切るだけであればプラスチック製でも充分です。もし、まな板にこだわりたいといった方であっても、サブまな板としてもっておくと、もしものときに役立ちます。
まな板は作業をするときの土台としても使え、どこかで役立ちます。このアイテムのように抗菌作用のあるまな板であれば、あまり水を使わずにサッと洗剤で流すだけでも衛生的に使えるでしょう。
飯盒も料理にも対応しているクッカー
すべての料理を1つで済ませてしまえるクッカーは、コンパクトにまとめられるものが多く、ソロキャンプでは強い武器となります。金属製の鍋やフライパンは重くかさばってしまうため、ソロキャンプではあえて持って行かないという人も多いなか、飯盒炊爨と料理のどちらにも対応したクッカーは優れものです。
リュックやバッグにそのまま入れて持ち運べるサイズのものを選べば、コンパクトなソロキャンプでもおいしいキャンプ飯を楽しめるでしょう。キャンプ飯を楽しむためには、調理をするための鍋やフライパンが必須です。素材はスチールではなく、軽量なアルミニウムやチタン合金が使われているものがおすすめです。
クッカーに収納できるコップやカトラリー
キャンプではクッカーとあわせて、コップやカトラリーといったご飯を食べ飲みするためのアイテムが必要です。各メーカーから数多くのコンパクトなコップやカトラリーが販売されていますが、コストを抑えたいのであれば100均で買えるものがおすすめ。
性能としては申し分ないため、メーカーにこだわりがない限りは100均のコップやカトラリーでもOK。100均のアウトドアグッズはかなり充実しているので、メーカー品に匹敵するほどコンパクトなものもあります。
とくに、ダイソーやセリアではコンパクトなカトラリーセットが売られていて、たたんで手のひらサイズになるものもあります。クッカーに収納して持ち運べるサイズであれば、無駄なスペースを使うことなく快適な食事を楽しめるでしょう。
折りたたみ可能なチェア・テーブル
キャンプでは座って自然を満喫したり、食事をしたりする機会が多いですが、そのようなときにチェアとテーブルがあれば便利です。もちろん、ウレタンパットを地面に敷いて座れば荷物が増えずに済みますが、チェアとテーブルはあったほうがだんぜん、快適!
コンパクトかつ軽量なローチェアやローテーブルはかさばりにくく、ソロキャンプにピッタリです。各メーカーから何種類もの商品が販売されており、その価格は数千円から数万円するものまでさまざま。デザインや機能も幅広く、自分の予算や求める性能にあわせて選びましょう。
以下の記事では、おすすめのローチェアを数多くご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
コンパクトで高性能なLEDランタン
ソロキャンプでコンパクトなものを考えると、小さくても充分に明るいLEDランタンがおすすめです。LEDランタンは、ほかのランタンと比較しても明るく、視界を確保するという意味では優れているといえるでしょう。
夜のキャンプ場は明かりが少ない場所も多く、視界を確保するためのランタンは欠かせません。ランタンにはオイルランタンやガソリンランタン、LEDランタンなどの種類があり、こだわると何種類ものランタンを揃えられます。LEDランタンひとつとってもデザインや機能は幅広く、自分にあったものを選ぶ必要があります。
おすすめのLEDランタンについては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
【値段別】おすすめのソロキャンプ道具一式ランキング
ソロキャンプで使用する道具はセットでも購入でき、値段はその品質やどのようなアイテムが入っているのかで変化します。ここでは、値段別におすすめしたいソロキャンプ道具一式をご紹介します。
【1万円台】のおすすめソロキャンプ道具一式
1万円台のソロキャンプ道具一式は限られたアイテムしか入っていないことが多く、テントやテーブルなど役に立つアイテムが厳選されています。また、入っている点数が少ないからこそ、それ以外のアイテムを自分で選べるので、キャンプギアを自分好みにしたい方には、1万円台のものもよいでしょう。
