フォイルウォータースポーツの種類とその魅力

 

フォイルの登場はウォータースポーツ全体を一変させました。

ほぼすべてのウォータースポーツにおいて、今までのオリジナルの他に、フォイルというカテゴリーが新たに誕生したことになるからです。

ここでは、フォイルを使用しているウォータースポーツと魅力についてご紹介します。

 

フォイルはほぼすべてのウォータースポーツ用ボードに波及

フォイルが波及した水上でのボードスポーツは、以下の通りほぼ全種目にわたっています(語頭にフォイルをつけて表記)。

前述したフォイルヨットをはじめ、フォイルサーフィン、フォイルウインドサーフィン、フォイルカイトボーディング、フォイルSUP、フォイルウェイクボーディングと多岐にわたります。

また、フォイルウイング、フォイルボディボーディング、シットダウンフォイリング(椅子付水上スキー)なども名を連ねています。

 

フォイルしか持ち得ないスピード性能と走行感覚が唯一無二の魅力

いずれのジャンルでも、フォイルにしか持ち得ない高効率なスピード性能と独特の走行感覚が大きな魅力といえます。

スピードについては最高速度の向上だけではなく、少ない推進力でも浮上するために高い速度が実現できるという効率の良さが大きな魅力です。

ボードが水面から浮上したときの走行感は、まさに“宙を浮いている”感覚です。

さらに、ボードが水面に当たらないため、振動や接水音がなく、浮上走行中はきわめて静かな世界が広がります。

この走行感覚はフォイルだけが持つ唯一無二の感覚といえるでしょう。

GUARD ガード フロートドライバックパック
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ウォータースポーツを激変させたフォイルですが、フォイルを体験するためには、まずはそれぞれのウォータースポーツをある程度マスターしておくことが大前提となります。また、フォイルは高強度のFRP製が主流で、翼の端は鋭利な道具が多いため、落水時の危険性は決して低くありません。さらに製品の価格も安くないため、はじめる場合はスクールを受講することがおすすめです。最近では、それそれのウォータースポーツのスクールメニューとしてフォイルがラインナップしているショップも多くあります。なかにはフォイルの感覚だけを味わえる体験コースを設定しているスクールもあるので、ぜひ利用してみてください。

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Greenfield編集部

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