登山用の帽子の選び方
登山用の帽子を探している方は、次の3つのポイントに注目して選びましょう。
帽子のタイプで選ぶ
帽子の種類には、おもにキャップとハットの2つがあります。見た目の違いはツバの大きさですが、ほかの特徴も見ていきましょう。
キャップタイプ
キャップは、前方向にツバがあります。顔の日焼け対策や、小雨をしのげる効果が見込めて、左右の視界も確保しやすいでしょう。また、遮光性に優れているところもポイントです。
一方で、首回りが無防備なため、ほかの日焼け対策と併用する必要があります。帽子でカバーできない部分は、日焼け止めなどで、紫外線対策をしましょう。
ハットタイプ
全方向にツバがあるのがハットタイプ。日焼け対策としては、抜群のアイテムです。とくに、紫外線が強い夏の登山に適しているでしょう。
ハットのデメリットは、風の影響を受けやすいこと。急な強風で飛ばされないよう、あご紐がついているタイプを選ぶとよいでしょう。
また、顔周りの視界が遮られることにより、周囲の状況を把握しにくいことも。こまめに登山道をチェックしながら、歩くことを忘れないでください。
素材で選ぶ
登山用の帽子は、季節や天候に対応できる素材を選びましょう。
たとえば梅雨シーズンには、防水加工が施された、撥水性のよい素材がイチオシ。夏は、UVカットや通気性に優れている、ナイロンまたはポリエステル素材が最適でしょう。
また、秋から冬にかけては気温が下がるので、ウール・ニットなど、保温性が高い素材がおすすめです。
デザインで選ぶ
登山ウェアや、全体のカラーコーディネートに合うデザインで選ぶのもGOOD!統一感がでて、おしゃれなスタイルに仕上がります。また、お気に入りのブランドから選ぶと、好みのタイプが見つけやすいでしょう。
登山におすすめの帽子5選
登山に適した帽子を5つ紹介します。キャップタイプ・ハットタイプ、どちらも紹介しているので、参考にしてください。
①THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)「ゴアテックスハット(ユニセックス)」
防水透湿性の高い帽子を探している方におすすめです。水に強いゴアテックス素材を使用しているので、雨の登山に最適!
また、濡れても型崩れしにくい、硬めのツバを採用しているのがポイント。強風でも、雨風が吹き込みにくく、快適な登山をサポートしてくれるでしょう。
ベーシックなデザインと、選べるカラーもうれしいところ。登山はもちろんのこと、野外フェスや普段のコーデにも取り入れて、ぜひフル活用してください。
②MILLET(ミレー)「ベンチング ハット」
通気性・速乾性・撥水性をあわせもつ、申し分のないハット。頭囲には、熱を外へ逃がすベンチレーション付きで、蒸れにくく、夏でも快適に使えます。また、撥水機能を備えた素材により、急な小雨にも対応できるのがGOODです。
落ちついたカラーリングとソフトな風合いは、老若男女問わず、活躍するアイテム。登山をはじめたばかりの方への、プレゼントにもよいでしょう。
③Columbia(コロンビア)「ティフィンヒルフォルダブルブーニー」
顔周りの日焼けが気になる方に、おすすめしたいハット。紫外線をガードする指数(UPF)が高い商品なので、強烈な日差しが降り注ぐ季節にぴったりです。
また、通気性のよさも魅力で、裏地全体にはメッシュ素材が施されており、蒸れにくいのがポイント。帽子を着用しているときの暑さや、不快感を軽減できるため、さまざまなアウトドアシーンに向いているでしょう。
④MAMMUT(マムート)「Aenergy Light Cap」
約41gと超軽量で、コンパクトに収納できるキャップです。パネルが5つのシンプルな構造になっており、折りたたむと、パンツのポケットに入れられるサイズになります。ツバの部分には柔軟性があるため、たたんでも形が変わりにくいのもうれしいところ。
トレランやファストハイクをはじめ、荷物を軽量化したい方にも、有力候補となるでしょう。
⑤NEW ERA(ニューエラ)「9THIRTY Tech AIR COOL DOTS 」
特殊生地により、通気性をキープし、蒸れを軽減するアイテム。上部には小さな通気孔があり、空気のみをとおして、水の侵入を防げるのが特徴です。また、内側についている幅広のスウェットバンドは、汗をかいたときに重宝するでしょう。
ほかにも、登山中のリスクに対する工夫が盛りだくさん。たとえば、落雷予防としてトップボタンをプラスチック製にしたり、悪天候でも視認しやすい、リフレクター仕様のロゴプリントを採用したりと、申し分のない機能を備えています。
登山だけでなく、普段づかいもできるデザインも魅力。山でも街でも、欠かせないアイテムになるでしょう。
暑いシーズンの帽子選びは、下記の記事も参考にしてみましょう!
夏の汗かきにもおすすめの登山帽子
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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