とりあえず最低限使えるキャンプギアを購入し、あとは自分のスタイルにあわせて選んでいきたい方にピッタリなセットを見ていきましょう。
1位:ソロキャンプ 3点セット LandField
テントと調理のためのアルコールストーブ、カトラリーがセットになったソロキャンプ道具一式です。キャンプ料理をある程度楽しめる道具は揃っており、宿泊をしないデイキャンプであればこのセットだけでも充分に楽しめるでしょう。
付属しているテントは簡易的なもので寒さ対策には適していませんが、夏場であれば快適な睡眠も可能です。これにLEDライトを追加で購入すれば、宿泊を含んだ本格的なキャンプを楽しめます。また、アルコールストーブはガスストーブと比較してコストがかかりにくく、手軽に使える熱源として人気です。
火力調整がしにくいので本格的な調理には向いていませんが、お湯を沸かしたり、肉を焼いたりする用途で、ガスストーブと同じくらい活躍します。
2位:キャプテンスタッグ ソロキャンプ 入門 5点セット
コストパフォーマンスに優れたキャンプ用品が多く、鹿番長としてキャンパーから親しまれているキャプテンスタッグのソロキャンプセットです。ソロキャンプに最低限必要な道具5点がセットになっていて1万円台という価格は、これから気軽にキャンプをはじめたい方にピッタリ。
どのようなメーカーかわからない道具のセットは購入したくないという方におすすめです。キャプテンスタッグのキャンプ道具はテントやテーブル、チェアなどどれも低価格ながら性能が高く、安いからといって使えないようなアイテムはありません。
今回ご紹介しているのは5点セットですが、ここにあわせてさまざまなキャンプ道具を購入していけば、より快適なキャンプを楽しめるようになるでしょう。
3位:【5点セット】HUGEL キャンプセット
タープ・テーブル・チェア・ボックスがセットになった、キャンプ初心者におすすめの一式です。テントは別で購入する必要がありますが、テントは有名メーカーのものを使いたい、デザインのオシャレなものを使いたい方にはちょうどよいセットです。
タープは日除けや雨避けとして活躍するため、キャンプにおいてはあって損のないアイテム。また、ボックスにはソロキャンプ道具一式を詰め込んでおけるので、この先荷物が増えても大丈夫です。
テーブルとチェアは本格的なキャンプでも使える丈夫なものなので、キャンプに行く機会が増えても長く活用できるでしょう。できるだけ低価格でソロキャンプ道具を揃えたい、テントだけは自分で選びたいという方はぜひ検討してみてください。
【2万円台】のおすすめソロキャンプ道具一式
2万円台のソロキャンプ道具一式には、必要最小限のキャンプギアが揃ったものが多く、すぐにキャンプを楽しめます。有名メーカーの商品は少ないものの、性能は申し分ないものばかりなので、ぜひ検討してみてください。持ち運びやすいよう、キャリーバッグにすべて収納された状態で売られている商品が多くあります。
1位:E+campキャンプセット
テント・マット・テーブル・チェアなど35点ものソロキャンプアイテムがキャリーケースのなかに収納できます。これさえあればソロキャンプを充分に楽しめるので、メーカーにこだわりがない方は、ぜひ検討してみてください。
付属しているキャンプ道具はすべてブラックトーンに統一されていて、テントサイトの印象がグッと引き締まるでしょう。また、キャリーケースにすべて収納できるので移動がしやすく、駐車場からテントサイトまで遠くても、楽に運べます。
ほかのキャンプ道具が欲しくなったら、セット品と入れ替えればよいため、キャリーケースはキャンプに慣れてからも役立ちます。とにかく一度に道具を揃えたい方や、持ち運びやすさを重視したい方におすすめです。
2位:AND MYSELF ソロキャンプ 初心者 セット一式
オシャレでデザイン性の高い5角形のタープ、ヘキサタープやチタン製のコップ類がセットになっています。セットに含まれている道具はここ数年間で流行っているオシャレなデザインのものが多く、見た目にこだわりたい方にもおすすめ。
