八甲田大岳登山口へのアクセス方法
・マイカー
東北自動車道 青森中央I.C.より車で約40分(約25㎞)
東北自動車道 黒石I.C.より車で約45分(約26㎞)
※冬期間は道路が閉鎖になる区間があります。通行規制の詳細は、下記のリンクをご参照ください。
雪道安全マップ|青森みち情報 (koutsu-aomori.com)
駐車場情報
名称 | 酸ヶ湯公共駐車場 |
場所 | 青森県青森市荒川南荒川山 国有林酸湯沢50番地 |
駐車可能台数 | 約150台 |
備考 | 公衆トイレ有、タイヤチェーン装着推奨 |
・ バス
青森駅~酸ヶ湯温泉前/JR路線バスで約1時間15〜40分
新青森駅~酸ヶ湯温泉前/JR路線バスで約1時間10〜25分
JR路線バスの時刻表はこちらから
青森ー八甲田ロープウェー・酸ヶ湯温泉(みずうみ号)の時刻表 | 路線バス|JRバス東北【公式HP】
八甲田山の冬山登山で準備したいもの
冬シーズンの登山は、低体温症や凍傷、雪崩などの危険があります。八甲田山のある青森県は、北国ということもあり気温が低く、さらに豪雪地帯です。リスクのある冬山登山だからこそ、入念に準備をして登山に臨みましょう。以下、冬山登山で準備しておきたいものをご紹介します。
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小物を活用して防寒対策をしよう
冬山登山において、一番大切なのが防寒対策。とくに、肌が露出する顔や末端の手足が冷えやすい傾向にあります。そのため、顔を覆うバラクラバやネックゲーター、厚手のソックスやグローブなど、小物を利用して防寒対策をします。また、濡れてしまう可能性も考えて、替えのソックスやインナーグローブなども用意しておくとよいでしょう。
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雪崩対策にセーフティギアを携行しよう
雪崩の危険性のある雪山では、「アバランチセーフティギア(雪崩対策装備)」を携行するのがおすすめです。アバランチセーフティギアとは雪崩に遭遇したときの救急用具で、ビーコン・プローブ・ショベルの3点セットのこと。
とくに、ビーコンは雪山登山の必需品。雪崩に巻き込まれてしまった際、ビーコンにより位置を特定できるので、雪崩からの生還率が上がります。また、ショベルは風よけの雪洞を設営するのにも使用でき、天候が急変した際に重宝します。
【アバランチセーフティギアの詳細】
名称 | 用途 |
ビーコン | 雪崩時に居場所を特定する送受信装置 |
プローブ | 雪崩埋没者の位置を知らせる棒状の印 |
ショベル | 雪崩埋没者を雪の中から掘り出す |
八甲田山登山後に立ち寄りたい【酸ヶ湯(すかゆ)温泉】
古くから地元の人々の湯治場として親しまれてきた、「酸ヶ湯温泉」。海抜約900mに位置することから、酸ヶ湯温泉は「雲上の霊泉」とも呼ばれます。
酸ヶ湯温泉は、療養に適した療養泉としての効能が認められていて、酸性の強い泉質が特徴です。なかでも『ヒバ千人風呂』と呼ばれる混浴の大浴場は、160畳もの広さの浴室に4つの異なる源泉があり、手軽に湯めぐりを楽しめます。
名称 | 酸ヶ湯 |
住所 | 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地 |
泉質 | 酸性硫黄泉 |
日帰り入浴料 | 大人1,000円、小人(小学生)500円 |
酸ヶ湯温泉の詳細はこちらから
国民保養温泉地 酸ヶ湯温泉旅館【公式サイト】 (sukayu.jp)
冬シーズンにおける八甲田山の見どころや、八甲田大岳を周回する登山ルートをご紹介しました。八甲田山の樹氷は日本三大樹氷と呼ばれるほど規模が大きく、壮観な景色を構成しています。八甲田大岳周回ルートでは、大きく成長した樹氷を間近で見られるのが魅力です。しかし、冬シーズンの八甲田山は低体温症や雪崩のリスクがあるので、防寒対策やセーフティギアなどの装備を準備して登山に臨むようにしましょう。
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Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。