登山に便利な速乾タオルについて
速乾タオルとはどういうものなのか、どうして登山におすすめなのかを説明します。
速乾タオルの特徴①乾くのが早い
速乾タオルの最大の特徴は、その名前にもあるとおり、速乾性があることです。非常に糸の細い化学繊維が使われており、乾くのが早いため雑菌なども繁殖しにくく、清潔なところも大きな特徴と言えます。
速乾タオルの特徴②吸収力に優れている
速乾タオルは乾くのが早いだけでなく、繊維が細かいため吸収力にも優れています。登山中の汗などを素早く吸収して、蒸散させる機能を備えています。
速乾タオルの特徴③軽くてコンパクト
速乾タオルの素材は、一般的にはマイクロファイバーなどの化学繊維で作られています。そのため、とても軽くてコンパクトになるという特徴があります。
速乾タオルを選ぶポイントは?
速乾タオルを選ぶときに気をつけたいポイントをまとめました。
ポイント①速乾性に優れたもの
速乾タオルを選ぶ大きなポイントは、吸収した汗などを絞り、どのくらいの時間で乾くかです。
いやなにおいの原因となる雑菌は、水分のなかに含まれているので、速乾性に優れたタオルほど、雑菌の繁殖をおさえることができます。
普通のタオルに比べて、何倍の速乾力といった表示があるので、参考にしながら選んでみましょう。
ポイント②吸収性に優れたもの
水分を吸収する力が高くて早いことなども、速乾タオルを選ぶ大きなポイントです。汗をかいたときに、拭いてもなかなか吸収しないようなタオルだと使いにくく、不快感だけが残ります。
また、速乾タオルを選ぶポイントとして、どのくらいの水分を吸収するのかも大きなポイントです。吸収する水分量は、自重の何倍といった表示で確かめることができます。
ポイント③素材(肌ざわり)がよいもの
何度も汗を拭いていたら、ヒリヒリしてきたといったことにならないように、肌ざわりのよい速乾タオルを選ぶことが大切です。
ポイント④機能性のあるもの
登山に持っていく速乾タオルは、小さくして手軽に持ち運べることや、紐がついていてザックに吊るせるといった、機能性も重要になります。コンパクトで紐がついている速乾タオルを選ぶようにしましょう。
選ぶポイント⑤抗菌素材のもの
汗やテントの結露などを吸収して乾かして、を繰り返していると、どうしても雑菌が発生してにおいが気になることがあります。
抗菌素材が使われていると、バクテリアなどの雑菌の繁殖をおさえることができるので、においが発生しにくくなります。
登山におすすめの速乾タオル
速乾タオルの選び方をふまえ、おすすめを紹介します。
マタドール ウルトラライト トラベルタオル
自重の2.3倍の水分を吸収する速乾タオル。超軽量ナノファイバー素材を使用しており、82gと超軽量です。
Caloics® 速乾タオル
髪の毛の200分の1の細さのマイクロファイバーを採用しているため、吸水性と速乾性にすぐれています。普通のタオルの約5倍の吸収量があり、吸収速度は約7倍も速い。
DOW防菌技術による抗菌素材を採用しているので、雑菌なども繁殖しにくく、いやなにおいを抑えることができます。
モンベル 速乾タオル
たたむと手のひらにおさまるコンパクトサイズで、重さはわずか14g。登山はもちろんのこと、旅行などにも携帯しておくと便利です。
パックタオル(Packtowl) 軽量タオル
自重の4倍の水分を吸収する速乾タオルです。少し値段が高めですが、Amazonユーザーの評価もとても高いタオル。コンパクトな収納ポーチがついているため、登山の際の携帯にも便利です。
VACNITE 速乾タオル 超吸水
超極細繊維生地を採用しており、吸水率と吸収力が高いという特徴があります。速乾性能にもすぐれ、乾きにくい状況でも素早く乾燥。また、バクテリアの繁殖を防ぐ抗菌素材を使用しているので、汗などのいやなにおいを防ぎます。
【Amazon限定ブランド】速乾タオル
こちらの速乾タオルは筆者が使用しているものです。吸水力に優れいてすぐに乾くので、登山やキャンプのときはもちろんのこと、日常生活でも愛用。肌ざわりもよく、抗菌処理をほどこしているので、雑菌などの繁殖も抑えることができます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。