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アウトドア初心者でも、自然を満喫できるのが川遊びのいいところ。事前に安全を確認しておけば、幼児や小さい子どもでも楽しめることがたくさんあります。今回は、初めて川遊びをする小さい子どもでも安心してできる、おすすめの遊び方を紹介します。

まずは泳いでみよう!勇気を出して飛び込みも

川遊びの一番の目的は、川の水に触れることですよね。真夏の太陽の下で浴びる冷たい川の水は本当に気持ちがいいものです。

思いっきり泳がせてあげる前に、あらかじめ大人が川に入り、深い場所や流れの強い場所を確認しておきましょう。

泳いでもいい範囲を、子どもにきちんと理解させることが大切です。

初めて川遊びをする子どもは、おっかなびっくり川に入ることでしょう。恐怖心から少し転んだだけでもパニックになる可能性があるので、常に大人が手の届く範囲に居てあげてください。

最初は無理に泳がなくても、水鉄砲やじょうろなどで水遊びするだけでも楽しめます。

川 遊び方

泳ぎたいけれど、泳ぎに自信がないという子どもは、ボディボードをつかうことをおすすめします。

ボディボードはうつ伏せになるので、川の流れを間近に感じられますよ。

「浮き輪」は川での使用は御法度です。流されやすい上、流れのなかで転覆すると浮き輪からなかなか脱出できず、逆さまになったまま溺れてしまいます。

また、橋や岩の上から飛び込む姿をテレビなどでもよく見かけますが、あれはどこでも誰でもできることではありません。

川への飛び込みは非常に危険なため、次のことをしっかり守ってください。

  • 飛び込みに十分な深さがあるか、周りに岩などの障害物がないか事前に確認
  • ライフジャケットとヘルメットを必ず着用
  • 絶対に頭から飛び込まない
  • 恐怖で飛び込めない人をムリヤリ飛び込ませない

たまたま行った川で、「なんとなく飛び込めそう」という感覚で決行すると、たいへんな事故になってしまうかもしれません。

飛び込みができる場所は、だいたい「飛び込み岩」などの名前がついてスポット化しているもの。

飛び込みがしたい場合は、事前に飛び込みができる川をリサーチしておきましょう。

飛び込みはスリル満点ですが、それほど高低差が無ければ低学年の子どもでも楽しめますよ。

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「ガサガサ」で川の生き物を探そう

川には普段街では見られない生物がいっぱい!

川での生き物観察は、子どもの好奇心を存分に満たしてくれるでしょう。

シュノーケルやゴーグルを着用し、水のなかを覗いてみてください。

リーフツアラー(REEF TOURER) シュノーケリング2点セット RC0202
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小さな魚が悠々と泳ぐのが見えるかもしれません。

シュノーケルができない幼児や、顔を水につけられない子どもは、アクアスコープ(箱めがね)で覗いてみましょう。

BUNDOK(バンドック) 水 めがね BD-606
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きっと時間を忘れるほど夢中になるはずです。

川 遊び方

生き物たちの自然な姿を見るのも楽しいですが、もっとじっくり観察したい!というときには、「ガサガサ」がおすすめ。

「ガサガサ」とは、水辺の草や石を足でガサガサと揺らして、隠れていた生き物をタモ網で捕獲する遊びのことです。

ガサガサする場所は、水の透き通った清流じゃなくても、近所の用水路など、生き物がいそうなところならどこでもできます。

川の上流・下流、川の健康状態によって住んでいる生き物の種類も異なるため、環境についても自然に学べるでしょう。

ガサガサでは、魚、カニ、エビ、貝、亀、イモリ、水生昆虫などさまざまな生き物が捕れます。

上手な捕獲の仕方は次のとおりです。

  • タモ網の平らな面をしっかり地面に着けて流れの下流にタモ網をおく
  • 川辺の植物の根元を思いっきり足でガサガサ揺らしたり、流木や石をひっくり返してみる
  • 川底を足でガサガサして網をかき回す
  • いろいろな場所でやってみる

流れが緩やかで水辺に草が生い茂っているところや、大きめの石がゴロゴロしているところがたくさん捕れるポイントです。

川の生き物は弱いためあまり触らないようにし、透明のプラケースなどに水を入れて観察しましょう。

少しだけなら飼育用に持ち帰ってもいいですが、あとはなるべく元のすみかに還してあげてくださいね。

ちびっこフィッシュネット 25
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大人のほうがハマっちゃうかも?水切りに挑戦

川 遊び方

水面に平たい石を投げて、バウンドさせながら遠くまで渡らせる「水切り」という昔ながらの遊びがあります。

親御さん世代は、やったことがある人も多いのではないでしょうか。

水切りは川に入る必要がないため、気軽にできる川遊びのひとつです。

しかし、ポーン、ポーンとうまく石を渡らせるのは結構難しいんですよね。

水切りにはコツが必要です。次のようにやってみましょう。

  • 川幅があり、水面から近い位置で投げれる場所を選ぶ
  • 投げる石は、平たく、片面の中央が少し膨らんでいるかまぼこ型が最適
  • 親指と人差し指で石を挟み、腰を低くして手首のスナップを利かせて投げる
  • 水面に対して5〜10°の角度で投げる

水切りをするときは、周りや対岸に人がいないか十分確認してください。

バウンドの回数を競ってもよし、飛距離を競ってもよし!練習すればするほどうまくなるので、大人も子どもも白熱しそうですね。

川 遊び方

初めての川遊びでは、まず川の水に慣れるところからはじめましょう。自分で行動できるようになったら、ぜひ「ガサガサ」してみてください。思っている以上にたくさんの生き物を見ることができますよ。水切りは、広い河原であれば特別な装備なしでできるので、バーベキューの合間にちょっとだけ遊ぶ、なんてときにもおすすめですよ。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。