穏やかな水面はSUPデビューに最適~湖(レイクSUP)~
初めてのSUP体験におすすめのフィールドが、水面が穏やかな湖です。
海のようにうねりや波がなく、川のように流れのない湖は、子供と一緒に楽しむファミリーSUPにも向いています。
いつもは湖岸道路から眺めているだけの湖面に浮かぶスポットにも、SUPなら気軽にアプローチできます。
また、山々の緑や湖岸の花に囲まれた湖上でパドルを置いて休憩すれば、鳥のさえずりや虫の鳴き声に包まれて、自分スタイルの森林浴も堪能できます。
透明度の高い湖なら、水中生物との出会いも期待大。
都会の喧騒を離れてリラックスできること間違いなしのフィールドが湖なのです。
湖:レイクSUPのメリット
潮流や波がなく水面が穏やかなため、ビギナーから楽しめるエントリースポットとしておすすめです。
子供と一緒にファミリーで楽しめるところもレイクSUPの魅力です。
キャンプ場からのアクセスが良いスポットを選べば、アウトドアを満喫できます。
湖:レイクSUPのデメリット
海に比べると水温が低く、真夏でもウエットスーツが必要です。
また、淡水であることから浮力がないこともデメリットのひとつ。
海に比べると、同じボードでもボードが浮かないので注意が必要です。
落水するとカラダが沈んでいくので、ライフジャケットは必需品です。
また、エントリーする足場の岩が大きいこともデメリットの一つ。
さらに、湖は釣りスポットとしても人気が高いため釣り人には注意が必要です。
カヌー、ボート、遊覧船などSUP以外のアクティビティとの接触にも気をつけましょう。
憧れの大海原へぜひ漕ぎ出してみて~海(オーシャンSUP)~
広大な海は開放感を味わえるフィールド。
陸地からはエントリーできないシークレットビーチや、沖に浮かぶ小さな島へSUPでクルージングすれば、ちょっとした探検家気分が味わえます。
海上に漕ぎ出せば、今まで見たことがなかった沖から眺める陸地の景色、眼前に広がる水平線に沈むサンセットと感動体験ができます。
大自然の中、のんびり海上散歩ができることもSUPの魅力です。
海:オーシャンSUPのメリット
湖や川に比べ、水温が高くまた海水であることから浮力があるフィールドが海の特徴です。
海の魅力はなんといってもその雄大さ。
一度大海原へ漕ぎ出せば、そこは別世界です。
目の前で飛び跳ねる魚、海底に広がるサンゴ礁、波打ち際とは全く違う異空間が広がります。
穏やかな天候の日を選べば、のんびり海上散歩できることもSUPの魅力です。
気の合う仲間とファミリーで、また愛犬と広大な海をシェアできることも楽しみの一つと言えます。
海:オーシャンSUPのデメリット
海では、風向き、波のサイズ、潮流といったコンディション選びが最大のポイントとなります。
また、サーフィンやヨット、漁船、本船など、海ではアクティビティから業務までさまざまな形で多くの人が活動しています。
そのため、オーシャンSUPは、漕ぎ出す前にその海面の特徴、ルールやマナーについて地元のサーフショップやマリンスポーツショップ、漁協などに確認しておくことが重要となります。
ビギナーは忘れがちですが、ライフジャケットの装着はもちろん、携帯電話を携行するなど、安全に対しての装備も忘れずに行いましょう。
アドベンチャー気分を満喫できる~川(リバーSUP)~
リバーSUPの魅力はなんといっても移り変わる景色を堪能できるところ。
南の島ではマングローブの林の中を、都会では桜並木の下を、季節ごとフィールドごとの楽しみが満喫できることが、リバーSUPの大きな特徴です。
また、都会を流れる川で、昼休みにちょっとだけSUPといった楽しみやSUP通勤も夢じゃありません。
SUPの手軽さと機動力を駆使できるのがリバーSUPの特徴と言えます。
川:リバーSUPのメリット
街中を流れる川から森の中を流れる川まで、日本中どこにでもある川を探検できるのがリバーSUPのメリット。
同時に水からしか見ることができない自然観察も楽しめます。
川幅が広く流れの穏やかな川なら、パドルを置いて川の流れに身をまかせるのもまた一興。
アドベンチャー気分を満喫するならリバーSUPがおすすめです。
川:リバーSUPのデメリット
川では、急な流れの場所や隠れ岩などの危険なスポットがあります。
また、普段穏やかな川でも、大雨の降った後やダムの放流など、思わぬ増水で急流となっていることがあります。
見た目だけでの素人判断はせず、地元に詳しいガイドやカヌーショップなどに、当日のコンディションを確認することが必須となります。
SUPはフィールドを変えるだけで、多彩な楽しみ方できるウォータースポーツです。また、各フィールドでは趣向を凝らしたSUPツアーやSUP体験会が開催されています。個人で楽しむこともできるSUPですが、地元に詳しいショップが開催するツアーならシークレットポイントへのクルージングや水上ピクニックなど、未体験ゾーンを体感できることも大きな魅力。ぜひ、いろいろなフィールドでSUP体験してみてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。