とくに、アルコールストーブはコンパクトでかさばりにくいので、ソロキャンプとの相性が抜群です。寝るためのテントが付属していないため別で購入する必要がありますが、テントさえ購入すればあとは快適なキャンプを楽しめるでしょう。
セット品というとあまりオシャレではないといったイメージをもたれている方も、満足できるのではないでしょうか。すでにいくつか自分好みのキャンプギアをもっている場合でも、うまくなじむデザインです。
3位:アイリスオーヤマ 初心者セット
自由自在にセッティングできるヘキサタープ・メッシュ棚つきでローにもハイにもなるアルミ製のテーブル・容量60Lの大容量ボックス・サイドテーブルつきでコンパクトにまとめられるローチェア2脚がセットになっています。
とくにタープはゆったりなサイズでセッティングしやすく、キャンプに慣れてからも愛用できるでしょう。シンプルなイメージのあるアイリスオーヤマの商品らしく、キャンプ場になじむカラーリングとデザインです。いまはソロキャンプがメインでも、いずれ人が増えるのを想定している人に、ぜひ検討してほしい商品です。
アイリスオーヤマ 初心者セット キャンプセット
【3万円以上】のおすすめソロキャンプ道具一式
3万円以上のソロキャンプ道具一式は、性能もデザインも優れるものが多く、見た目にもこだわりたい方におすすめです。耐久性のあるキャンプギアが入っているので、すぐに壊れる心配もなく長期間愛用できます。予算に余裕があり、これから本格的にソロキャンプをはじめようと考えている方におすすめのランキングです。
1位:LandField ソロキャンプ5点セット
1人であれば広々と使える200cmサイズのテントに、LandFieldオリジナルのテーブルやカトラリーがセットになっています。 それぞれのアイテムが高品質で使いやすく、セット品にありがちな結局どれも使えないといったトラブルはないでしょう。
テントは余裕をもって使えるサイズで、防水性能やUVカットなどの機能面でも申し分なし。ほかのアイテムはキャンプ料理を楽しむためのものが中心で、外で食べる普段とは違ったキャンプ飯を満喫できるでしょう。
タープは付属していないので別で購入する必要がありますが、自分好みのものを選ぶのもメリットの1つ。何もかもすべて揃っているわけではない分、道具を選ぶというキャンプの醍醐味も楽しめるセットといえます。
2位:LOGOS テオゴニア ソロキャンプ 7点セット
テントやタープ、焚き火台といった、キャンプをはじめるために最低限必要なアイテムがセットになっています。含まれているアイテムのすべてが「ロゴス」で人気の商品であり、高品質で長い間愛用できます。メーカーにこだわりのある方におすすめですよ。
バイクでのソロキャンプに対応しており、すべてにおいてコンパクト性が高いのが特徴です。バイクの荷台に積めばキャンプへ行きやすく、ツーリングついでにキャンプを楽しみたい方にピッタリです。
ロゴスにはこのセットに含まれている商品以外にもさまざまなキャンプ道具がラインナップされており、おしゃれなデザインのものも多くあります。これからおしゃれな道具でキャンプを楽しみたい方は、このソロキャンプセットが適しているでしょう。
3位:LOGOS テオゴニア ソロキャンプ 6点セット
第2位で紹介したロゴスのソロキャンプセットから、タープを抜いて1万円ほど安くなった商品です。タープはあれば便利なアイテムですが、レジャーシートやグランドシートをうまく利用して自作できることも。コストを抑えたいのであれば、こちらがおすすめです。
抑えた1万円でテーブルやカトラリーなど、ほかのキャンプ道具を買うのもよいでしょう。また、これらのキャンプセットに付属しているテントは、山小屋のようなおしゃれなデザインもポイント。ダブルウォールなので結露しにくく、冬には保温性も高いソロキャンプテントです。名の知れたメーカーを使いたい方におすすめです。
【メーカー別】ソロキャンプスターターセット
これからキャンプ用品を一式購入しようと考えている方のなかには、メーカーにこだわりたい方も多いでしょう。キャンプ用品を販売しているメーカーは数多くありますが、なかでも代表的なのがワークマン・コールマン・スノーピークの3社です。
