夏のバス釣り
夏の暖かい時期の魚は活性が高く、さまざまなルアーに反応をみせるなど、1年を通してもっとも数釣りに適した時期といえます。
気温が暖かくなるにつれ、限られた体力しか持たない小さなサイズの個体などは、表層付近をスクールし活発にエサを探し求めるため、1匹釣れると立て続けに釣れてしまうことも珍しくありません。
数を釣るうえで大事なのは、場所の選択はもちろんのこと、ルアーの色やシルエットをいかにしてそのフィールドに合わせられるかというルアーの選択が重要。
色や形を変えた瞬間に入れ食いが始まるのも、サマーパターンの特徴のひとつととらえることができます。
夏の数釣りのコツ
昨今では、多くのフィールドでバスアングラーが増加していることから、たとえ釣りやすいトップシーズンといえども魚にかかるプレッシャーは相当なもの。
爆釣とはほど遠い釣果で終わってしまう日も多々あることでしょう。
しかし、水中では人間には想像もつかない「ある一定の物理的変化」が生じた時に魚の捕食スイッチが入り、入れ食い状態に陥ることも実はよくあることなのです。
気温が下がる日が狙い目!
低気圧が近づき急な天候の変化が訪れると、水中の表層付近の水温が急激に下がり魚の活性が高まります。
低気圧は、魚の浮袋にかかる圧力を下げ、個体を表層付近に浮かせる作用があると考えられており、反対に高気圧は、圧力が掛かりすぎて魚がボトム付近に沈んでしまい釣りづらくなるというわけです。
したがって、雨が降ったり風がふいたり急激な天候の変化がある時は、とくに狙い目の釣りタイミングといえるのです。
続けて2匹釣れたら最後まで釣りきる!
爆釣の兆しは、釣りの最中に突然訪れるものです。まず1匹釣れたら、同じポイントに同じルアーでコンタクトしてみて、反応がなければ次へと移動を繰り返していきます。
セカンドキャストで同じルアーにヒットしてきたら、そのポイントにはまだ多くの魚がスクールしている可能性が高いと考えてください。
このタイミングがこそが爆釣の始まりの合図なので、ルアーを変えずに永遠に釣れ続ける魚を釣りきってしまいましょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
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