タイヤのチェックはメンテナンスの第一歩
ロードバイクを快適に乗るためには定期的なメンテナンスが必要。なかでも、まずチェックしたいのがとくに消耗が激しいパーツのタイヤです。
適正空気圧なら乗り心地もバツグン
ロードバイクの場合、空気をいれるだけでなく、適正な空気圧を保つ必要があります。適正の空気圧にすることで乗り心地もよく、タイヤがパンクしにくい状態にしてれます。
タイヤの状態をチェックすることが大切
タイヤをチェックすることで摩耗や路面と接触する部分である、トレッドの状態もわかります。
摩耗が激しいと、パンクやバーストのリスクが高くなりますし、トレッドがすり減ると、安定した走行ができなくなったり、スリップしやすくなります。
タイヤの状態をしっかりとチェックをし、パンクやスリップ対策をしておくことも重要です。
タイヤのメンテナンスのポイントは3つ
ロードバイクのタイヤをメンテナンスするポイントをご紹介します。タイヤのチェックは、乗る前と後の両方が理想的ですが、難しいようなら少なくとも乗った後にチェックするようにしましょう。
メンテナンスポイント①タイヤに異物が刺さっていないかチェック
タイヤを軽く拭いた後、一周ゆっくりと回しながらタイヤをよく見てみましょう。このときに、石や尖った異物がタイヤに刺さっていないかをチェックします。
異物が刺さっていたらそれをとって、タイヤに大きなダメージがないかを確かめましょう。
メンテナンスポイント②適正な空気圧に空気を入れる
タイヤの空気を入れるときに空気圧もチェックして、適正な空気圧になるように調整して入れましょう。適正空気圧は、タイヤに明記されていることが多いので、確認をして空気圧を入れましょう。
空気圧には、bar、PSI、kPaなどの単位がつかわれています。空気圧は高すぎるとバーストする危険性がありますし、低すぎてもペダルが重くなるリスクがあります。
メンテナンスポイント③3,000kmを超えたらタイヤ交換が必要
タイヤは3,000〜5,000kmほど走行したら、交換の時期といわれています。
乗り方やどこを走るのかによっても違いますが、これくらいの距離を目安に交換用のタイヤを用意しておいたほうがよいでしょう。
ロードバイク最新タイヤのおすすめ
クリンチャー、チューブラー、チューブレスタイヤに分けて、おすすめのタイヤをご紹介します。
クリンチャータイヤのおすすめ
パナレーサー 700x25C
「軽い走りをもっと気軽に」をコンセプトに開発されたタイヤ。軽さと耐パンク性能が高いミドルクラスモデルです。
サイズもいろいろとあるので、自分のバイクに最適なタイヤが見つかります。
ビットリア コルサG2.0
透明なシート状のピュアカーボンでできた素材「グラフェン」を使用したタイヤ。軽量で、高い弾力性と柔軟性を持っていて、グリップ性能もバツグン。レースにもおすすめのタイヤです。
ピレリ P7 Sport 700C
ロングラン性能とグリップ力、耐久性を重視したプロコンパウンドのタイヤ。レースのトレーニングやフィットネスのためのライディングに理想的です。
サイズも700x24C〜32Cまでそろっています。
コンチネンタル Ultra Sport 3 Black 700x25C
しなやかさと耐久性バツグンのスタンダードモデル。グリップ力、走りやすさ、コスパなどのバランスがよく、安定感のある走りが可能。
トレッドも、モダンでシャープなデザインに変更され、よりつかいやすくなっています。
チューブラータイヤのおすすめ
ビットリア ラリーRVC 700
長い期間使用できる耐久性を持ったチューブラータイヤ。重量を抑えて、グリップ力があるコットンケーシングを使用。
耐パンク性としなやかさを持ち、レースにも対応できます。
パナレーサー プラクティス 700×25.0
レースのトレーニング用に最適なタイヤ。コスパに優れていて、バルブコアの着脱が可能な2ピース仏式バルブなので、エクステンションバルブの装着がスムーズです。
チューブレスタイヤのおすすめ
IRC ロードライト
フォールディング仕様のビードを採用して軽量なエントリーモデル。トレッドゴムには、耐摩擦性の高いコンパウンドを採用、低転がり抵抗と耐久性も高いです。
ケーシングには、しなやかな走りの120tpiを使用しています。
シュワルベ プロワン 700x25C
新開発のカーカス構造「スープレス」と新コンパウンド「アディックレース」を採用したハイエンドモデル。
軽量で転がり抵抗を低減、そして耐パンク性をアップさせるVガードを採用し、よりコントロールしやすく安全性も高くなっています。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。