ここでは、ワークマン・コールマン・スノーピークでそれぞれソロキャンプ道具一式を購入するとどれくらいの値段になるのかをチェックしてみましょう。
- ワークマン
- コールマン
- スノーピーク
【ワークマン】のソロキャンプ道具一式
キャンプ業界に進出し、多くのキャンパーから注目されているのがワークマンです。ワークマンはコストパフォーマンスに優れたアウトドアウエアを展開しており、その価格と品質はユーザーからも高い評価を受けています。もちろん、キャンプ道具も低価格かつ高性能なものが多く、ソロキャンプを始める方はぜひ候補に入れていただきたい商品ばかりです。
テント・チェア・シュラフ・テーブル・ランタンが1万円以下
ワークマンからはテント・チェア・寝袋といった基本的なキャンプ道具がひととおり販売されており、どれも1万円以下で購入可能です。具体的にはテント4,900円、チェア1,780円、シェラフ1,500円、テーブル980円、ランタン780円と、価格はどれも業界トップクラスに安く、性能もよいと評価されています。
これらをすべて揃えても1万円程度なので、できるだけ安くキャンプ道具を揃えたい方にとってワークマンはうれしい味方です。
これまでウエア類を販売してきたメーカーだけあってシェラフはとくに高く評価され、低価格なのに快適に眠れると人気です。もちろんウエア類も充実しているので、キャンプ道具とあわせて選んでみてください。
【コールマン】のソロキャンプ道具一式:ソロキャンプスタートパッケージ
機能・デザイン・価格のバランスに優れたキャンプ道具を販売しているメーカー「コールマン」からは、ソロキャンプを始めるためのスタートパッケージが販売されています。
テント・シュラフ・インナーマット・焚き火台など必要最小限のキャンプ道具が網羅されていて、ひとまずはソロキャンプを満喫できます。さらに、すべての道具をキャリーケースに収納できるのが特徴です。
カラーがすべてブラウンに統一されていておしゃれ。キャンプサイトの統一感が高く引き締まるので、非日常な空間を思いっきり満喫できるでしょう。コンパクト性にも優れていて、家での保管がしやすいのもおすすめポイント。できるだけ荷物を少なくしたい方にピッタリのキャンプセットです。
【スノーピーク】のソロキャンプ初期費用は54,780円〜
洗練されたデザインと高機能で愛用者の多いキャンプメーカー「スノーピーク」は、少し高めの価格のキャンプ道具を販売しています。いきなりソロキャンプに必要な道具を揃えるのには少しハードルが高いですが、テントとタープ程度であればセット品を買うのがお得です。
エントリーパックTT
エントリーパックTTは、大人3人が余裕をもって寝られる広々としたテントと、大きな日陰をつくれるヘキサタープがセットになった商品です。
そのほかのテーブルやチェアといったアイテムはセットになっていませんが、テントとタープだけでもスノーピーク製品を使いたい方にとってはかなりお得なセットといえるでしょう。ソロキャンプはもちろん、ファミリーキャンプにもおすすめです。
テントとタープどちらも確かな性能を備えたものなので、キャンプに慣れて上級者になってからも不満を感じません。しかし、価格が5万円ほどと少し高く、ほかのキャンプ道具を別に揃える必要があります。
すぐにスノーピークの道具を使ってキャンプをしたいのであれば、スノーピーク直営キャンプフィールドで利用できる「手ぶらキャンプ」を利用するのもおすすめです。
焚火台Mスターターセット
焚火台Mスターターセットは、焚き火をするためのアイテムがすべてセットになっており、買ってすぐに焚き火を楽しめます。焚き火台Mはシンプルながら洗練されたデザインで、長い間使っていても飽きずに愛用できるでしょう。
炭をおいてバーベキューをするための炭床やプレートもセットになっているため、キャンプならではの炭火焼きを楽しめます。セットになったアイテムをすべてまとめて収納できるケースが付属しているので、持ち運びも便利です。耐久性が高いのも特徴で、ヘビーユースしたい方におすすめです。
ソロキャンプのこだわりの道具を紹介!
