キャンプを楽しむために欠かせないダウンジャケット。せっかくなら暖かくて動きやすい、お気に入りの一着を手に入れたいですよね。今回は、2023年最新の人気ダウンジャケットを紹介します。選び方もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

冬キャンプ向けダウンジャケットの選び方

キャンプ ダウンジャケット

キャンプ向けのダウンジャケットを選ぶときのポイントを、5つ挙げて紹介します。

①フィルパワー(FP)は700以上を選ぼう!

まずは、フィルパワーを確認しましょう。フィルパワーとは、ダウンジャケットに充填されている羽毛のかさ高性を示す数値です。フィルパワーが高いほど、保温性が高いことを意味します。

キャンプでは700フィルパワー、雪中キャンプでは800フィルパワー以上が理想といわれていますよ。

フィルパワーは、商品パッケージや商品説明欄に記載されています。購入時に確認してくださいね。「フィルパワー700」などのワードでネット検索して、商品を探すのもよいでしょう。

さらにしっかり防寒対策をしたい場合は、ダウンパンツとの併用がおすすめです。気になる人は以下の記事をご覧ください。

冬キャンプはダウンパンツがあれば最強!取り扱いとおすすめをご紹介

②ダウン含有量は70%以上を選ぼう!

キャンプ ダウンジャケット

ダウン含有量のチェックも忘れてはいけません。ダウンジャケットの羽毛のおもな構成は、ダウンとフェザー。ダウンの比率が高いほど、保温性が高く軽くなります。ダウンが70%以上であれば、寒さを感じにくく、動きやすいダウンジャケットといえるでしょう。

ただし、ダウンの含有量が多すぎると、ジャケットの形が崩れやすいという懸念点も。形を保つには、ある程度のフェザーも必要です。それぞれの比率は、品質表示のタグで確認できますよ。

③濡れ対策重視なら耐水圧10,000mm以上を選ぼう!

キャンプ ダウンジャケット

急な雨や雪にダウンジャケットのみで対応したい人は、耐水圧が10,000mm以上のものがおすすめです。耐水圧とは、どの程度の水圧に耐えられるかを示した数値のこと。ダウンは水に濡れると、保温性が低くなります。

しかし、耐水性を重視しすぎると、ダウン本来の透湿性が損なわれます。外部からの水分の侵入は防げますが、汗による湿気がこもることも。結果的に保温性が失われる可能性があります。

高耐水圧のダウンジャケットの場合は、商品パッケージや商品説明欄をチェックして、透湿性があるかも確認しましょう。または、レインジャケットと併用すると、ダウンジャケットの耐水圧を気にする必要がないため、選択肢が広がりますよ。

④隙間から風が入りにくいデザインを選ぼう!

風の侵入を防ぐのも重要です。たとえば、アゴ下までファスナーがあると、首回りが暖かく、マフラーが必要ありません。肌に触れる部分がフリース素材だと、なお暖かいでしょう。フードがついていれば、頭や耳も冷気から守れます。

また、ゴムやマジックテープなどで手首が絞れるデザインも、冬キャンプにぴったりです。

⑤ジャストフィットなサイズを選ぼう!

サイズ感も大切なチェックポイントです。サイズが大きすぎる場合、ダウンジャケットの内側に空気が入り、保温性が発揮されません。

さらに、袖が長いと、焚火などで火を扱うときに危険です。小さすぎても窮屈で動きにくくなるため、ぴったりなサイズを選びましょう。

重ね着する前提の人は、普段着のワンサイズ上にするのも方法。キャンプ中の服装を想定して選ぶのがおすすめです。

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Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。