登山にサングラスは必需品
登山にサングラスは欠かせないアイテムのひとつです。
目を傷める紫外線の量は、標高が高くなるにつれて増えていきます(標高1,000mで紫外線量が約10%増加)。
とくに雪山の場合は、降り積もった雪が紫外線を反射させるので、サングラスは絶対に必要です。
スキーやスノーボードをしている人は、サングラスの大切さがわかるかと思います。
筆者は、学生時代にひとりで冬の北アルプスに登り、剣岳山頂付近でサングラスを落としてしまい、大変な目にあったことがあります。
雪目になり下山しても1週間くらい、まともに目が見えないという状態が続きました。
なので、みなさんも登山のときには絶対にサングラスを携帯することをおすすめします。
紛失してしまったときのために、いくつか予備のサングラスを用意しておくと安心かもしれません。
登山用サングラスを選ぶポイント
登山用のサングラスは、なんでも良いというわけではありません。
紫外線から目を守ることはもちろんのこと、足元がよく見える機能性も必要です。
以下に、サングラスの選び方のポイントをまとめました。
紫外線をしっかりカットしてくれるサングラス
登山につかうサングラスは、紫外線をしっかりカットしてくれるものを選びましょう。
色の濃いレンズほど紫外線をカットしてくれそうですが、色の濃さと紫外線のカット率は関係ないので注意が必要です。
紫外線の中でも、400nm(ナノメートル・可視光線の波長)に近い波長が、目にダメージを与えるといわれているので、「400nmの紫外線をカット」といった解説のあるサングラスを選ぶようにしてください。
また、「UVカットサングラス(紫外線をカットしてくれるサングラス)」と呼ばれる、日本製のサングラスでもいいでしょう。
暗すぎないサングラス
レンズの色が濃すぎて視界が暗くなるサングラスは、登山に向いていません。
色の濃さと紫外線のカット率は関係ないので、できるだけレンズの色が明るくて、紫外線カット率の高いサングラスを選ぶようにしましょう。
視界を明瞭にする偏光サングラス
偏光サングラスには、雪の照り返しや乱反射光を屈折させて、直接目に入らないようにする偏光レンズが入っています。
変更サングラスをかけると、眩しい地面の照り返しの中でも足もとがよく見えるようになります。
そのため、転倒防止や滑落防止によいとされています。
顔にフィットするサングラス
流行りのデザインやブランド、コストパフォーマンスだけでサングラス選びをするのではなく、しっかり自分の顔にフィットするものを選ぶようにしましょう。
また、登山では足もとを見ることが多いので、うつむいても落ちにくい、軽くてフィットするサングラスにするとよいでしょう。
おすすめの登山用サングラスのご紹介
上記のサングラス選びのポイントをふまえて、おすすめの登山用サングラスをご紹介します。
[オークリー]サングラス Half Jacket 2.0 915304 POLISHED BLACK 日本 62-(FREE サイズ)
このモデルは、登山家の間で高い評価を得ているサングラスです。
偏光レンズに交換することで、眩しい山の斜面でも足もとをはっきり見ることができます。
日本人の骨格にもフィットする設計なので、登山の最中も違和感なく装着することが可能です。
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- UV(紫外線)99.9%カット
- 偏光レンズ:購入時にレンズ交換で可
AXE(アックス) サングラス 偏光レンズ UVカット ASP-495
目に有害な紫外線をカットするUV400プロテクションレンズ(目に有害とされる400nmの紫外線をカット)をつかっています。
また、偏光レンズも入っているため、雪山でもしっかり足もとを確認して登ることができますよ。
フレキシブルノーズパッドには、柔軟性のある素材を使用し、鼻の大きさに合わせて幅や角度調節が行えるため、顔にしっかりフィットしてうつむいても落ちにくいデザインです。
UV400プロテクション (目に有害とされる400nmに近い波長をカット)
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- 偏光レンズ採用 (素材:TAC)
- ラバーテンプル (フレームの先端に柔軟性のある芯材を採用)
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コールマン サングラス メガネの上から偏光サングラス オーバーグラス CO3012-1
サングラスをかけるときには、メガネをはずしてコンタクトにするという方が多いと思います。
ですがこのモデルは、メガネをしたままサングラスをかけることができます。
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- レンズカラー:スモーク(トリアセ偏光)
- 仕様:UVカット、偏光レンズ、アイガード
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スミス サングラス 偏光レンズ LOWDOWN SLIM 2 BLACK – POLAR GREY SMITH サングラス 日本正規品【C1】
平面的な日本人の顔にもしっかりなじむ黒縁のフェリントンタイプサングラスです。
骨格にフィットする設計のため、足場の悪い山でうつむいてもはずれにくくなっています。
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- 紫外線透過率:0.1%以下
- 偏光レンズ:97%以上
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。