世界で唯一久米島だけに生息するホタルを観察できる貴重なチャンス
「クメジマボタル観賞会」を久米島ホタル館で開催
沖縄本島から西に100kmの場所に位置する久米島では、4月上旬~5月上旬まで「クメジマボタル」を観察することができます。
クメジマボタルは、世界で唯一久米島だけに生息するホタルで、沖縄県の天然記念物にも指定されています。
しかしクメジマボタルは、2016年に国内希少野生動植物種に指定されるほど、年々減少している現状もあります。
そこで久米島ホタルの会では、2001年から18年もの間クメジマボタルを守るために活動をし続けています。
このイベントは、ホタルの会の専門知識を持ったガイドが案内する、貴重なクメジマボタルの光を観賞する幻想的な観賞会です。
久米島の豊かで清らかな流れを象徴するクメジマボタルの光を、ぜひ一度観に来ませんか。
4月19日(金)には、久米島ホタルまつりも開催。
ダンスに和太鼓、民謡ライブやなどが歩行者天国の会場で繰り広げられます。
活気あふれる地元屋台も並び、無料の黒糖づくりもでき、沖縄ならではの体験も。
*ホタルは自然の生き物です、天候により出現に変動があることをご了承ください。
クメジマボタルとは
琉球列島でただ一ヵ所久米島だけに棲息するゲンジボタル、それがクメジマボタルです。
雄は一斉に光りながら飛び立ち、まるでクリスマスツリーの電飾さながらに集団で光をシンクロさせる集団同時明滅を行います。
雌は明け方に光りながら移動して、川辺のこけなどに集団産卵するという他のホタルにはない特徴を持っています。
クメジマボタルの雄は集団で一斉に光を発生させるため、いくつもの小さな光が暗闇を照らします。
久米島ホタルまつり
日時:4月19日(金)16:30~21:30
場所:じんじんロード商店街
<久米島ホタルの会とは>
久米島ホタルの会は、ホタルの棲む環境を蘇らせ、ホタルとホタルに繋がる在来の生きものを保護し私達人間を含めた健全な生態系を保全することを目的に活動しています。
クメジマボタルをはじめ、久米島の生き物は「島の宝」です。
その宝を生かして、久米島の生活を成り立たせていくことは、持続可能な社会をつくることになると思います。
久米島ホタルの会を通じて、会員のみならず島の人みんなで自然を感じ取り、久米島の宝を守り、自然を生かした社会の形成ができる大人や子ども達を育んでいきたいと考えています。
https://kumejimahotaru.jimdo.com/
久米島までのアクセス
那覇空港から飛行機で約30分(1日7便)
那覇・とまりんからフェリーで約3時間半(1日2便)
■イベント概要
タイトル: クメジマボタル観賞会
開催日時: 2019年4月21日(日)~5月6日(月)要予約
開催時間: 19:30~20:30
集合場所: 久米島ホタル館
料金 : 大人(高校生以上)3,000円、
小人(小・中学生)1,500円
幼児500円
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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