雨キャンプ時の服装選びのポイント
雨キャンプ時は体を冷やしてしまわないよう、防水性・浸透性に優れたアイテムを選びましょう。
また、レインウェアなどの中には、コンパクトに収納できる商品もあります。そのような商品を選ぶことで、常に持ち運べるため、突然の雨にも対応できます。
雨キャンプにおすすめの服装やアイテムを次の章で紹介していますので、雨キャンプの服装選びで悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。
雨キャンプ時におすすめの服装とアイテム6選
ここからは、おすすめの服装についてご紹介します。
レインコート
レインコートは後ろの丈が長く作られていて、リュックサックを背負った上からでも簡単に着られる巾着スタイルがおすすめです。自分の体だけではなく、リュックサックが濡れないようカバーしてくれるので、急な天候の変化にも対応できます。
また、背面にリフレクターがついているレインコートもあるため、夜道でもより安全に歩けるでしょう。
レインブーツ
雨の日でもレインブーツがあれば、雨水が靴の中に染み込むことはありません。靴の中に雨水が染み込むと、とても不快で気分も下がってしまいます。
また、自然の中にあるキャンプ場は、雨が降ると地面がぬかるんで滑りやすくなるので、気を付けなければいけません。レインブーツを選ぶ際には、防水に優れ、滑りにくいものを選びましょう。
ダウンジャケット
ダウンジャケットは防寒保温に優れているため、肌寒い雨の日や、冬の季節のキャンプにおすすめです。寝袋の中にダウンを着て就寝すれば防寒対策になります。ダウンジャケットには撥水タイプのものもありますので、雨対策として撥水仕様のダウンジャケットを選びましょう。
レインアウター
吹き抜ける風から身体を守るアウターにも防水性はもちろん重要です。防水性に優れたアウターは、急な雨にもレインウェア代わりになりますので、雨対策としてキャンプ時に着用しておきましょう。
バックパックカバー
リュックサックが、雨で濡れるのを防ぐカバーです。もともと付属としているケースもあるため、バックパックを購入する際は事前に確認しておきましょう。
防水キャップ
雨で髪の毛や顔が濡れないようにするための防水キャップです。設営時や撤収時などなかなか傘をさせない場面では、普通のキャップやレインウェアのフードだと、フードで視界が遮られたり、雨水が染み込んで不快な気分になったりすることがあるでしょう。
その点、防水キャップは防水加工がされているため、水が浸透することなく多少なりとも雨を防げますよ。
雨キャンプ時の必需品6選
ここでは、雨キャンプ時の必需品についてご紹介します。雨対策として下記のアイテムを常備しておくことがおすすめです。
- テント、タープ
- ゴミ袋
- 傘
- ガスコンロ
- タオル
- ブルーシート
それぞれ紹介します。
テント、タープ
雨キャンプでは広々としたスペースを確保ができるテントやタープがおすすめです。雨の日でも、広いリビングスペースがあれば快適に過ごせます。
また、タープがあれば雨の日に焚き火をすることも可能です。その際には耐火性のすぐれたタープを選びましょう。
ゴミ袋
雨で濡れた際テントやタープ、シート類を持って帰ることになります。泥まみれになって車などを汚してしまう恐れがあるため、汚れ物をいれておく用に袋も用意しておきましょう。
袋を用意する際、大型のゴミ袋を持っていけば撤収時にテントやタープや汚れ物を収納できるだけでなく、ゴミの回収にも活用できるため一石二鳥です。使う際には穴があかないように二重にしてつかうようにしましょう。
傘
傘はトイレに行く時や、食器を洗う時、散歩に行く時など少しテントから出るタイミングなどに便利です。外出する際、毎回カッパを着るのは少し面倒ですが、傘なら簡単に広げられるのでつかいやすいでしょう。
傘を選ぶ際は、持ち運びに便利な折りたたみ傘がおすすめです。
ガスコンロ
雨の日は、火を起こして調理することは難しいですが、ガスバーナーやコンロがあればどこでも調理できるので、持参しておくことがおすすめです。ガスが無くなった時のため、ガス缶も忘れずに持っていきましょう。
タオル
テントに入る時に足を拭いたり、濡れ物や汚れ物を拭いたり、撤収時にキャンプ用品を片付ける時に拭いたりできるため、タオルがあると何かと便利です。雨の可能性がある場合は、タオルはいつもより多めに持って行きましょう。
ブルーシート
ブルーシートは防水性が高いので、雨の日に役に立ってくれます。タープの代わりとして、荷物を濡れないようガードしたり、車内が濡れないようカバーしたりしてくれます。
雨の日にブルーシートも持って行くと、いざという時に便利です。
雨キャンプを行う際の注意点
雨キャンプには、重大な事故につながる危険性も潜んでいます。その危険を避けて楽しいキャンプを過ごすために、いくつか注意点がありますので確認しておきましょう。
まず、雨キャンプにおいてとくに気を付けなければいけないのは、河川の増水です。一気に大量の水が押し寄せてくる可能性があります。そのため、雨の日は河川の近くにあるキャンプ場は避けましょう。
また、崖付近だと土砂崩れの可能性も考えられます。降水量が多い日ほど崖や斜面に近い場所は避けるべきです。少し離れたくらいでは、落石や倒木が直撃する可能性もありますので、崖や斜面からは十分距離を取りましょう。
さらには、テント内にも危険があります。密室になっているテント内では、火気を扱ってはいけません。ガスが充満したり、燃え移ったりする可能性があります。
テントやタープに雨水が溜まると、その重みで倒壊する恐れもありますので注意しましょう。大切なのは、雨水が溜まらないように組むことです。設営時にできるだけたるみを作らずにしっかり張ることで、雨水が溜まるのを防げます。
万が一テントが雨水の重みなどで破れてしまった場合には、ダクトテープなどで補修できます。事前のメンテナンスを怠らず、壊れる心配のない道具を持っていくことが望ましいですが、もしものことを想定し、補修テープを持っていくことをおすすめします。
こちらの記事では、登山やアウトドアで役立つ強力補修テープ「ウルトラハードパーフェクトテープ」を紹介しています。あわせてご確認ください。
また、雷が発生した場合は車や建物に避難してください。テント内では危険ですので、もし雷が発生したら建物や車の中に避難しましょう。
キャンプをする際に必ずチェックすること
キャンプをする際は、10日後の天気を随時チェックしましょう。あらゆるサイトやニュースでその日の気温、天候を確認します。
また、足場の情報確認も行いましょう。砂地か芝生かなどでも足場に違いがあります。ぬかるみがひどい場所はキャンプ用品を汚す可能性がありますので、雨でもキャンプができそうな場所か判断する基準になるでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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