※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
西沢渓谷は山梨にある渓谷で森林と渓流が織りなす渓谷美は日本でも有数の観光スポットです。また、渓流を囲む原生林はリラクゼーション効果が高く、森林セラピー基地に認定されております。今回は西沢渓谷の見どころを紹介します。

西沢渓谷の基本情報

西沢渓谷は山梨市にある渓谷で秩父多摩甲斐国立公園の一部になっており、国内屈指の渓谷美を誇る景勝地です。

滝や淵が連続して続いている渓谷は歩きやすいトレッキングコースが整備されているため、初心者でも歩きやすい軽装で素晴らしい景色を観ることができます。

 

トレッキングコースは反時計回りルートの一方通行が推奨

西沢渓谷の一周10kmのトレッキングコースは、反時計回りの一方通行が推奨されております。

大自然の渓谷美を見ながらのトレッキングは、日常の疲れを癒してくれることでしょう。

 

 

住所:〒404-0201 山梨県山梨市三富川浦

アクセス:JR山梨駅からバスで60分(西沢渓谷入り口下車)

中央道勝沼ICから60分

駐車場:市営駐車場(60台)  道の駅みとみ北側駐車場(200台)

その他:遊歩道は冬季間閉鎖(12月1日~4月28日)積雪の状況により変更あり。

所要時間:一周約10km・約5時間

山梨市観光協会公式サイト

 

 

西沢渓谷には魅力的な景色があふれている

 

奥秩父の国師ヶ岳を源流とする西沢渓谷は、清流が花崗岩を侵食し何年もの歳月をかけてできあがりました。

渓流を流れるいくつもの滝は、どこか神秘的な雰囲気を感じさせてくれます。

とくに、西沢渓谷の最深部にある七ツ釜五段ノ滝は「日本の滝百選」にも選定されておりその姿は圧巻です。

そのほかにも、西沢渓谷は「平成の水百選」「森林浴の森百選」「水源の森百選」などにも選定されており、たくさんの魅力があります。

 

西沢渓谷は春と秋がとくにおすすめ

西沢渓谷では渓谷ならではの四季の変化があり、それぞれに魅力があるのでぜひ各季節で何度も訪れてほしい場所です。

とくに5月ごろのシャクナゲと10月ごろの紅葉の時期は、たいへん人気で観光客も増える時期となっております。

  • 氷壁の見ごろ:1月中旬から3月中旬
  • シャクナゲの見ごろ:5月中旬から5月下旬
  • 新緑の見ごろ:5月下旬から6月中旬
  • 紅葉の見ごろ:10月中旬から11月上旬

 

 

西沢渓谷のハイキングコースとおすすめスポット

 

西沢渓谷のトレッキングコースはとても整備されており、初心者の方でも比較的歩きやすいようになっています。

起伏もさほど激しくないので体力に自信がなくても大丈夫。

一周約10kmのトレッキングコースは長いように感じるかもしれませんが、たくさんの見どころがありますので飽きることなく歩けるでしょう。

 

二俣吊り橋

 

二俣吊り橋は西沢渓谷入り口から歩き、西沢山荘をこえた先にあります。

吊り橋なので揺れますが、紅葉の時期は渓谷と紅葉が楽しめる絶景スポットのひとつです。

 

大久保の滝

 

大久保の滝は二俣吊り橋から約10分程度のところにあります。

落差は30mもある立派な滝です。

 

三重の滝

西沢渓谷 登山

 

大久保の滝からそんなに離れていない場所に三重の滝はあります。

名前の通り3段になっている滝です。

落差は10m程度ですが、三段に落ちる透明度の高い水が癒しをあたえてくれます。

 

竜神の滝

西沢渓谷 登山

 

竜神の滝は5mほどの滝です。

滝上部にある小さな滝壺から、下の大きな滝壺に落ちています。

下の滝壺は深さがあるのか濃いグリーンの色をしており、滝の上の木々との色のコントラストが素敵です。

 

恋糸の滝

西沢渓谷 登山

 

ロマンティックな名前の滝ですが、恋糸の滝は遊歩道の対岸にあるため少し見えづらいかもしれません。

落差は100mほどもあるようです。

 

貞泉の滝

西沢渓谷 登山

 

貞泉の滝は恋糸の滝の少し先にあります。

清流が何年もかけて侵食してきたのか、縦に長い滝壺が見られます。

落差は10mもないように感じます。

 

七ツ釜五段の滝

 

西沢渓谷の最深部にあるメインの滝です。

落差は30m程。

名前の通り、五段に落ちる滝の姿は圧巻です。

日本の滝100選に選定されている滝で、四季それぞれ違った顔をみせてくれます。

とくに紅葉の時期は滝との色合いが素晴らしいですよ。

 

不動の滝

西沢渓谷 登山

 

七ツ釜五段の滝の奥にあり、西沢渓谷の折り返し地点です。

上部には休憩場所とトイレもありますので、ゆっくりするのもいいかもしれませんね。

 

旧森林鉄道(トロッコ道)

西沢渓谷 登山

 

西沢渓谷の下山道には旧森林鉄道の線路の跡があります。

線路があった道なので帰り道は起伏の少ない道を歩くことができます。

トロッコの線路は三富村と塩山駅を結ぶ三塩軌道として14.5㎞の軌道を有していました。

動力は馬力だったとの事。

昭和8年から昭和43年まで木材の運搬に活躍していました。

とても歴史のある道なんですよ。

最後にネトリ橋に到着すれば、西沢渓谷の周回コースも終わりです。

 

 

西沢渓谷は都心からのアクセスもよく、日帰りで渓谷のトレッキングが楽しめる人気スポットです。整備された道は家族連れでも気軽に楽しめます。近くには温泉もたくさんあるので、ぜひ訪れてみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。