ソロキャンプをもっとおしゃれに楽しむために、ソロキャンプのエキスパートたちが愛用している道具を紹介します。
オイルランタンで夜を楽しむ
オイルランタンは、灯油やガソリンといったオイルを燃料として明かりを確保するもので、キャンプでは熱心なマニアがいるほど奥の深いアイテムです。単純な明るさはLEDと比較して劣りますが、オイルランタンは優しい光でリラックスした空間を演出するのが特徴です。
キャンプに慣れてきた方は、オイルランタンで夜を楽しんでみてください。とくに、キャプテンスタッグのオイルランタンは、昔ながらのかっこよいデザインでありながら、手頃な価格が魅力です。
オイルランタンは敷居が高いと感じていた方も、この商品であれば気軽に試してみてもよいと思えるでしょう。実際に性能も申し分なく、オイルランタンならではの優しい灯りがテントサイトを包みます。
不便さを楽しむファイヤースターター
キャンプで着火するアイテムとしては、ライターやチャッカマンが主流ですが、ファイヤースターターと呼ばれる道具でも着火できます。ファイヤースターターとは、マグネシウムやフェロセリウムと呼ばれる物質を金属棒で削り、摩擦熱で火花を発生させ着火するアイテムです。
ライターとは違って着火するのにコツが必要ですが、その不便さを楽しめるのもキャンプのよさです。
テーブルにも焚き火台にもなるアイアンテーブル
キャンプで使うテーブルには数多くの種類がありますが、そのなかでもとくにおすすめなのがスチール製のアイアンテーブルです。アイアンテーブルを使う最大のメリットは、テーブルとしてはもちろん、焚き火台としても使える点です。
アイアンテーブルはスチール製のため耐熱性が高く、熱いものをそのまま置いても問題ありません。ダッチオーブンやスキレットなどの熱い調理器具をそのまま置けるので、調理をされる方はアイアンテーブルを選んでおくとラクに料理を楽しめます。
料理に活躍フォールディングナイフ
料理をするのには包丁が必要ですが、家庭用包丁はかさばるほか、刃がむき出しになっているので持ち運びに危険が伴います。そこでおすすめしたいのが、使わないときには折りたたんでコンパクトかつ、安全に持ち運びできるフォールディングナイフです。
フォールディングナイフは半分に折りたためるナイフで、キャンプ用として数多くの種類が販売されています。野菜を切ったり、魚を捌いたりと必要最小限の調理を充分に楽しめるでしょう。
バーナーにも焚き火にも対応できる鉄板
キャンプでの料理は、ステーキを焼いたり、焼きそばを作ったりとフライパンを使うものも多くあります。そのような料理をより楽しみたいなら、鉄板がおすすめです。鉄板はフライパンと比較して火が通りやすく、より美味しく仕上げられます。
なかでも、バーナーにも焚き火にも対応した鉄板は、幅広い使い方ができる優れものです。取っ手が付属していればフライパンのように使え、鉄板にありがちな火加減を調整しにくいというデメリットを解消してくれます。本格的にキャンプでおいしい料理を楽しみたい方は、持っていて損はないでしょう。
ソロキャンプ道具をコンパクト収納する5つのコツ
ソロキャンプのコンパクト性を追求するのであれば、アイテムのサイズはもちろん、どのように収納するのかも大切です。ここでは、ソロキャンプ道具をコンパクトに収納するコツを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
①兼用できる道具を使用する
数多くの種類があるキャンプ道具をコンパクトに収納するためには、できるだけ小さいものを選ぶほかに、兼用できる道具を活用するのがコツ。兼用できる道具とは、たとえば寝袋とインナーマットのどちらでも使えるといった、一石二鳥なアイテムを指します。
兼用できる道具を使用すれば、用途の違った道具を別に用意する必要がない分、コンパクトな収納が実現するでしょう。キャンプ用品には兼用できるギアも多く、組み合わせも多彩なので、選ぶところから楽しんでみてください。
