パックラフトとは?
簡単に言うと、折り畳める(パック、パッキング)イカダ(ラフトボート)という意味。最軽量モデルだと3キロ未満の重さで、折り畳むと2リットルペットボトル1.5本くらいの小ささとなり、登山用ザックや自転車などで携行することができる。電車でも小さな車やバイクでも簡単に持ち運ぶことができるのです。
軽量のため操作性も軽くお子様でもすぐに漕げるようになる。それでいて、水上での安定性が抜群に良く、ボートに荷物も積める。軽さを重視した静水用モデルと、より丈夫な素材と形状で作られた激しい川下り用の流水用モデルがあります。
■パックラフトツアー
パックラフトツアーでは、流れのない「湖」と流れのある「川」に分かれます。「湖」では、風が強くない限り波が立つことはなく、パックラフトに水が浸入することはありません。濡れてもパドルの雫が落ちてくるくらいです。危険性も少なくガイドからの安全説明を守れば落ちたりするリスクはとても低いです。
一方、川にはたくさんの危険が存在します。川底には罠(フットエントラップメント)や倒木(ストレイナー)が沈んでいたり、滝や突破できないほどの大波など様々な危険を乗り越えなければなりません。プロガイドは、それらがどこにあり、どのように回避するのか熟知しているので、お客様のレベルに応じてコースを設定し、安全に川下りを楽しむことができます。
■安全に楽しく楽しむならガイドツアー
ラフティングをはじめとしたウォータースポーツのメッカと言われる群馬県利根郡みなかみ町の利根川で、初めての方でもパックラフトの操船、川の危険を知り、楽しく体験できる「入門」ツアーから、「入門」で得た知識と技術でガイドと川下りができる「初級」ツアー、それらが向上された方には「中級」「上級」とステップアップして、よりアグレッシブなコースにチャレンジすることを可能としています。
川のツアーでも湖のツアーでも、運が良ければ野生動物との遭遇やガイドのトークもお楽しみの1つです。さらに、ガイドが写真や動画の撮影もするので、カメラを持っていかなくても自分の雄姿を後で楽しむことができます。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。