栂池(つがいけ)高原スキー場の上部に位置する栂池ロープウェイは、国内外からのバックカントリーの需要増加に伴い、昨年より10日早く2月22日(土)に栂池パノラマウェイの運行を開始いたします。〜栂池自然園では広大な大雪原を楽しめるスノーシューも開始〜

人の手の入っていない大自然を満喫できる栂池パノラマウェイ

栂池高原スキー場、国内外からのバックカントリーの需要増加で2月22日より栂池パノラマウェイの早期運行を開始

栂池パノラマウェイはゴンドラリフトとロープウェイの総称で、中部山岳国立公園内の自動車用道路の代替交通手段として建設された経緯や自然・植生保護の観点から、これまで春季~秋季のみの運行が認められていました。
しかし、四季折々の壮大な景観や自然の中で過ごす楽しさをより多くのお客様に体験していただきたいとの思いから、環境省、小谷村、関係機関の理解と協力を受け、2002年より冬季営業を開始しています。

需要増加!バックカントリーやスノーシューでこれ以上ない大自然の開放感を体感

近年、登山者やスキーヤー、スノーボーダーの間では自然の中で滑走する爽快感や開放感が魅力などの理由からスキー場ゲレンデ外にある雪山フィールドを滑る「バックカントリー」が人気を集めています。
海外では日本の上質なパウダースノーの人気が高まっており、世界的にも有数のパウダースノーの聖地である、白馬村、小谷村、大町市の10スキー場エリアの総称「HAKUBA VALLEY」では、海外からの来訪客数が年々増加しています。

そうした需要の高まりを受けて、昨年より10日早く栂池パノラマウェイの運行を開始いたします。運行により、同スキー場の山頂に位置するパウダーエリア「TSUGAPOW DBD(ツガイケパウダー・ダブル・ブラック・ダイヤモンド)」よりもさらに上部にアクセスすることができ、様々なフィールドでのバックカントリー体験へのアクセスが可能になります。

体力や技術を気にせずにスノーシューで雪山散歩

さらに栂池パノラマウェイを利用することにより、上質なパウダースノーが体感できる栂池自然園にてスノーシューをお楽しみいただけます。
体力やスノーアクティビティの技術にためらうことなく、雪山散歩が可能。標高1,900mの雄大な山々が眼前に迫り、広大な雪原の中をハイキングでお楽しみいただけます。
世界中の人々を魅了するパウダースノーを体感しながら、人の手の入っていない自然の中でこれ以上ない開放感を満喫してください。

なお、栂池高原ロープウェイ区間周辺および上部は山岳地域にあたるため自己責任エリアとなり、昨今増加しているバックカントリーによる遭難対策として登山計画の提出義務化、ロープウェイでの自然保護レクチャーを実施いたします。

 

栂池高原は積雪に恵まれ、春スキーシーズンも営業!
エリア最大級のイベント「雪の祭典」も開催

雪の祭典

全国的な小雪傾向の中、栂池高原スキー場の上部の積雪は210㎝(2月13日時点)で、全面滑走可能なゲレンデ状況となっています。
山頂から山麓までの約5㎞のロングクルージングや国内屈指のワイドな緩斜面、スノーパーク「TG PARKS」、アクティビティパーク「白馬つがいけSNOW WOW!」など、どんなお客様でも満足できるコンテンツが揃っています。
また、3月7日(土)には「第49回栂池高原 雪の祭典」が開催予定です。
一般参加者を含めて一斉に滑る「たいまつ滑走」や目の前で打ちあがる花火などがあり、エリア最大級のイベントとして毎年多くの方が来場されています。ぜひ春シーズンの栂池高原の魅力を体感ください。

栂池ロープウェイ概要

・開催日時:2020年2月22日(土)から
(気象状況により、ロープウェイの運行に変更が生じる可能性があります)
・料金:片道:大人760円 小児380円、往復:大人 1,400円 小児 700円
(山麓から栂池ロープウェイ乗り場までは栂池ゴンドラリフトの乗車が必要となります)
・営業時間:
2月22日(土)~3月31日(火)8:30~下り最終15:00
4月1日(水)~4月24日(金)平日9:00~下り最終15:30/休日8:30~下り最終15:30
4月25日(土)~5月6日(水)8:30~下り最終15:30

栂池高原スキー場 概要

・TEL  :0261-83-2515
・公式HP :http://www.tsugaike.gr.jp
・営業時間:8:00~17:00、ナイター18:00~21:00
※ナイター営業は12月下旬~3月中旬(開催日が限られておりますので、HPにてご確認ください)
・駐車場 :1,500台
・アクセス:東京から約3時間、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間40分、最寄IC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約1時間30分

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。