具体的な例を挙げると、スプーン・フォーク・箸のすべての用途をこなすカトラリーや、食器としても使えるクッカーなどがその代表的なアイテムです。
焚き火台としても使えるアイアンテーブルは、別々に用意すると重くかさばるアイテムをコンパクトにまとめられます。まとめられる用途は1つのアイテムにまとめ、道具の数が少なくなるようにぜひ工夫してみてください。
②軽量な素材を選ぶ
キャンプアイテムを選ぶ際には、軽さという点に注目して選んでみてください。同じような商品でも使われている素材が違えば重さが変わってきます。
クッカーやコップには、ステンレス・アルミ・チタンなど素材がありますが、軽量なのはチタン素材のクッカーやコップです。しかし、軽ければ軽いほど価格は高くなる傾向にあるため、予算を抑えるならアルミ製を選んでもよいでしょう。
テーブルの素材は軽量なアルミ製がおすすめです。木材やスチール製のテーブルは重く長距離の持ち運びには適していません。
軽い素材は、持ち運ぶときの負担が小さく、1人で荷物を持ち運ばなければならないソロキャンプにおいて大きな武器になるでしょう。アウトドアショップが近くにあるなら、実際に手に取って確かめられるので、ぜひ持ち比べをしてみるとよいでしょう。
③シチュエーションにわけて収納する
キャンプ用品をうまく収納するためのコツには「キッチン用品」「焚き火用品」のように、シチュエーションにわけて収納する方法があります。種類の多いキャンプ用品をすべてまとめて収納すると、必要のないものまでキャンプ場へ持って行ってしまい、コンパクトなソロキャンプとはかけ離れてしまうでしょう。
シチュエーション別にわけてみると、不要な道具がはっきりします。荷物が増えがちな方はぜひこの方法を試してみてください。シチュエーション別の収納には、折りたためるタイプのコンテナボックスがおすすめです。
折りたためるタイプであれば使わないときには端によせておき、狭い場所でも効率的に収納できます。重ねて使えるタイプなら、キャンプへ行くときはもちろん、家での収納もスッキリときれいに整理整頓できるでしょう。予算に余裕のある方は、質感の高いスチールやアルミ製のコンテナボックスもおすすめです。
④組み立て式キャンプギアを使用する
ソロキャンプ道具をコンパクトに収納するためのコツとして、組み立て式のキャンプギアを使用するとよいでしょう。キャンプ道具には一体型と組み立て式がありますが、ソロキャンプには組み立て式がおすすめです。組み立て式のギアは、組み立てと解体の手間がかかりますが、その分持ち運びやすさに優れています。
組み立て式が多いキャンプ用品には、テーブル・チェア・焚き火台などがあげられます。
組み立て式のキャンプ道具は、軽さが追求されているものが多くあります。組み立て式のキャンプ用品はスタッキングといって、ほかのキャンプ用品のなかに詰め込む使い方もできるので、ぜひ試してみてください。きれいに収納できたときの気持ちよさもキャンプの楽しみのひとつです。
⑤事前に食材を調理して調理道具をなくす
キャンプで意外とかさばってしまうのが、料理で使用するための食材です。野菜や魚などの食材を購入したまま持参するのは、食べない部分まで持ち運んでいることになります。食材は事前にある程度調理してしまうことをおすすめします。
あらかじめ調理して行けば必要最小限の荷物で抑えられるだけではなく、ゴミが出ないというメリットもあります。また、包丁で切る作業まで家で済ませれば、包丁をキャンプ場へと持ち運ぶ必要はなくなり、コンパクト性を高められるでしょう。
事前に食材を調理しておくのにはさまざまなメリットがあり、極限まで荷物を減らしたいキャンパーはぜひ実践してみてください。事前に調理しておけば時短にもつながるので、観光を楽しんだり、レジャーを楽しんだりとほかのことに使える時間も増えるでしょう。
ソロキャンプのおしゃれレイアウト5つのコツ
