チョークバッグは課題によって最適なタイプを選ぶことが大切
チョークバックは、床などに置いてつかう「置き型」と、腰につけてつかう「腰つけ型」の2種類があります。
選ぶには、自分がいまやっている、またはこれからはじめる課題にあったものを選ぶ必要があります。
初心者には置き型が便利
初心者のときは、ウェストなどにつけずに、床に置いておく置き型のタイプがおすすめです。
ボルダリングでは基本的には、置き型をつかいます。
野外のクライミングでも、初心者の課題はあまり時間がかからないので、何度もチョークをつける必要もありません。
また、床に置いてあるので登っているとき、チョークバックが気になったり邪魔になることもありません。
また、チョークバックはチョークを入れておくほかにも役割があります。
つけすぎたチョークを落とすときは、周りに人がいるところではパンパンと手をたたいて落とすのはマナー違反になりますので、バッグのなかで落としてください。
バックのなかでチョークの加減ができる、大きいサイズの置き型がつかいやすいのでおすすめです。
時間がかかる課題には腰つけ型
少し慣れてきて時間がかかる課題や、ロープをつかうリード・クライミングをはじめるような場合は、腰つけ型が便利です。
腰つけタイプは、登っている途中でも、簡単にチョークをつけ直すことができ、それでいて、動きを妨げません。
腰つけ型は、ベルトで留めるほかに、カラビナやフックなどで引っかけるタイプ、そして小物をいれるポケットがついているものなど、さまざまなタイプがあるので、用途にあわせて選ぶとよいですね。
チョークバッグは汚れにくい素材と大きな開口部がポイント
チョークバッグを選ぶポイントは、素材と開口部の2つです。
おすすめはナイロンとポリエステル
素材は、コットン、ナイロン、ポリエステルなどいろいろとあります。
汚れやすいということを考えると、素材はナイロンやポリエステルなど、汚れにくくて洗いやすいということも大切。
また、ナイロンタイプには防水加工が施されたタイプもあり、軽量で丈夫なためおすすめです。
慣れないうちは大きい開口部がおすすめ
いろいろなタイプがありますが、慣れないうちは、開口部が大きく手が入れやすいタイプがおすすめです。
また、少し慣れてきたら開口部がマグネットなどで、開け閉めができるタイプも持ち運びに便利ですし、巾着タイプは、チョークを落としたときに、なかで飛び散りにくいというメリットもあります。
そのほか、ブラシやスマホを入れるポケットなどがあるということも、確認したいポイントです。
置き型チョークバックのおすすめ
置き型タイプは、口が広くなっているのでチョークをつけやすく、友達数人でもつかえるので便利です。
収納にも便利なマムート マジック ボルダー
マムートのマジックボルダーは、開口部が大きく両手を入れてチョークをつけることもできます。
つかわないときはたたむことができ、口の部分は、コードとジッパーのダブルクローズになっているので、チョークを入れたままでも持ち運びが簡単です。
開口部が大きいグリベル ボルダー
グリベルは、イタリアのクライミングギアメーカー。
チョークが落ちやすいナイロン製で、黄色地に黒というコントラストのはっきりとした色使いがキュートなバックです。
防塵仕様のエーデルリッド ボルダーバックⅡ
エーデルリッドは、ドイツのクライミングロープやギアのメーカーです。
上部のふたをひねることで開け閉めができるツイストクロージャーになっていて、チョークが飛びちりづらく、つけやすくなっています。
腰つけ型チョークバックのおすすめ
ポケットが便利なアークテリクス
4Wayストレッチ素材をつかった、丈夫なチョークバックです。
外側には、ジップ式のポケットがついているので、ブラシなどの小物も収納できます。
エーデルリッド アンバサダー オアシス
ドローコードクロージャー。無駄を省いたシンプルなデザインの軽量モデルです。
鮮やかな蛍光色が目をひくデザインです。
食い込みにくいテープ仕様のザ・ノース・フェイス K Loop
アウトドア総合ブランドであるノース・フェイスのチョークバッグは、環境に配慮した残反生地を使用しています。
サイドには、ブラシホルダーつきで、ウェストに食いこみにくい、テープで装着するタイプです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。