ランニング用メガネの役割について
ランニングの際、いつも使い慣れているメガネでもよいのか迷っているかたもいるのではないでしょうか。ここでは、ランニングに適したメガネの役割とはどういったことなのかを解説します。
ランニング用メガネの役割①紫外線対策
目も紫外線対策が必要です。メガネをかけてランニングをする場合はサングラスの装着が難しいため、適切な紫外線対策がおこなえないという問題があります。
紫外線をカットする機能のメガネを使用するか、メガネに装着できる紫外線カットアイテムが必要です。
ランニング用メガネの役割②汗や激しい動きによるズレ防止
ランニング中には汗をかいたり上下運動の振動が激しいために、頻繁にメガネがズレ落ちそうになります。メガネを手で持って走っていたのでは、集中してランニングができないので、ズレないようにする対策が必要です。
ランニング用メガネの役割③レンズのくもりを防ぐ
ランニング中には蒸発する汗や息でレンズがくもることがあります。また、急に冷え込んだ日や湿気の多い天候でもくもりやすくなるので、メガネレンズのくもり止め対策は必須です。
ランニング用メガネはスポーツタイプがおすすめ
上記でランニング用メガネの役割について説明しましたが、おすすめはスポーツ用に作られたメガネです。
最初からスポーツをするのに適した素材や機能が備わっており、最近ではランニング専用メガネを取り扱っているところもあります。
いつものメガネからランニング用メガネに変えることで快適な走りができ、パフォーマンス向上にもつながります。地域のメガネ店やZoff、JINSなどにスポーツタイプの取り扱いがあり、オンラインショップでも購入することができます。
また、メガネにひと手間加えるだけでより機能が向上するグッズを使用するのもおすすめです。ランニングする時間帯や距離などは人によってさまざまなので、自分の走りにあったものを取り入れてみてください。
ランニング用メガネの選びかたとおすすめを紹介
ランニング用メガネの役割をふまえながら選びかたやおすすめについて項目別に解説します。
ランニング用メガネの選びかた①UVカット機能があるもの
ランニング用メガネを選ぶ際はUVカット機能があるレンズを選んでください。メガネに直接装着することのできるサングラスのアイテムは、普段の使い慣れたメガネに装着できるため、違和感なくランニングを楽しむことが可能です。
度つきサングラスもおすすめ。度つきサングラスとは、レンズ自体に度がついているタイプのメガネです。また、サングラスを選ぶ際は、UVカット機能にくわえて、偏光機能を備えたタイプがおすすめです。
偏光機能は水面やガラス、雪が降り積もった路面などの照り返しを透過させない仕組みになっています。そのため逆光が眩しくて前が見えないといった事態を防いでくれます。
おすすめのサングラス:メイガン(Meigan) 偏光サングラス メガネ取り付けタイプ
クリップ方式でワンタッチ脱着がおこなえる偏光サングラス。ランニングはもとよりアウトドアや自動車の運転にも利用できます。
「はね上げ式」のためサングラスが不要なときにはあげて、必要なときにだけおろせるようになっています。偏光機能がついているので逆光や照り返しが眩しくて走りづらいということも少ないでしょう。
おすすめのサングラス:ダンロップ無料度付きサングラス はね上げタイプ
インナーフレームに度付きレンズが組み込まれたサングラス。インナーフレームにはね上げ式のサングラスがついているので、サングラスがいらないときにははね上げて走れます。
ランニング用メガネの選びかた②走ってもズレないもの
ランニング中に汗をかいてもズレにくいことが大切です。スポーツタイプは可動式鼻パットや動いてもズレにくいフレームの構造になっています。
また、グッズを使ってズレ防止をすることもできます。ズレ防止グッズにはメガネのつる先に装着して使用するバンドタイプのものや、鼻パットに滑りにくいパットをつけるタイプなどがあります。
ランニング中にメガネがズレ落ちて困るというかたにはメガネバンドがおすすめ。サングラスにも活用することができます。
鼻パッドは素材によってはメガネがズレやすくなることがあります。すべりにくいシリコン素材の鼻パッドがおすすめです。
おすすめのメガネバンド:SWANS(スワンズ) スポーツバンド A-63
シリコン素材のループはつるの太さに合わせて調節ができます。バックル付きなので、メガネとバンドはつなげたまま、頭部への脱着が可能です。
おすすめの鼻パッド:メガネ ずれ落ち防止 鼻パッド
人体に害を与えないシリコン素材の鼻パッド。一般的なメガネの鼻パッドはプラスチック製なので、ズレ落ちやすくて痕が残りがちですが、この鼻パッドは柔らかいシリコン素材のため、痕が残りにくく、痛みなどもおさえることができます。
ランニング用メガネの選びかた③くもりづらいレンズのもの
汗の蒸発やマスクからもれる息などでメガネがくもり見えにくくなることがあります。また、湿気の多い梅雨の時期などには走っているうちにいつのまにかくもってくることも。
くもり止めレンズのメガネまたはくもり止め液を使用し、クリアな視界でランニングするようにしましょう。
おすすめのメガネ用くもり止め:パール くもり止め ピュア200 点液タイプ 日本製
薬液が飛び散ることのない点液タイプのくもり止め。くもり止め効果が長時間持続する点がおすすめポイントです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。