ソロキャンプをおしゃれに楽しむためには、テントサイトのレイアウトにもこだわりましょう。テントサイトがおしゃれに見えやすいレイアウト方法を5つ紹介していますので、ぜひテントサイトを見直してみてください。
①キャンプギアの色のテーマをあわせる
キャンプサイトの雰囲気づくりは、キャンプギアの色の統一感で決まるといっても過言ではありません。キャンプサイトは、テーマを決めて色選びをしましょう。キャンプギアはカラーバリエーション豊富なものが多いので、ぜひ自分好みのカラーで揃えてみてください。
テーマの具体的な例には、明るめの木目調で揃えた「北欧風」、昔ながらのデザインを重視した「アンティーク調」、暗めの色に統一した「ダーク調」などがあげられます。また、色のテーマを揃えたい場合、同じメーカーの製品であればテーマを揃えやすく、ソロキャンプ初心者におすすめです。
②テーブルや椅子の高さを統一させる
キャンプサイトをおしゃれにレイアウトするうえで大切な要素が、テーブルや椅子などの高さの統一感です。たとえば、ハイテーブルにローチェア、ローテーブルにハイチェアをあわせるといったレイアウトはまとまりがなくおしゃれには見えにくくなります。
高さを揃えると統一感が増しておしゃれに感じられるので、キャンプ用品を揃える際にはぜひ高さを意識してみてください。高さを揃えると、それぞれのキャンプ用品を使いやすくなるというメリットもありますよ。高さが大きく違うキャンプ用品を使っていると、場合によっては腰を痛めてしまうかもしれません。快適にキャンプを楽しむためにも、高さはできるだけ揃えるようにしましょう。
③テントの設営場所を決める
テントサイトがあらかじめ決まっている場合を除いて、テントの設営場所はプライベート空間を確保できる場所を選ぶのがおすすめです。具体的には、木の近くや木陰、横に小川が流れているテントサイトであれば、快適にキャンプを楽しめるでしょう。
自然環境とテントサイトがうまくマッチするとレイアウトが映え、より非日常な空間を満喫できます。
反対に、管理棟の近くや共有トイレの近くなど、頻繁に人が出入りする場所はあまりおすすめしません。話し声や笑い声が気になったり、予期せぬトラブルがあったりするかもしれません。自然と調和のとれたおしゃれなキャンプを楽しみたいなら、できるだけ自然のなかに溶け込んでしまうのがよいでしょう。
④おしゃれな小物キャンプギアを取り入れる
ソロキャンプのテントサイトをよりおしゃれにするには、小物キャンプギアを取り入れるのがおすすめです。最低限必要とされているアイテムだけではなく、そこに少し小物類を加えるだけでもテントサイトが一気におしゃれな空間へと変わります。
具体的には、花瓶・キャンドル・ミニランタンなどを置くとよいでしょう。これらはなくてもよいアイテムですが、テーブルの上に置くだけでおしゃれな空間を演出できます。荷物が増える点がデメリットですが、小物なら大きくかさばるのを防げます。手軽にレイアウトをおしゃれにしたい方は、ぜひ試してみてください。
⑤ハンギングラックで小物をまとめる
キャンプでは、クッカーやシェラカップといった調理器具がテーブル上に散乱しやすく、そのような状態ではおしゃれなレイアウトとはいいにくいことも。散らばりがちなクッカーやシェラカップは、ハンギングラックと呼ばれるアイテムを使って整理整頓するのがおすすめです。
ハンギングラックとは、クッカーやシェラカップを引っ掛けて吊るしておくためのアイテムで、テントサイトをすっきりとできます。ハンギングラックは一般的なラックのように天板がない分かさばりにくく、荷物をあまり増やしたくないソロキャンプでも使いやすいアイテムです。一気におしゃれなレイアウトにできるので、ぜひ試してみてください。
テントサイトのレイアウトに関しては、こちらの記事でも詳しく取り上げています。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。