ダイビングとシュノーケリングの違い
水中で活動するアクティビティと言えば、シュノーケリングのほかにダイビングもあります。
この2つには、
- ダイビングは海の中に潜っていって海中を楽しむもの
- シュノーケリングは海の表面に浮かんで表面から海の中を眺めて楽しむもの
という違いがあります。
ダイビングは水の中深くまで進み、長時間潜るものですから、水の深さからくる圧力に耐えて、長時間の呼吸を確保するための重い装備や資格が必要です。ウェットスーツや、呼吸のための酸素タンクなどを準備しなくてはなりません。
一方シュノーケリングは、水の表面に浮かびながら口にくわえた「シュノーケル」を水面に出して呼吸しながら楽しむものです。深い水の圧力はかかりませんので、身につけるものは水着だけでもOK。
必要な道具も「シュノーケル」、水中を見るための「水中マスク」、水中を早く進むための「フィン(あしひれ)」があればできます。
シュノーケリングはライセンスがなくても、気軽に楽しめるウォータースポーツなのです。
泳げない人でもできるの?
シュノーケリングは泳げなくてもできます!
何もしなくても人間は水に浮くのですが、体に無理な力が入っていたりすると沈んでしまうことがあります。しかし、「ライフジャケット」を着用すれば泳げない人、慣れていないひとでも無理なく浮くことができます。
さらに足にも「フィン」を付けますので、バタ足が苦手な人でも簡単に水中を足を使って進んでいくことができます。シュノーケリングは小さいお子さんから、年配の人まで幅広く楽しめるスポーツです。
シュノーケルでの呼吸のコツ
簡単にできるとはいえ、シュノーケルでの呼吸、少し心配ですよね。
シュノーケリングツアーではまず水に入る前に、シュノーケリングでの呼吸の仕方を指導します。しかし、気を付けていても頭の角度を変えた時や、高い波でシュノーケルの中に水が入ってしまうことはあります。
そんなとき慌てないように、事前にしっかりと説明と注意点を聞いておきましょう。
シュノーケルに入った水を、口から強く息を吐いて出す方法を「シュノーケルクリア」、水中メガネに入った水を出すことを「マスククリア」といいます。
水に入る前にまずこの2つのクリアの仕方について、きちんと理解しておくことで、シュノーケリングの時間が楽しいものになります。
季節は夏だけ?
水着だけで水に入るのであれば気温の高い夏だけになりますが、低い水温に対応したウェットスーツ、ドライスーツを着用すれば夏以外でも可能です。
どんなウエアが必要?
最低限、水着があればできますが、あると便利だったり、都合が良かったりするものがあります。
シュノーケリングは長時間海の表面に浮かんで行うので、背中や足の後ろ側が激しく日焼けします。日焼けしたくない人は、日除けのラッシュガードを着用するのがおすすめです。
ラッシュガードは上半身用長袖、半袖、下半身用とさまざまなデザインと種類のものが販売されています。
また、シュノーケリングをする場所によってはゴツゴツとしたサンゴ礁があったりして、皮膚がむき出しになっていると、こすったりぶつけたりして怪我をすることもあります。肌の露出は少なめにした方が安心です。
手を保護するためのグローブもあったほうがより安全でしょう。専用のものもありますが、軍手などでも大丈夫ですよ。
予算があり、今後も長くシュノーケリングを楽しみたい場合は本格的なウェットスーツを購入するのもおすすめ。体の冷えを防ぎ、全身を覆うので安全性も高いです。
国内シュノーケリングツアーがおすすめ
国内、海外とも幅広くシュノーケリングを楽しめる場所がたくさんあります。最初は、サポートがしっかりしているツアーに参加するのがおすすめです。
海外でシュノーケリングの予定があって不安な方は、まずは国内で体験してから海外ツアーに参加すれば安心ですね。
言語の通じない地域だったとしても、事前に体験しておけば、過去の経験によって必要な行動や相手の伝えたいことが類推できます。
そういった観点からも、最初は日本国内のシュノーケリングツアーを体験するのがおすすめです。しっかりしたインストラクターが付いて、レンタル品や安全のための装備が豊富に用意されたツアーが良いでしょう。
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