初心者のためのトレイルランニングの始め方
トレイルランニングを始めるには、まず事前準備、情報収集が大切です。
どんなギアを準備すればよいのか、どのような練習をすればよいのかなど、トレイルランニングの基礎を知るための情報を集めましょう。
また、トレイルランニングのマナーやルールを知っておくことも重要です。山には、走る人だけではなく、登山を楽しむ人や仕事をしている人もいます。
マナーやルールは山の環境を守り、周囲の人のため、そして自分自身をトラブルから守るためにも大切なことなのです。
天候にあわせた装備の準備と確認
山は天候が変わりやすく、さっきまで晴れていたのに、急に雨が降り出すこともあります。
天候の変化や標高によって気温も変化するので、着るものの調整も必要となります。また、思っていたより時間がかかり、周囲が暗くなってしまうと危険です。
身軽で走りたいとは思いますが、安全第一。荷物が多少増えますが、天候に関わらず、常に地図・雨具・ヘッドライトは携帯するようにしましょう。
ロードランで足を走ることに慣らす
トレイルランに挑戦する前に、ロードランである程度長い距離を走れるようにトレーニングしましょう。
トレイルランニングでは登りにフォーカスしがちですが、下山するにも体力が必要になるため、想像以上に体力や筋力を消耗します。
そのため、まずはロードランで走ることに足を慣らしておくことをおすすめします。
トレイルランニングのコース設定
最初はどう走って良いかわからないものですが、山の経験を積むことが、トレイルランニングに慣れる近道です。
しかし、最初から自分のレベル以上の難しいトレイルランニングコースを走ると、結局辛くなり楽しめなくなってしまいます。
そこで、どのようなステップでトレイルランニングのコースを設定していくかご紹介します。
トレイルランニングのコース設定①土の上を走る
ロードランとは違い、トレイルランニングは平らな道ではありません。舗装されていない道や、アップダウンの激しいコースを走ります。
そのため、まずは街中にあるトレランのようなコースで走ってみることがおすすめです。土の柔らかさを足で感じながら走るトレイルランニングの感覚を得ることができます。
まずは平地で10km走れるようになるのが目標です。
トレイルランニングのコース設定②丘陵・低山
山に挑戦するには、何かあった時に、山からすぐに帰ることができるコースを選びましょう。
急な天候の変化や疲労、体調不良、怪我をした時などに、すぐに対応できるようにするためです。
エスケープルートをいくつか設定でき、ケーブルカーやリフト、ロープウェーなどが利用できるコースを選んでおくと、疲労困憊でもうこりごり…という事態を避けられるでしょう。
トレイルランニングのコース設定③登山道
登山道は、自分のレベルにあった距離や高低差でコース設定することが重要です。
登山道が広めで空いている、トレランの大会が開催されたことがあるなど、トレイルランナーに人気のある山を選ぶと走りやすいでしょう。
駐車場やバス停などから登山道へアクセスする体力も必要になため、余裕のあるコースを選びましょう。
初心者におすすめのコースを紹介していますので、こちらの記事もぜひご覧ください。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。